お偉いさん用の授業は

昨日来ました、指導主事（教員に指導する立場の方々）。
めずらしく、それほどの緊張はなく授業しました。


昨日は学活の授業。
スーパーの店員の衣装（エプロンと帽子）を着て、「いらっしゃいませ～♪」と教室に入りました。
教室を「お店」とし、子どもたちを「買い物客」にしました。
子どもたちが買いに来ているのは、焼きそばの材料とデザートのヨーグルト、牛乳にしました。

ト「焼きそばといえば？」
子「キャベツ！」
ここで２種類のキャベツ（１／２）を見せます。
この二つは、ほとんど同じ大きさの物を用意しました。
一つは隙間の多いもの、一つは隙間の少ない物。
ト「どちらを選ぶ？」
子どもたちは大きさや外観（汚れや虫食い）に目がいき、中身は気にしていない様子。
で、スーパーマン（スーパーの人）の登場です。
キャベツの見分け方を伝授しました。

同じようににんじんとタマネギについても見分け方を伝授し、本時の中心に向かいます。

本時の中心は「消費期限」「賞味期限」。

焼きそば選びをもとに考えます。
焼きそばは消費期限が３種類になるように用意しました（１２／６、１２／７、１２／８）。
この中から、子どもたちに選ばせます。
最初の子は何も見ないで６日の物を選びました。
２番目の子は６日の物を選んだあと、「俺、取り替える～！」と叫んで８日の物をとっていきました。
このあと出てきた子達も８日か７日をとってくれます。
残ったのは６日と７日が一つずつ。

ヨーグルトも３日分用意しました。
牛乳もです。
どちらも残るのは、一番日付が近い物。

そこで、「あ～ぁ、残っちゃったねぇ。」と商品を見回し、そのままゴミ箱へその商品を投げ込みました。

「え～、もったいない！」
「なんで捨てるの？」
「使えばいいじゃん！」
「まだ、食べられるよ。」

予想通りの反応。

実はこの場面、お店で自分が実際に見て、同じような気持ちになったんです。
疑似体験させてあげたくて、やってみました。
「お店の人も、同じように感じながら捨てるんだよ」

で、本当はここで「もったいないね、どうしていったらいいのかな？」とかまとめちゃえばよかったんですが、つい体験談を話してしまい、長引きました。
あげく、まとめるときになって、自分が「売り手」で子どもは「買い手」であることに気づき、まとまらなくなりました。

う～ん、アイディアはよかったと思うんだけどなぁ^^;

同じように指導主事にもいわれました。


うん、挑戦してよかった^^
なんかスッキリです。
でも、おかげで我が家は、今日から焼きそば三昧です^^;