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2024年12月20日

タービン交換と馬力とトルクと・・・

タービン交換と馬力とトルクと・・・ タービン交換を予定しているわけではありませんが、
24年使ってきた純正タービンも永久に使えるわけではないので、
いつかはメンテナンスの一環として交換が必要になると思います。

インタークーラーが純正なのでそれほどブーストを掛けられるわけではありませんが、
(一度だけオーバーシュートで1.5 x 100kPa迄出たことがあります^^;)
それでもインジェクターを交換して、
ブーストアップを行って(1.6 x 100kPa程?)
500馬力弱出せるというのは魅力的です。
RC-Fと同程度か~^^;

ですが、電子制御がついていない分(完全OFFに出来る分こっちの方が危険(-_-;)

ところで、馬力の話が出てくると必ずと行っていいほどトルクの話も出てきて、
中間域でトルクで引っ張って~とか
上は馬力で~とか言われますがすごく違和感が・・・(-_-;)

私は
トルク(=回転力)=加速力
馬力(=仕事量)=最高速度
のイメージを持っています。

わかりやすく馬力が大きいほうが偉いというイメージがありますが、
大切なのはエンジン回転数ごとのトルク特性だと思っています。

そのエンジンがどれだけ早いのか?というのは
ギア比が絡んできますが、
何回転数でトルクのピークが出て、
それがどの回転数まで続くのか?
ということになると思います。
所謂パワーバンドというやつですね。


純正タービンの場合、
カタログ値では378N・m/2400rpmですが、
6000rpmまで回すと15%程トルクが下がるようなトルクカーブを描いています。
これが上が回りにくいと言われる所以でしょうかね?

TOMEIの生産終了したARMS M8280の場合、
580N・m/3500rpm程のようですが、
15%程トルクが下がるのが6500rpm程なので、
純正タービンよりも上が回りやすいと言われるのでしょうね。

HKSのGT-ⅢRSはトルクカーブがHPで公開されていないのですが、
馬力=トルク×回転数
から逆算すると
600N・m/3000rpm
630N・m/3500rpm
620N・m/4000rpm
・・・
575N・m/5500rpm
530N・m/6000rpm
495N・m/6500rpm
455N・m/7000rpm
のようで、
15%程トルクが下がるのが6000rpm程なので、
純正タービンよりトルクが上がっているものの、
トルクピークの回転数から見るとあまり回しすぎてもトルクが出てきていないことになります。

一方、RC-Fの諸元を見てみると、
535N・m/4800rpmとのことで、
15%程トルクが下がるのは上が7000rpm超え、下が3500rpmということから
もっとピーキーなのかと思いきや案外パワーバンドが広いのですね。


ここで、さらっと馬力=トルク×回転数と述べまして、
エンジンパワーのわかりやすい指標の馬力ですが、
元はトルクで有ることがわかります。

自動車レースで有名なF1ですが、
最高回転数15000rpmで800~1000馬力を出すとされていまして仮に計算すると
500N・m/14000rpm
とトルクはタービン交換した1JZ-GTEよりも、RC-Fよりも低く
とんでもないトルクが出ているわけではないことがわかります。
回転数は市販車からするととんでもないですけどね^^;

ということで、エンジン出力のわかりやすい指標である馬力も
回転数が高いところでトルクがあれば馬力は上がるということになります。


純正タービンに話を戻すと
378N・m/2400rpmの時には130馬力となります。
トルクカーブを見ると高回転になるにつれてトルクが減少していきますが、
仮に7000rpm迄トルクが続いたとすると
378N・m/7000rpmで376馬力^^;
純正よりも100馬力Up(・・;)

HKSのGT-ⅢRSで
630N・m/3500rpmの時には310馬力となり・・・
純正と比べて倍以上でしたか(-_-;)
仮に7000rpm迄トルクが続いたとすると
630N・m/7000rpmで630馬力^^;


実際には高回転時にエンジンに吸い込まれる空気の充填率が下がるため
そうならないのは現実なのですが、
エンジンにうまく空気を押し込むことが出来たら
馬力というのは回転数に比例して上がることになります。


気が向いたときに峠にドライブに行ったり、
県外に出かけるときに乗るという使い方で
タービン交換することになるのはいつになるのでしょうかね?^^;

でも、どうせタービン交換するなら
ブーストアップでキャパの大きなタービンにしたいですね(^^♪
ブログ一覧 | JZX100 Chaser TourerV TRD | 日記
Posted at 2024/12/20 22:16:33

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この記事へのコメント

2024年12月21日 0:40
どうせなら大きいタービンでゲートで抜きたいですよね😃排圧が0.3も有れば1キロ掛けても0.7しか入らない😭
馬力=トルク×回転数÷716ですね~
コメントへの返答
2024年12月21日 8:30
確かに、ボンネットを開けてタービンが見えるというのは魅力的ですよね(^^)
私の場合、それをしようと思うとTRDのバンパーがかなり薄くなってしまうんですよね~^^;
なので、インタークーラーは純正のままでいこうかな・・・
まぁ、バンパー変えて前置きインタークーラーにするという方法もありますが・・・
単位はトルク2種類と馬力2種類(厳密に言うと3種類)が有るので今回は省きました^^;
2024年12月21日 21:57
自分もリフレッシュ兼ねて乗りやすいと評判のGT3RSにして念の為セッティングも乗りやすくピークパワーは要らないから極力下から出るようにしてもらいましたけど、それでも慣れてしまった純正の低回転からフラットにくるトルク・パワーの乗り味からするととても町乗りは乗りにくく感じて、、すぐカムも入れてさらに下側に振ってもらい、ギリ許容出来る範囲まできました。
純正はホント乗りやすい考えられた設計なんだなぁ…とつくづく思いましたよ(笑)
私はサーキットのガチ勢でもないのでたぶん次変えるとしたらハイフロータービンか純正にダウンさせますね〜
コメントへの返答
2024年12月22日 21:41
GTⅢRS・・・良いな~(-_-;)
純正タービンってホントに下からビンビンきて良いって言われていますよね。
私の場合、インダクションボックスを作成してようやく純正タービンの下からくる感じを体感できるようになりました^^;
GTⅢRSはやはりサーキット等向けのようですね^^;
ハイフロータービン・・・
いつか交換する時まで悩みますね~^^;
2024年12月21日 23:10
ノーマルタービンで
コンピューター変えて
ブーストアップに
していましたが
そこそこ馬力出てましたが
もう少し上が欲しかったです

今は2GRの車ですが
そこそこ速いです😊
コメントへの返答
2024年12月22日 21:55
ノーマルタービンって上が・・・と言われることもありますが、タービン交換を行うとその下の良さに改めて気がつくようですね(^^)
下も上も・・・悩ましいですね(-_-;)
いつかは変えるタービン・・・何にするかな~(-_-;)
V6良いですね~(^^♪

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