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あと２日で2020年も終わりですね。

福岡も今日から雪になるとのこと。初雪ではありませんが今年最後にまとまった雪が降りそうで積雪予報も出ています。昨日まで暖かかったのですが、今日は朝から徐々に気温が下がっており冷え込んできています。

さて、タイトルですが、今自宅でゲンゴロウを飼っております。
そもそものきっかけは11月上旬、自分の実家のバケツにゲンゴロウがいた事に始まります。母が見つけて、捕まえてきたゲンゴロウをバケツに入れたままにしてしていたのかと思ったんだそうです。自分は実物を見たのは数十年ぶり、息子に至っては初めて見るゲンゴロウ。どこからか飛んできて餌もないバケツの水たまりに入っていたんでしょうね。



ゲンゴロウは自分が子供の頃は珍しいものではなく田んぼや用水路にいたものですが、今では準絶滅危惧種です。11月ということもあって虫は冬眠する時期だし餌も肉食だと思っていたので飼うのは難しいだろうと思いいつでも飛び立てるよう外の金魚鉢に入れておきました。



後になって準絶滅危惧種であるものの飼うことはできること、餌は幼虫の頃は獰猛で人にでも喰いつくくらいの肉食だが成虫は死んだ魚等を主に食べるため餌を選ばないこと、冬眠せず越冬する（２～３年は生きる）ことなどがわかりました。ただそれを知った時はすでに数日経っていたのでもうどこかへ行っただろうと思っていました。

ところが今月になって金魚鉢を掃除してみると、なんと居心地が良かったのかちゃっかり住みついているではないですか！息子と川で捕まえてきた小魚やその餌があるから食べ物に困らなかったんでしょうか？
虫や魚が好きな息子に訊いてみると飼いたいというので、外ではなく家の中の水槽で飼う事にしました。



今現在も水槽の中を自由に泳いでいます。冬は動きが鈍くなったりするのかと思ったんですが本当に冬眠しないんですね～。一応魚も入れていますが襲うことなく共存しています。魚の餌か一緒にいる貝でも食べているのでしょうか。

ゲンゴロウは大きい後ろ足を羽のように広げて泳ぐのでその姿がなんとも愛嬌があります。体調2センチほどの小型種なのでたまに物陰に隠れどこに行ったか分からなくなりますが、たまに顔を出してくれると癒されますね。