コードブルーで考えちゃった。

毎週欠かさず見ている（オンタイムではないのですが）コードブルーです。

今週は、いつもの眉間にしわの寄った感じとは違う、若者らしいシーンからのスタートで。
特に気に入ったのは、藍沢のおかわり要求のしかたです。
今週、子どもたちの中でも話題でした。

さて、先週のコードブルーでは、お母さんが子どもを「抱きしめてやりたいです」と言って抱きしめたシーンで、不覚にも泣き、「緋山さん、いいことしたじゃねぇか」と一人感心していたわけです。
最近涙もろくていけません。
特に子どもに関するドラマは、効果覿面です。

あんなに感動したのに。
まさか、それが今週になって、あんな流れになろうとは。
しかもしかも、亡くなった翼くんの叔父さん役は、あの「ガルル」ですよ（分かる人にしか分かりませんね）


…で、ちょっと考えちゃったわけです。

俺らの仕事でも、あるよな、と。
俺らはその子どものためにやってる。
でも、その子の親の思いと違っていれば、それが大変なことになりかねない。

私もギリギリのラインを歩いたことがあります。

というか、きっと、この職業の方ならば、近い状況を経験することはあるのではないでしょうか。
いや、医者ほどシビアではないですよ。
普通学校では命がかかわることは、ほとんどないですから。
でも、そのときそのときの選択で、その子のことを考えていたはずなのに、親に真逆に取られちゃうこと、ありますよ。

藍沢が言ってました。
「結果がすべてで、過程は誰も見ない」

子ども思いの親は、実はけっこう過程は見ていて、此方の思いも分かってくれることが多いですね。
実は、逆に子どもを見ていない家庭ほど、こじれるんですよね。
親が、自分を傷つけられたと感じるんですよね、無意識に。
子どもそっちのけになっちゃう。
子どものためにはいいことでも、親自身がガマンできなくなっちゃう。

あぁ、なんか共感できちゃうなぁ、なんてコードブルーを見ていて思ったわけです。


どうなっちゃうのかな、緋山さんは。