2011年02月02日
土曜日に、世界一の美女を見た後、算数の研修会に出ようか出まいか悩んでいるとき、呉服町をぶらぶら歩いていたわけだ。
本屋に入ったり、PARCOに入ったり、とにかくなんとか「疲れ」に勝とうと気分転換を図っていたわけ。
で、ふら~っと、ペットショップに入ったわけ。
子犬を見たら、癒されるかな~っと。
初めて入ったんだよね、ああいうペットショップって。
魚とか鳥とかは見たことあるんだけど、犬ばかりの店で。
3層にガラスのケースがはまってて、中に子犬がいるわけ。
かわいいよね。
俺、犬好きなんだ。
嫁も戌年だし(←無関係)
カップルが「かわいい~♪」とか言って、中を見ているわけ。
抱っこさせてもらっている女の子もいたな。
それを、ほかの子犬たちが見つめているわけだ。
…期待満々な顔で。
「次は僕かな」みたいにさ。
「遊んでよ」風な感じで。
なんか、胸が締め付けられちゃってね^^;
生まれてしばらくして、親から引き離されて、ここにいるんだなぁ。
小さいうちで、遊びたいだろうに。
本来の姿なら、親の近くで、一緒に生まれた兄弟がいて、コロコロ転がって、じゃれて遊んで、体を動かしまくっている時期だろうに。
ガラスのケースに入れられて、お客が来るのを見ていて。
ほかの子犬が抱かれたりちょっかい出されたりしているのを見て、期待した目でそれを見つめている。
選ばれた子は遊んでもらえて、抱っこしてもらえて、さらにうまくいくと飼ってもらえる。
その、期待した目が、表情が、すごく見ていて苦しくなっちゃったんだな。
すごくすごく、思い出しても、苦しい。
癒されに行ったのに、嫌なもの見ちゃった。
自分の子がかぶるんだよね。
いや、俺の子は犬ではないんだけど。
そして、あれがネコなら、こんなに苦しくならないだろうけど。
ネコって、アピールの仕方が違うでしょ?
犬って「遊んで遊んで」って強いじゃん。
たぶん、心も体も疲れていたのと、最近自分の子と遊べていないストレスや罪悪感と、両方あるんだと思う。
はぁ。
しばらく、子犬見られないな。
Posted at 2011/02/02 05:21:30 | |
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2011年02月02日
mixiでこんな記事があった。
-以下転載-
長引く不況により、もはや専業主婦願望など一昔前の話となりつつある現代の日本。こうした流れは、女性の仕事に対する意識にも影響を与えているのだろうか?MORE本誌が、女性読者300人を対象に、仕事観についてアンケートを実施した。
まず、「今の仕事は楽しいですか?」という質問に対し、「楽しい」と答えたのは49.0%。残りの51.0%が「楽しくない」と答え、「がんばっても給料が上がらないし、評価もない」(29歳・不動産)、「補助的業務ばかりで営業の人のように成績が出ない」(27歳・事務)など、『楽しくない』理由が次々と挙げられた。
そして、「終業後、会社の人と食事や飲みにいく回数は?」という質問に対しては、「3カ月に1回」(25.5%)、「ほとんどない」(22.5%)、「半年に1回」(19.5%)が上位3つを占め、「会社の人とは基本的に飲みに行かない」という20代女性のライフスタイルが明らかに。「そもそも終業後に遊びに行かない」という意見が半数以上を占めており、彼女たちの堅実さが浮き彫りになった。
なお、2010年の新入社員から、学生生活を「ゆとり教育」の中で過ごした「ゆとり世代」が中心に。そんな後輩たちのエピソードとして、
「仕事のお礼メールに『ゎたし』などの小文字」(29歳・公務員)
「営業なのに、金髪ミニスカギャルメイクで出勤。」(27歳・金融)
「部内恒例の懇親会に『私用で出られません』との一点張りで不参加。協調性ゼロ」(28歳・営業)
など、驚きの「ゆとり後輩」に戸惑っている姿も明らかとなった。
-転載ここまで-
最後の段落。
これって、ただの常識がない人たちでしょ?
それは、「ゆとり教育」のせいなのか?
だって、別に「ゆとり」じゃなくても、常識無い人たちなんてたっぷりいるじゃん。
「自分のことは棚に上げて説教する親父」
とか
「偉そうにしゃべっているけど、よく聞くとただのわがまま」
とか、いわゆる「詰め込み教育」世代にだっているじゃない。
ゆとりが悪いの?
違うね。
「ゆとり教育」というネーミングはミスだったかも知れないが、理念は正しいはずだ。
記憶させるのではなく、思考させる。
思考させる場を保障するために、時間を確保する。
それがいわゆる「ゆとり教育」だったんだ。
はき違えて報道されて、当時の大臣がバカだったために理解されずに文科省がぶれた。
だから「ゆとり=悪」という図式が成り立っただけ。
現場の教員は頑張っていたはずだ。
俺でさえ、その理念は理解できた(と思っている)。
「ゆとり」と常識の有無は無関係だ。
常識の有無は、家庭教育力によるものだ。
つまり、親の力なんだ。
じゃ、その親世代が育ったのは、どういう時代だ?
詰め込み教育世代なんだ。
どちらかというと、その頃流行した「個人主義」が、今の社会をぐらつかせているんだ。
自分が大事すぎ。
で、いま、そういう親がどうなるかというと、
・子どもを本気でしかれない。
・逆にやり過ぎて傷つける。(虐待)
というわけだ。
だいたい、常識が無くて「このぉ~!」と思ったら、叱ればいいじゃん。
「こういうの、変ですよ。」って。
自分は人の評価を気にするくせに、人に評価を伝えられない。
そういう力が、社会全体に必要なんじゃない?
なんでもかんでも「ゆとり教育」につなげて、悪く言うのはやめていただきたい。
自分なりに勉強して、いわゆる「ゆとり教育」はまちがってない、と思っているひとりに教員の思いでした。
…俺からすりゃ、詰め込みにもどっている今の教育の方が、よっぽど危ない。
教員が、知識理解に走るのが目に見えているから。
Posted at 2011/02/02 05:06:16 | |
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