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2013年11月10日

トヨタ アレックス XS150

トヨタ アレックス XS150 ノイさんガソリン生活を貸してくれるという事で,8日金曜日の夜に来てくれました.ここのところ色々と大変なDS3は,またも入院中とのことで,この日は代車のアレックスを試乗させてもらうことになりました.試乗までの間,嫁の最新状況を話したり,ナヴァリーヒルズの話で盛り上がったりして,小生の晩御飯が終わるのを待ってもらいました.

で,お出かけの段になると,息子も一緒に行きたいと言い出したので,夜の11時から2歳児を連れてのドライブ.もう,全く不良中年です.

今回の試乗車は1500ccの1NZ-FEエンジン搭載,トランスミッションは4ATの前期型.ヘッドランプもカローラセダンと同じ形をしていて,アレックスであることは,グリルやテールゲートのエンブレム,あとは車体各部のパーツがちょっとメッキが多いぐらいです.メカニズム的にも完全にカローラランクスと同じようです.E120系カローラといえば,以前に社有車であったので,率先して使っていましたが,ナヴァリーヒルズへの出張を繰り返したため走行距離がどんどん伸びて,2年ほど前に代替されてしまいました.

今回は息子の前の視界を確保する目的もあって,助手席のシートバックを前倒しして,トレー状態にしておきました.こうすると,後席左側のチャイルドシートから,息子も前を見れるのでゴキゲンなんです.ノイさんは後席右側へ.

さて,深夜に子供を連れだして向かったのは,夜の街ではなく夜の山…ここのところ,試乗コースとしては定番化しつつあるR153で稲武方面へ向かうことにしました.豊田市内を抜けるまでの間で市街地走行を試すことが出来ましたが,やはりこのクルマの美点はスムーズかつルーズではないATと,低速トルクがありながら高回転に向かっての気持ちよさがあるエンジンです.

ATは市街地走行の低い速度域でも,フレックスロックアップが働いて,滑りっぱなしのトルコンとは違う,アクセルで速度調整ができる乗り易い特性になっています.また,変速タイミングも速すぎず,遅すぎず.変速時のショックはほとんどなく,近頃のCVT車が失ってしまった軽快さとスムーズさの両方を兼ね備えています.


『初期型』1NZ-FE,右はワイヤー引きスロットル部分の拡大.

エンジンは現在もトヨタの主力機種の1NZ-FEですが,この初期モデルは現行型とは別物の特性になっていて,まず電子スロットルがついておらず,ワイヤー引きのスロットルになっているので,右足の動きとエンジン出力の変化がかなりリニアです.さすがにキャブ車のサニカリさんと比較すると,僅かな踏力変化にも反応するわけではなく,半開までは5段階程度,半開以上は3段階程度の制御になっている感じがしました.これはVVT-iの位相設定とも関わってくるので,スロットルの設定だけの議論はできない部分ですが,少なくとも現行型1NZ-FEと比べると,はるかに右足の指示する通りの反応をしてくれるエンジンです.

感覚としては,ダイハツEF-CLの軽い吹け上がりと,トヨタ4S-FEのトルク感が同居しているエンジンと言えます.この特性は,VVT-iによって成し遂げられていますが,詳しいことはノイさんがいずれブログにしてくれるかと…なお,この時代のVVT-iは油圧ベーン式が主力になりだした頃のもので,その全世代の日産NVCSやトヨタVVTのような低速・高速の切り替えだけでなく,途中の位相も任意に使えるようになったことが大きな進歩.つまり,切り替えではなく連続的に変化させるため,特性変化が緩やかになり,変化したタイミングがわかりにくくスムーズになったものです.いまや,こういうカム移相可変機構は,ほぼすべての新車につく時代になりましたが,この当時,カローラのような数が出るベーシックなエンジンに搭載されるのはかなり先進的なことでした.それだけ,トヨタがE120系を気合入れて開発したことがわかります.(対する日産はGA15DEをサイレントチェーン化した程度のQG15DEでした.)この機構によって,極端に低速寄りと高回転の吹け上がりの良さを両立することができたので,トルク・パワーは1クラス上,燃費は1クラス下のエンジンに並ぶことができたのでした.

豊田市内のコンビニで飲み物を購入し,ここからはR153で長野方面へ.この季節はクレイジーな渋滞が発生することで有名な足助の香嵐渓の前を通りましたが,さすがにこの時間帯は渋滞どころか交通も皆無.このあたりのR153は本当に整備されています.このあたりはバイパス整備が行き届いているので,旧道探索もしやすいのですが,さすがにこの時間帯なので,今回はパスしました.このまま奥矢作発電所の横を抜けて,伊勢神トンネルも新道で通過,さすがに色々出るという噂の伊勢賀美隧道は通りませんでした.

このような上りの山岳路に入ってわかるようになったのは,セダンやフィールダーにはない,車体が短いことによる軽快さでした.やはりオーバーハングの重量が軽いのはすごく効果があるようで,リヤの安定感が他の車型に比べて明らかにスムーズ.しっかりとスタビライザーが効いていて,ロール速度はコーナーRにあわせて曲がっていく感じです.その感覚はセダンにもあるのですが,例えば荒れた路面や道路の継ぎ目などがある場合にも,リヤが接地感を失う心配がないというか,よりしっかりと地に足が付いている感じです.軽快さが増しているのに,スムーズさは失っていない,そういう感覚です.

R153は夏焼トンネルを超えた所で稲武に到着,ここでR257で設楽方面へ右折しました.設楽町に入り下りに入ると,なかなかに楽しいコーナー連続地帯になります.この日は結構ガスっており,路面も濡れていたので無理はしませんでしたが,このクルマは下り坂でもスムーズさを失わないので,怖さはありませんでした.速度が出過ぎそうになった時には,O/D OFFや2速へのダウンシフトをすることでスムーズにエンジンブレーキを効かせることができ,その際にはロックアップが効くので,アクセル操作での速度調整がとてもしやすいです.

ただ,こういう下りの状況になってくると,このクルマの弱点が露呈して行きました.
それはブレーキアシスト.決してブレーキが効かないわけではなく,制動力は十分あるしABSもあるので操舵不能になることはないんですが,ブレーキアシストが本当によく介入するので,例えばはじめに軽くブレーキをかけて,コーナーがきつくなる時に踏み足す…という操作をすると,急にフルブレーキに近い減速度がかかってしまうという,ややスムーズさにかけた運転になってしまいます.どうやら,ブレーキを踏み足す動作やブレーキング開始時の踏力の速度変化を見ていて,一定速度で踏み込んでいく分にはアシストを増やさないようですが,少しでも速度上昇があるとブレーキアシストをガバッとかけてくれる…そんな印象です.おかげで,下りはエンブレを使っている間はいいんですが,ブレーキを踏む際の右足の使い方に神経を使ってしまいました.
さらによろしくないのが,やたらと明るいメーターパネル.これは高級感を狙っての全面発光式で,針は無効が透けているというカッコイイものなんですが,明るさが固定で,暗くすることができないのが問題です.というのも,メーターパネルが眩しくて,下り坂ではライトが当たりにくくなることも加えて,先が全然見えない…眩しくて仕方が無いので,息子の上着をメーターパネルの前に入れて見えなくしたら,やっと走りやすくなりました.
これは街灯があるところを走る分にはいいかもしれませんが,山道を走るには本当に危ないメーターです.中期型でなくなった理由がわかります.
なお,カローラセダンでは全面発光ではなく普通の文字・針が発光するタイプで,中央に速度計,左側にタコメーター,右側に燃料と水温という一番見やすい配置になっていましたので,E120系ではこのメーターを移植するのが幸せへの1歩ですね.

(11/16追記)
すいません,明るさの調整機能があったそうです.やっぱりこれが問題視されずに号口になるわけないよねぇ〜にしても,一番暗くしても明るい面積が大きいのはいただけません.ラシーンのメーターみたいに,昼間は白,照明点灯時は文字部だけ光るようにしたらいいんですが,これも夕暮れ時にライトつけるとメーターが見にくかったりして…やっぱり黒い文字盤に白い文字が,一番見慣れていて見やすいんでしょうねw


まぶしすぎるメーター

設楽大橋の手前で,何となく私を誘うような分岐があったので曲がっていくと,そのまま設楽大橋の下をくぐるという興奮する状況になりました.幅制限2.2m,落石注意の看板がそそります.これぞ山の道という感じ.
帰ってきてから調べましたが,愛知県道r432で,愛知県道r33とR257をつなぐ県道のようです.
結構路面には落石が落ちていましたが致命的に通過できないような箇所はなく,5ナンバー幅のボディはラクラクに幅制限2.2mの山岳県道を走り抜けました.こんな4百番台の県道ですら,ソコソコ舗装もしっかりしており,デリニエーターもまっすぐ立っているのが愛知県クオリティで安心して走れます.これが奈良險道だったら,路肩のデリニエーターは45度外側に傾き,法面側の崩壊は道路の半分を覆っているなんていうのがザラなんですが…

で,r33に合流した所で,そろそろ戻るルートに入ることにして,右折しました.しばらく走ると,なんともステキな隧道を発見!


長さは短く,2ヶ所のナトリウムランプで照らし切れます.

これは大名倉隧道というれっきとした『隧道』であって,坑口こそコンクリ巻き立てされていますが,中間部分は吹き付けすらないリアル素堀.地質は安定した岩盤のようで,路面に石は落ちていませんでした.北側坑口ふきんの岩にはたくさんの反射テープが貼ってありましたが,なんでしょうね?私の見立てでは岩盤の変位調査用の反射マークかと思いますが…定位置からフラッシュ撮影して,変動を見るのかな〜とか.ノイさんはなんか不気味と言っていましたが,私はこの隧道には不気味な要素は全く感じず,むしろこの硬い岩盤を貫いた工事の迫力が,そのままの内面に残されていることに感動し(ry

で,感動しまくっていると外気が結構寒くて,猛烈に尿意…このトンネルから出てすぐの所で,放尿し事無きを得ました.ここの横には皮が流れていましたが,帰ってから調べてみてわかった河川名は『豊川』…あの豊川の源流部分だったんですね.下流の皆さんすいません.

で,ここからは淡々とr33を走って行きましたが,やはり山が深くなっていくと,ドンドンと周りの明かりはなくなっていき…途中で空を見上げると,とてつもなくたくさんの星が!木々の間から,星の明るさで空が眩しいのは,久々の経験でした.


左S/S=60秒,右S/S=15秒

上空の風が強いようで,結構星がまたたいていました.
この後も快適なペースでr33を走り,足助でR153に合流…

このあたりまで来ると,色々とクルマの特徴も分かって来ましたが,やはりリヤ周りの軽さというのは走行性能にはプラスしかないようです.エンジン・ATの優秀さは前述の通り,車体の剛性感は普段サニカリさんに乗っている身からしたら十分すぎる状況です.

足回りについても,今回走行したコースで言えば怖いと感じる場面は全くなく,よく動くわりにふらつきの少ない足回りに感じました.ここはセダンやフィールダーにくらべるとしっかりした感じがありましたので,車体の軽さだけでなく,ブッシュが固めだとかのチューニングがあるのかもしれません.

内装はオートエアコンが装着されていたのですが,操作性はやはりダイヤル式のマニュアルエアコンには敵いません.E120系のダイヤル式エアコンパネルは,近頃のダイヤルの中央部にボタンを仕込んで全体を握らせるタイプと違い,きちんと中につまみが付いているガスコンロタイプです.このタイプは操作時にダイヤルの方向が見なくてもわかるので,とてもスムーズでE120系の操作性で最も優れた部分だったのですが…オートエアコンになると,見た目はすっきりするのですが,吹き出し口の切り替えにはMODEボタンをいっぱい押さないといけないとか,吹き出しの熱量でなく温度で指定するので,ほしい風とは違う温度で出てきたりとか,鬱憤のたまるエアコンでしたが,私がオートエアコンに馴染んでないだけでしょうね.

メーターパネルについては,配置やデザインは文句ないのですが,とにかく照明がまぶしすぎて山道では視界をことごとく奪うので,こういう照明をするなら照度調整機能は必ずつけて,できれば最低段はOFFにできるぐらいでもいいかもしれません.これだけの広い面積を照らすと,どうしても瞳孔が閉じ気味になって,相対的に見たい部分が見えなくなるのは動物の宿命ですから,ヘッドライトを明るくするより,車内を暗くする方がよっぽど安全性が上がる仕組み.中期型からなくしたのは大正解です.

ブレーキアシストも前述の通り,ちょっと敏感すぎるところがあります.これは市街地でのパニックブレーキをもっと有効に使えるようにという配慮でしょうけど,それが山岳路では仇になっていると感じます.

最後にハンドリングですが,これは電パワのトーションビームの柔らかさはありますが,近頃のクルマに比べればよっぽどマシです.少なくともガレ場でどのタイヤが石を踏んだかがちゃんとわかるし,濡れた路面でグリップが低下した時にハンドルが軽くなったり,アクセルを踏んだ時にトルクステアが返ってきたりと,ちゃんとクルマの反応がわかるレベルになっています.
近頃のクルマ…特にトヨタ車のハンドリングは,トルクステアも路面の凹凸もよく遮断されているのですが,そのせいでクルマの動きがハンドルに全然伝わってこない…そのかわり,コラムシャフトの途中で動いているモーターの感触だけは伝えてくれるという,残念な仕上がりのクルマが多いです.多分,お客様からのクレームで路面のガタつきが伝わってくるとか言われて,どんどんトーションビームを柔らかく,ストロークも大きくしてしまった結果だと推測しますが,トヨタさん,そういうクルマを作っているからハチロ(ry
まぁ,私の場合,普段からパワステなしのサニカリさんですので,ハンドルを通して得ている情報はとても多いわけでして,その感覚から近頃のトヨタ車を乗ると,あまりにも情報が少なくて,目隠しして歩いているような不安さがあるんですよね.目が見えなくなっても歩けないわけはないんですが,普段は感じている感覚を奪われると不安にならざるを得なくて,それを良しとするのはいかがなものかなと…その点,このE120系は合格レベルだと思います.

そんなドライブをして,自宅に帰ったのは午前2時頃でした.いつの間にやら息子とノイさんは並んでお休みに…ノイさんはうちから自宅までの運転,大丈夫だったんでしょうか…?翌日は元気でしたので問題なかったと思いますが,お疲れ様でした&貴重な経験をありがとう.ラシーンが潰れたら,次のクルマ候補にします.
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Posted at 2013/11/11 02:59:35

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この記事へのコメント

2013年11月11日 7:43
とても分かりやすい解説で、自分は運転してないのに
ちょっと分かった気になりました。(w

一度運転してみたくなりました。(^^


 >あとは世代を追うごとにVAしていくばっかり
世代を追うと、販売時に値引きをどんどん
増やしていく前提がありますからねぇ・・・(苦笑)
コメントへの返答
2013年11月11日 22:14
ありがとうございます.読むだけで乗ったつもりになれる試乗記と言ってもらえると,とても嬉しいです.

世代を追うとちゃんと値引きされていたらいいんですが,カローラの場合なんだかんだと値段上がっていますからね…環境規制と安全対策と燃費を言い訳に,メーカーの取り代が増えているのは周知の事実.その結果がトヨタさんの決算発表なんですよねぇ〜
2013年11月11日 8:19
前期型は色々な意味でカロの前モデルの100系を引きずっている気がします。
内外色や装備品等。
中期型からはメーターも改良されましたし、後期の電スロは確かにいただけませんが。
人にもよりますがAピラーの傾きが残念な車です。ココが視界良好ならパーフェクト!
こちらは物持ちの良い社用車でフィルのXリミまだ使ってます。新車から42万キロワンオーナー。

設楽からのコースは自分も親しみがあります。
だいぶなくなっちゃいましたが田口線の遺構が。子供の頃は廃トンネル探索したものです。
とある駅に廃線後放置されていた客車に乗り込んで運転台で操作部を動かしていたのは懐かしいです。でも鉄方面には逝きませんでした(^^。
コメントへの返答
2013年11月11日 22:24
このE120系が出たときは,E110と比べればマシになったものの,比較対象がE100系だったり,まだ免許もとりたてで乗る機会が少なかったりと,当時はこのクルマの良さがわからなかったものでしたが…今なら中古の値段もこなれてきたこともあって,本当にいい車ですね〜豪華さと視界の良さはE100系にかなわないですが…Aピラーは数少ない弱点ですが,山道走行ではそんなに気にならないのが正直なところでした.交差点ではちょうど見たいところがみえないんですが…

田口線跡は私も探検に行きましたが,山の中の藪を漕いで見つけたトンネルには興奮しましたね〜
2013年11月11日 21:19
R153からR257、東栄町まで行ってr33帰りというのは私も好きな道でして、よくワラビ狩りに行ったり、昼寝に行ったりしたものでした。
それで、DT50を買ったんですが、いろいろワケあり売却、その後、サンバー購入に至っています。

電スロは私も苦手ですが、そんなこと言っていたら、一生クルマ買い替えられないかもと最近は思っています。
コメントへの返答
2013年11月11日 22:29
本当になかなか楽しい&色々ショートカットがあって楽しめるコースのようですが,設楽ダムで水没してしまうエリアが多いようで残念です.
たしかにこのへんのコースなら,原付オフが全開で楽しめていいですね〜

電スロも使い方次第だと思いますが,近頃のトヨタさんのはとにかくしつけが悪い…ちょっとしか踏んでないのに,一瞬遅れてガバッと開く特性…他社は同じ物を使って,わずかに開くのが遅いだけの違和感ない特性を実現しているので,こういうクルマを持ってきて『加速がいいんですよ〜』なんて騙し文句で売るのはどうかと(ry
2013年11月11日 23:43
その場に居合わせたような感覚に勝手になりながら、いつも楽しく読ませて頂いております。ありがとうございます。これと同じ前期型のアレックスに姉が乗っています。たまに借りることがありますが、現在家族で移動する際に乗っている妻の初代(100系)ラクティス(前期)(CVT)に比べ、乗りやすいと感じておりました。停止から走りだす時、アクセルが敏感過ぎる車(レガシィがそうでした)は神経をつかって疲れますが、ラクティスは浅く踏む分には鈍重で、補おうと少し踏むと急に回転が上がってしまい、ペダル感覚が一定していないので、これも疲れます。それらに比べると、アレックスは、アクセルは鈍くないけど敏感過ぎずまた一定という感覚かなと思います。何も考えずに乗っていましたが、ATのフレックスロックアップ、ワイヤー引きスロットル…意識して改めて乗ってみようと思います。
コメントへの返答
2013年11月13日 1:20
お褒めいただきありがとうございますw
初代ラクティスは,フィーリングを求めなければ,電スロ+CVTを活かして,安価でクルコンを実装していたり,ファンカーゴでやりすぎたリヤシートをマトモなものにしたり…シュッとした実用車ですよね〜
ただ,2代目ヴィッツの兄弟は,どれも電スロ+CVTの煮詰めが甘く,私の感覚で言うと『大きな原チャリ』的な,アクセル操作に遅れて回転だけが跳ね上がり,パワーバンドの一定回転を維持してCVTで加速していくという…この感覚,小排気量のスクーターなら馴染めるんですが…

電スロも使い方を間違えなければ,反応に若干の鈍さはあるものの,ワイヤー引きスロットルでワイヤーが少し緩んだ状態と同じことですので,そんなに違和感のナイフィーリングが実現できるんですよね.実際,日産・マツダ・三菱あたりは,ワイヤー引きスロットルとあまり違和感のないセッティングを実現できています.

電スロ車は,一旦コンピュータを介して,擬似的にアクセル操作をしている状態ですから,クルマが能動的に走っているとも言えますね.対するワイヤー引きスロットル車は,あくまでも運転手の操作でエンジンの出力が決まり,受動的に走っていると言っても良いかもしれません.

アレックス,本当に素直でよくできた優等生です.それでいて走る楽しさもちゃんと同居.なかなかできることじゃありませんね〜
2013年11月12日 22:50
その節はどうも。

通勤に使用してます。
感じるのは2000年頃は本当にトヨタのヴィンテージイヤーだったということ。
使用しててシトロエンよりいいんじゃないかと思う部分が多々あります。

日本の一般路なら乗り心地もいいです。
いつもシトロエンやカローラならドシンと来る段差があるのですが、
アレックスは上手くいなします。(ブッシュかもしれませんけどね)

高速メインの感想になると、1名乗車なら高速域は全く問題がない。
かつてユロスポに乗っていた頃、会社の同期が同じ車に乗っておりまして
後ろベタ付けで追い掛け回されたことがありました。
必死で逃げても着いてくるのですが、総合性能がヴィッツよりも高いのが分かります。
この間試乗したST170Gと同等の動力性能を持っている感覚でした。
さすが軽量ボデー+トルクフルなエンジンの組み合わせは心地よいです。

それでいて静粛性はヴィッツ以上。さすがです。個人的にはドアの閉まり音も好きですね。

前輪が片べりする傾向があるようですが、運転している以上は腰高感はありません。

メーターは市街地走行しても確かにまぶしいです。
シフトポジションインジケーターは車幅灯をつけると減光する機能があるのに・・・。

スギレン社長にも乗ってもらいましたが、概ね好評でした。
ただ、パワステが重いのが気になるとのことでした。
確かに操舵力が重くてひょっとしたら女性は気になるかもしれません。

今の同セグメントにも数多く乗りましたが、
排気量分だけの有り難味を感じる場面が減っています。
初代ヴィッツやパッソは軽と比べてトルクの強さが差別化できていました。
そのヴィッツやパッソと比べるとアレックスは高速域の余裕と静粛性で差別化が出来ています。

こういうことが今はキチンとやれていない気がします。
(総じて酷くなっていってるのでセグメント間の差別化はできているが、
本当に軽とリッターカーで車幅以外の魅力がなくなってきてる・・・・)
コメントへの返答
2013年11月13日 1:42
おお,コメント欄にミニレポートがw

この時期は今のトヨタ車全般のプラットフォームが量産されだした時期なので,VAされていない,きちんと実力を発揮できていた時期ですね.

アレックス,ブシュは結構柔らかいですね.それはガレ場を走った時にも角が柔らかい感触があったのと,細かいピッチング動作があるので,バネやダンパーの動きではなく,もっと小さいものが動いている感触でした.今回は高速を走らなかったのでよくわかりませんが,多分シトロエンのような,きっちりサスが仕事するクルマに比べると,フワ付きを感じるんじゃないだろうかと予想します.でも制限速度100kmの日本ではそれも必要ない性能.きっと欧州仕様はシッカリと締まったブシュが与えられているんでしょうね.

ST170Gは,リヤのダンパー交換しましたので,十分な走行性能が得られていると思います.アレックスとの乗り比べも面白そうw

ドアの閉じ音…気にしていなかったけど,E110系以前とは質の違う,欧州車的な気密の高い音がしますね.この次のカローラやオーリスになると,ドアの外板が『ボイン』と振動するのがわかるので,E120の方が具合はいいですね.でも個人的にはカチャンとラッチの感触がある方が好きですが.

パワステの重さ…はアレックスが重いんじゃなくて,ST170Gが軽すぎるんじゃなかろうか…と.サニカリさんに慣れているので,これより重いハンドルは,しるい田んぼでの田植機ぐらい…ほかは全部軽く感じてしまいます.

今や軽自動車も全面的に可変タイミング機構を採用しているので,トルクは昔の1L車波に上がっているのは事実.そして,リッターカーが3気筒になって,バランサーも装着されないので軽自動車と大差がない状態になっているのも事実.いや,ホント今時の軽自動車は良くできていますよ.幅以外…軽も新企画は幅が広すぎて,嫁さんちの車庫に2台並べると狭いのよね〜もともとB11サニーとポーターキャブが並ぶように作られた車庫なので…

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