
わざわざ上げるほどのこともないかと,スルーしておくつもりでしたが,乗り換えに至った経緯はこんな感じ。
7月末,嫁と買い物帰りにそれは起こりました。
自宅近くの片側2車線路の走行車線を直進中,前方の信号が赤だったので下り坂を6速惰性で転がってました。
交差点から約300m手前で信号が青になったので,6速のまま軽くアクセルに足を置いて,交差点に近づいていくと,対向右折車が右折レーン停止ラインから動き始め,いったん左にハンドルを切ってから右方向に前進を開始。
交差点手前の横断歩道近辺でアレっと思った瞬間,突然対向右折車が交差点内に進入してきたので,ブレーキを踏めば側突すると判断し,交差点幅を目一杯使って左に回避。
辛うじて側突は避けることができましたが,右リアフェンダー付近を対向車の右フロントでヒットされ,リアが左に流れてスピンモード突入。
2車線道路を横向きになり,道路上にとどまろうと反射的にカウンターを当てましたが,フルカウンターのまま中央分離帯に乗り上げて,分離帯上を10m位滑走しながら停止。
カウンター当てずに右に目一杯切って,スピンしちゃえば良かったかどうかは,今となっては分かりませんが,咄嗟的にカウンター当てちゃったんですよね。
対向車のじいさんは前を全く見てなかった様で,車の動きから考えて右折ではなくUターンしようとしてたと思われ。
フロントバンパー破損,左ドア前後凹み,右リアドア・フェンダー凹み,ホイール全数破損,サイドシルは分離帯で削れて穴が開き,フロントアーム類損傷等,特に下回り・足回りにかなりのダメージでしたが,幸い嫁は腕と足をドアの内張りにぶつけてできた軽い打撲と擦り傷,チェロはレカロとハンドル保持のおかげで外傷・打撲等なしでした。
事故処理終わって,車両はディーラーへ搬送し,一晩様子を見ましたが,二人ともムチ打ち等の症状もなし。
翌日,ディーラーに車両を見に行って,車両を見た瞬間,直してもしゃあないなと判断し,A-Line type Sパケとspec Cの見積もらって帰宅。
保険処理が終わってからと思ったけど,いつになるか分からなかったので,週明けに買い替えを決定。
週末にspec Cをオーダーするから,即決できる金額準備しときやと電話して,週末にディーラに出撃。
納得できる金額がすぐ出てきたので,ネゴらずにサインしちゃりました。
修理して直せないことはなかったけど,
・一度衝撃を受けたボディーが次に何かあった時,我が身を守ってくれるか?
・足回りに拘ってきた車がこの破損状況で直したとしても,満足な走りをするか?
・直しても下取りはゼロと考えて,乗り潰す気になるか?
・以前おかま掘られてリアパネル交換してるし,フェンダーには上のアホがぶつけた凹みがあるし
・どうせ買換えの検討始めてるし
・なにもなくて下取りとパーツ脱着・売却するのと,修理代と廃車売却との金額を比べると,損しないし
などと考えると,200万近くかけての復旧はナンセンスと判断し,現車を発注した次第。
保険処理は保険屋に任せましたが,右直事故の基本2:8に対し,結論は1:9で先方9割・・・個人的には0:10にして欲しいくらいだけど妥結。
時間がかかったのが車両修理代・・・破損が疑われる社外パーツリストを作って欲しいと言われ,作成すると総額が定価で約220万(爆)
車両修理代は約195万とほぼ全損査定。
全損にならなかったので車両は残りましたが,下回り・足回りはダメージが予想されたため剥ぎ取りをやめました。
要るもんあったら剥ぎ取っていいから,その後で買取屋に処分してもらうよう頼み,15万で引き取られていきましたが,廃車にして欲しかったね。
ちなみに買取見積に来たのは2社,1社はこれは直しても売れないと買取辞退したそうな。
本件とは関係ないけど,中古車購入はお店選びと車両を見極めることが大切だってことを最後に呟いときます。
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Posted at 2012/10/31 14:20:21 | |
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