2023年04月07日
アンチハイジャッキング機能
この記事はマニアックで文章が長いので
時間の有る方だけご覧いただければと思いますm(_ _)m
あまりよろしくない表現があったので修正いたしましたm(_ _)m
また、私は海外在住なので日本の技適の適合対象外です^^;
酔っ払いなので妄想が入っていますので
情報の信頼性はわかりません(笑)
↓それでもお時間の有る方はこちらから・・・
お時間の有る方という前提で・・・
車の乗っ取りといえばハイジャック(カージャック)ですが、
通常のセキュリティは一般的にスタンドアロン型と言われており
エンジン停止時に車両単独で車両盗難を防止するものであって
セキュリティOFF時(ディスアーム時)のエンジン始動状態での
ハイジャックには対抗出来ません。
アメリカでカーアラームが浸透していく中で(10年以上前)
駐車状態の盗難から
ハイジャックに移行していっていると聞いたことがあります。
1代目セキュリティではハイジャックに対応していませんでしたが、
2代目セキュリティからハイジャック対応になりました。
当然3代目セキュリティでもハイジャックに対応しております。
2代目セキュリティはアンチハイジャックモードを解除するために、
バレットスイッチを押さなければならず結構面倒^^;
バレット(Valet)と言うのは今はもう少なくなっているかもしれませんが、
一般的にホテルのボーイを表す言葉で、
ここで言うバレットマン(Valet man)とは車でホテルに行った時に
車をエントランス前に止めたら車を移動してくれる従業員の事です。
ある程度のホテルであれば車をエントランスに止めると
バレットマンが車を駐車場に移動してくれるのです。
バレットマンが迎えに来てくれたら、
車の所有者はセキュリティをバレットモードに入れるのが一般的です。
バレットモードとはセキュリティが完全OFF状態の状態で
鍵だけで(リモコン無し)車両を動かすことの出来る状態です。
この状態は車を整備工場に預ける時にも入れるのが一般的です。
バレットマンには車の鍵だけを渡して、
セキュリティのリモコンは渡しません。
リモコンは無線局なのでコードをジャックされないとも限りませんからね。
セキュリティがディスアーム状態も
一時的にセキュリティがOFF状態ですが、
バレットモードとの違いは設定にも寄りますが
ディスアーム状態はエンジンを掛けてから停止すると
アーム状態に戻る場合もあるのに対して
バレットモードはバレットモードを解除しない限り
セキュリティはアーム状態にならないという違いがあります。
また、ディスアーム状態ではアンチハイジャックモードが動作している場合
エンジンを掛けている状態からドアを開けると
アンチハイジャックモードが作動するのに対して
バレットモードはアンチハイジャックモードも完全OFF状態になる
という違いがあります。
ホテルでバレットマンが来てセキュリティをバレットモードにすると言うのは
何かあったときの全責任はホテル側が取ってくれるという信頼の証です。
(絶対に何もないという信頼の証かと思います)
また、エントランス前に止めた車の移動もバレットマンが行ってくれます。
所有者が荷物を持ってホテルの中に入っていくと
バレットマンは車を駐車場に移動させます。
駐車場は倉庫で言う先入れ後出しで、
チェックイン順がチェックアウト順とは限らないので
バレットマンはチェックアウトされるお客様の車を
その前に止めている車を動かしてエントランス前に移動させます。
バレットモードの説明はこの位にして
アンチハイジャックモードの説明を・・・
あまり詳しく紹介は出来ませんが、
2代目セキュリティ(10年以上前に取り付けたもの)と
クリフォードのAvantGuardのブラックジャックを例に
一般的なアンチハイジャックモードを紹介したいと思います。
まず、駐車状態はセキュリティがON状態(アーム状態)になっています。
この状態からリモコンのアンロックスイッチを押したり
車両に近づいたりする(PKE)とセキュリティがOFFになりアンロックになります。
(PKE=Passive Keyless Entory)
アンチハイジャックモードをONにしている場合、
この状態ですでにアンチハイジャックモードに入っています。
ドアを開けて運転席に座り、
ドアを締めたときから2段階目のアンチハイジャックモードに入ります。
この時、車に乗る人すべてが乗り込んだという前提になります。
最後に乗り込んだ人がドアを締めると
アンチハイジャックモードは3段階目に入ります。
全員が乗り込んで全てのドアが閉まった=通常の運転状態となりまして
セキュリティは3段階目に入っている状態となります。
次のトリガーはドアを開けた状態というのは
車に載っている状態で犯罪者が
”ドアを開けろ”
と言われている状態で逃げるしかない状況となります。
ここでドアを開けるとアンチハイジャックモードが4段階目に入ります。
4段階目は所有者が外に逃げて犯罪者が運転席に乗り込んで
犯罪者が車両を動かしている状態となります。
この状態で4段階目に突入してから所定を操作を行わなければ
アンチハイジャックモードは5段階目に入ります。
5段階目はセキュリティのサイレンが発報し
ハザードランプが点滅している状態となります。
更にセキュリティに対して所定の動作を行わなければ
アンチハイジャックモードは6段階目に入ります。
6段階目は車両の速度であったりエンジン回転数が一定の条件を下回った時に
(高速走行時は危険なので低速走行時のみ動作する)
エンジンを不動状態にするという信号が送られます。
この時、車両と所有者は離れた位置にいるので
所有者に危険が及ぶことは少ないと考えられます。
これは盗難に会うかもしれないけれど取り戻せるということになるかと思います。
これらの途中の段階でバレットスイッチで所定の信号を送ると
アンチハイジャックモード(ブラックジャックモード)が解除される
という仕組みになっています。
アンチハイジャックモード(ブラックジャックモード)はたしかに
ハイジャッカーから車両を守れますが
なにせ面倒^^;
なので2代目セキュリティから10年が経過すると
アンチハイジャックモードも進化していました。
あんまり詳しく書くとそれを回避する方法になってしまうので
この程度で止めておきます^^;
で、3代目のセキュリティですがこれまで説明したのと同じトリガーがあります。
車両運転中にドアを開けて所有者が車の外に出たと同時に
アンチハイジャックモード入ります。
ここからの説明は今までの何段階目というのと全く違うので
改めて読み替えてもらえると助かります。
この時セキュリティのLEDが高速で点滅します。
この状態は3代目セキュリティでアンチハイジャックモードの1段階目となります。
この状態から所定の時間が経過するとセキュリティはスマートキーがPKEの範囲にあるのかを探します。
この状態でアンチハイジャックモードの2段階目となります。
この状態でスマートキーを所定時間PKEの範囲になければ
アンチハイジャックモードは3段階目に入り
ハザードが点滅し、サイレンが鳴り続け、エンジンが強制停止状態になります。
この状態にするにはPKEモードをONにしている状態で
ポケットにスマートキーを常に入れていて
かつ、スマホもポケットに入れているという状況ですが
そもそもハイジャックに会うという状況のほうが特殊なので
運転中にスマホを触るという状況のほうが異常なので
スマートキーもスマホもポケットに入れる状況を作るほうが良いように思います。
私の3代目セキュリティでもデフォルトではアンチハイジャックモードはOFFになっています。
これをONにするにはジャンパーピンの変更が必要となるので変更しています。
なにせ、スマートキーをポケットに入れているだけで
車に近づくとPKEでドアがアンロックして
車から離れるとPKEでドアがロックして
アンチハイジャックモードにも入るというのは
便利だしセキュリティ製がとても高まりますよね。
カーアラームの配線図、諸元説明など日本語訳しまして運用していますが
とりあえずの配線を行っただけで
色々バージョンアップ出来そうなので今後に楽しみです(^o^)
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JZX100 Chaser TourerV TRD | クルマ
Posted at
2023/04/07 22:25:59
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