エンジンマウント交換

ほとんど思いつきで交換しました。

ボルトが緩めばそれほど難しくは無いです。
緩まないから問題なのですが・・・

エンジンをいっぱいにジャッキアップすればストレートメガネは必要ないです
自分が使ったのは普通のテーパーが付いたメガネレンチセット（17mmは2つあります）と延長工具です。
一般的なテーパーの付いたメガネでのやり方を書きます。

手順は
１、エンジンをジャッキアップするために支障になるものを外す（タワーバー・インテークパイプ・エンジンダンパーがあればそれも）
２、フロントをジャッキアップしてウマをかける
（自分はギリギリ必要なかったけど延長工具を使用するとフロントタイヤが支障になる恐れもあるのでホイールナットだけ緩めておいたほうがいいかも？）
３、付いているならメンバーブレースのフロント部分、それにミッションのアンダーカバーを外し、エンジンマウントとメンバーを接続しているボルト14mmを外す。
４、ミッションとエンジン接続部をいっぱいにジャッキアップ（エンジンマウントとメンバーを固定していたねじが抜けるくらいまで上げる）して作業スペースを確保する
５、エンジンマウントとエンジンを固定しているボルト17mmを計6個外す（非常に硬いのでロングのメガネを使うか何らかの延長工具を使ったほうが良いです。ブレーカーバー等は入らないので無理）
６、エンジンマウントを抜き出して交換する（エンジンに固定しているボルトさえ外せば簡単に抜き出せます。ステーとマウントを固定しているボルト14mmはステーを踏みつけてブレーカーバー等で緩めればOK）
７、逆の手順で取り付ける（エンジンに固定するボルトは液体ガスケットが塗ってあるので掃除して再塗布してやる必要があります）

エンジンマウント交換で一番苦労するエンジンに固定されているボルト、メガネがかかっているボルトが一番面倒なボルトです。

他の2本は後ろ側（画像の上側）からのアクセスで特に問題なく（硬いですが）延長工具等を使用して緩められますがこの1本だけは前側
（画像の下側）からのアクセスになります
しかも本当の真ん前にはオイルパンがあるのでホイールの辺りからのアクセスになります
さらにエンジンとメンバーの間でボルトを緩めるためテーパーの付いたメガネレンチだとエンジンを目いっぱいにジャッキアップしないとレンチがメンバーに当たるので緩められません。
おそらくここら辺がストレートメガネが必要といわれるところだと思いますがジャッキアップしてしまえば問題ありません。
ただし、ここのボルトを緩めるのに延長工具を使用すると延長工具の長さによってはホイール（というかタイヤ）が邪魔になるかもしれません。
自分はギリギリいけました

ついでに言うとレンチを振る幅も小さいです
振れる角度は20度くらいかな？
自分の使っていた安物レンチの1ピッチ分ギリギリ
17mmレンチ2本あった方が微妙なボルト頭の向きの調整ができるので便利です。
メガネレンチセットなら17mmは大抵2本あるのでそれでOK

今回使った延長工具

今までブレーカーバーを使用していましたがスペース的にどうしても入らないので始めて使いました

ホームセンターに売っていたのぼりなどを立てるための鋼製のパイプ
一般的な単管パイプだと太く（φ48？）、長さも1mもあるので取り回しし難いと思いこちらにしました
φ30位の長さは60cm位かな？
17mmレンチの反対側19mmのメガネがちょうど入る太さでレンチの固定も楽でした。
値段は単管パイプと同じ500円くらい

この手のものを購入するのはカインズホーム最強です
昔からいろいろなホームセンターを回っていますが品揃え、バラで売っているなどDIYにはカインズ最強ｗ
今回もカインズホームで見つけました。。。

運転席側のマウント
左が流用したFCのマウントで右が付いていたマウントです。
細かなヒビは入っていましたが裂けてはいませんでした。

助手席側