トゲゾーのブログ一覧

昨日は５年生最大の山場「６年生を送る会」。

いやぁ、よかった。
実に感動した。
子どもたち、ホントがんばりましたよ^^



私は、実行委員と会場係の２つの係の担当。
預かる子どもたちは１６人。

実行委員は児童会のメンバー。
１年間ずっと一緒にやってきた子どもたち。
ずっと代表委員会や児童集会の司会を経験してきただけあり、準備はてきぱき。
準備のスピードや出来具合は、私の予想より上でした。

会場係は、各クラス２名。
普段はあまり私と接することのないメンバー。
最初からピシッとシメていきました^^
話を聞く態度や話し合いの様子は、実行委員に負けない真剣さ。


前日のリハでは、会場係は動きが悪く、スムーズに進行しませんでした。
実行委員も、台本読むのに予想以上に噛みまくり。
しかもどちらの係にも、前日なのに急な変更がいくつも舞い込み、その場で説明。
どちらの係にも、イメージトレーニングで会の流れと自分の動きを確かめるように話し、前日リハは、気合注入で終わりました。


当日。
始まる前の表情は、どちらの係も、思ったよりも明るいです。
「先生、俺、１時間台本読みまくったよ。」
「昨日ちゃんと会の流れ、確認したよ。」

トゲ「緊張してる人？」
みんな手が上がりました。
当たり前です、私も緊張してますから^^;
トゲ「当たり前だね。いままでがんばって用意してきた人は？」
全員手が上がりました。
トゲ「よし、じゃあ自分を信じろ。俺はみんなを信じてる。絶対うまくいくよ。」
「え～！？」
「またまたぁ。」
「まぁね、任せてよ（笑）」
反応は様々ですが、笑顔になって、ちょっとリラックスできたようです。



６年生が入場し、会が始まりました。
司会の子は、テンパッた表情ですが、スムーズに進行します。
自信のなさそうな子がマイクを持つときは、そっと後ろに立つ子がいて、静かにアドバイスしています。
会場係は、各学年で必要な用具を、素早く、静かに、目立たずに準備や移動をしていきます。
男女関係なく、フォローし合います。
前日まで忘れていた仕事も、みんな確実にこなしていきます。

う～ん、大きくなったなぁ、この子達。

春にあった「１年生を迎える会」では、あまりの態度の悪さに学年全体説教されていた子達です。
それが、こんなに必死に準備をし、当日も助け合い、役割以上の仕事をしようとしている…
６年生の姿より、その５年生の姿に感動。


ホントに、５年生はがんばりました。
係の子達のほとんどは、私のクラスではありませんが、いいところをたくさん見つけました。
クラスの子には、反省（がんばったことも、「もう少し」なことも）を書いてくることが宿題です。
今日、ノートを見るのが楽しみです^^


さて、子どもたちはこれから、卒業証書授与式に向けて、練習を重ねます。
５年生のこの時期は「学校のリーダー」という自覚がグッと高まる時期です。
この時期を見ると、「次は６年やりたいなぁ」と思っちゃいます^^