トゲゾーのブログ一覧

突然ですが、私、現役の選手の頃、上段回し蹴りが好きな技でした。
一口に上段回し蹴りと言っても、いろいろな蹴り方があります。
・大きく足を上げ腰を回転、相手の死角から首筋にたたき込む蹴り方。
・ひざのスナップで相手のあごを狙い、頭を揺らす蹴り方。
・前蹴りのようにひざを正面からあげ、足先を変化させて回し蹴りに変化させる蹴り方。
…と、いろいろあるわけですが、これらを相手の状況に応じて蹴り分けるわけです。
ただ相手も空手を学んでいる人、いきなり蹴ろうと思ってもきれいに決めさせてはくれません。
となると、相手を崩す必要があるわけです。
ガードを下げておいたり、体勢を崩したりですね。
上段を蹴るために、コンビネーションを組み立てるわけです。
上段回し蹴りは、相手の外から当てていく技です。
そのためには、意識を内側に集中させていく必要があります。
また、上段ねらいなので、下段に意識を持っていく必要があります。
で、どうなるかというと、
左の足払い（下）→右の中段突き（中）→右の足払い（下）→左の上段蹴り（目的）
とか、
左の前蹴り（中）→右の上段逆突き（相手のガードを中へ）→外から回す右の上段蹴り（目的）
等のパターンですね。

さて、これがどうして仕事と関係しているかというと、今日の仕事がそんな感じだったんです。
つまり、自分の考えたコースに、子どもたちをはめすぎた、と。
ちょっと、へこんでます。