銀2郎のブログ一覧

「・・・ お降りの方はお忘れもの、落とし物のございませんよう お確かめ願います！・・・」

と毎度言っててもバスの車内には忘れものが時としてあります。


傘、手袋、スマホ、鍵、財布、お土産、パンやお菓子・・

どういうわけか、車内で着替える人もいて、脱いだモノがそのまま置かれて（置き忘れて）ることもありました。



もちろん、見つけたら
日にち、路線 ＆ 時刻、発見場所を記して保管しておきます。

連絡があって引き取りに来る方、来ない方、まあ、いろいろですけれども。


半年ぐらいとかの頻度で実用品（主に傘ですが）ならば所内で " 在庫整理処分 " されたりもします。

傘1本10円とか。

おかげで銀チには傘が10本ぐらいあります（笑）。



注意喚起してもなくならないのが忘れものですねー。



6日の日曜日は仙台便でした。

座席予約制の仙台行きは満席でした。

キャリーバッグの数が多く、お腹のトランクはほぼ満杯。

42人中38人が仙台駅で降りました。

銀と先輩はせっせとトランクからバッグを出して並べます。

と、最後に降りてきた若い女性が戸惑った表情で 「私のカバン・・間違われたかも・・」




黒一色で小型の、こんなのでした。


降りた乗客が進んだ方向へダッシュしてみたものの、エスカレーターと2方向にと分かれて進む人の波からはもはや見つけ出すことは出来ませんでした。


「男性が持って行ったのが似てましたが・・」

残ったバッグのファスナーを少し開けて覗くと、なるほど男性のモノらしく見えました。



女の子は徒歩で住まいまで行ける距離だそうで、用事もなく時間的には大丈夫とのことでしたが、座席表にある12人の男性客に連絡して確かめるのにどれほどの時間を要するやら!?

営業所の運行係りにそれを任せ、後の連絡を待ってもらうことをお願いして、バスを終点へと走らせます。


車内で弁当を食べ終わるころ、見つかった旨の連絡がありました。

「善かったぁ～！」

二人して安堵しました。



荷物を預かる場合、荷札をつけ、半券をお客様に渡す のがキマリになってます。

そうです、銀たちはそれを怠りました。



どーしたらどーする

というのは原因に対する対策として決められますよね！

過去にあった事例なんです。


「何でやんね～んだよ！」

そうツッコまれても何も言えません。



理由は察しの通り、手間で時間が掛かる です。

到着を遅らせたくない！という気持ちがそうさせてしまうんですねー。


いや、実際のところは皆 使わないんです。
机上で仕事してる方たちはやんやと云いますが、現場はやはり違います。

お客様の「おい、早くしろよー」的な空気はその場にいないと解らないのかもですよねー。




無事、下り便の駅バス停でバッグの交換が出来たから良かったのですが、銀ら運転手にしてみれば

「ジブンのモノ間違うなよ！」

って想い150％ですってば（笑）




こんなケース あんなケース、経験した中でどうしていくか!?



2019年も本格始動ですね。

どんな1年になるやら!?

先ずは事故なく春を迎えることが、銀の目の前の目標です。

寒波が来るようです。
どなた様もご安全にお過ごし下さいまし‼