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37_Planning(サンナナ)のブログ一覧

2014年11月24日 イイね!

冬支度を開始(身体も心も暖まるヴィンテージストーヴ)

冬支度を開始(身体も心も暖まるヴィンテージストーヴ)11月とは思えない暖かさですが、冬支度を開始。


クルマではなく家のストーヴのお話です。


水色なチンクさんのブログに影響されて導入したヴィンテージストーヴですが。


タイトル画像は昨年購入したパーフェクション500です。
↑以前のブログで紹介済み

(かなり)明るい暖かい光が和ませてくれます(リビング用)。



そして、今年は・・・・


水色なチンクさんと同じ、バーラーも追加導入!!





こちらは、上品な光ですので明る過ぎることもありません(寝室用)。
↑写真、手振れしまくりでスミマセン、水色なチンクさんのブログに綺麗な写真があります(^^;)。






実はこの2機種、タンク(芯の付いた燃やす部分)は同じ規格なので共用できるのです。
(写真撮りわすれ)



元々地震時の停電対策(電源が無くても使える!)で買ったものなので、パーフェクション用の耐震装置付きタンクを2つ購入して共用で使っています。

お手軽ヴィンテージライフにお勧めです!
Posted at 2014/11/24 18:46:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年11月21日 イイね!

ぶろぐ小説「麦わら帽子とみかんβ」 第Ⅵ章「リング」⑥

ぶろぐ小説「麦わら帽子とみかんβ」 第Ⅵ章「リング」⑥
はじめて、本小説(ブログ)をご覧なる方は、こちら をご覧ください。












「あの~・・・おばあさんはどんな人だったのですか?」


加藤のおじ様は、机に肘をつき組んだ手を潤んだ目で見ている。


「とても心根の優しい素敵な方でした」

「いつも笑顔を絶やさず、どなたにも分け隔てなく優しく接していらっしゃいまして」

加藤のおじ様は椅子に寄りかかるように座り直す


「そう、まだ幼かった私にも・・・・たしか中学生だったかな・・・始めてお会いしたのは」

少し頬を赤らめているように見える


「祖父とは、どんな感じでした?」


一瞬の間をおいて、加藤のおじ様の顔が笑顔にかわる


「いや~しょっちゅう喧嘩していましたね」

「いや、あれはタイゾーさんが一方的に怒られていたようにも見えましたが」

語尾は完全に笑い声になっていた


「隣で聞いていると、殆ど夫婦漫才のようなもので良く笑わせて頂きました」


始めて聞く、おじいさんとおばあさんの関係である

思わず身を乗り出してしまう


「タイゾーさんは天才肌で前しか見えていないようなところがありましたから、まあ何処か抜けているともいえます」

「そこを美和子さんは、すかさず突っ込んでくるわけです」

「それも論理的に本質を突っ込まれるから、タイゾーさんも反論しきれない」

昔話が楽しくて止まらないモードに入ったようである


「面白いのが、タイゾーさんの設計したクルマの矛盾点すら論理的に指摘していましたね」

「しかも、ドライビングテクニックもタイゾーさん並でしたから、やはり反論できない」

思わずこちらも吹き出してしまった

おじいちゃんとおばあちゃんの子供である、母がああゆう性格になったのも納得がいく


「そんな美智子さんですから、内外を問わず業界に多くのファンがいらっしゃいました」

「まあ、私もその一人だったのですが」



「それで、加藤さんと祖父とはどのような関係だったのですか?」


なにか尋問官みたいだけど、本質に迫れそうで聞かずにはいられない


「私の父とタイゾーさんが親友でして、いわゆるレース仲間だったようです」

「日本で休暇をとるときは、必ず父のこのホテルを使って頂いておりました」



「ここに来て毎回夫婦漫才やってたのですね!!」

尻に敷かれる、おじいちゃんが可愛く思えてきた


「確かに夜の席では、そうでしたね(笑)」

「ただ、昼間は違っていたようです。必ず二人でボートに乗って湖に釣りに出られるのですよ」

「そして何時間も帰ってこない、そして何も釣れていない」

大笑いである、いったい何しに行っているのやら


「かと言って、何か話し込んでいるわけでもなさそうでした」

「一度聞いたのです、美智子さんに、釣れなく楽しいですかって」


「そしたら、大きな湖の中で二人だけの時間が持てるだけで楽しいのよ・・・大きくなったらわかるわ・・・てね!」

おじ様がウインクして見せた

このおじ様もかなりお茶目かもしれない

ひと呼吸おいて、おじ様の顔が少し真顔になる


「そして、何年かたったある夏の日に、いつものようにボートに乗って出ていき何時間かして戻ってきた」

「そしたら、美智子さんが泣いていられるのです・・・喧嘩でもしたのかと思ったら左手のクスリ指にリングが光っておりまして・・・」



・・・・・なる程、そうゆう訳だったんだ。

胸の無言のままのペンダントが熱い


「そして、実はその夜は私も泣いてしまいました・・・・そう、憧れという初恋だったのですね」

「先ほど湖畔で見た、ミナさんの姿は私の思い出の中の美智子さんソックリでした・・・やはり血筋なのでしょう」






11時過ぎ、加藤のおじ様は本来のお仕事の時間である。

結局、ホテルのランチタイムが始まるまで2時間近く話し込んでしまった。












後記

第六章はここまでです。

本当は昔のレースのエピソードとか書く予定だったのですが、間延びしてしまいそうなので・・・β版ではここまでです!!。

最初に書いたストーリーは第七章でハルナやセレナが登場するはずでしたが、話を入れ変えてタカトとのお話を先行させます。

今年中にハルナやセレナが登場させないと怒られそう(誰に?)ですが。

仕事の都合で、次回は一週お休みして12/6頃アップ予定です。










尚、執筆に集中するためコメント機能は止めております。

もし、続きを読みたいと思わましたら「イイね!」ボタンを押して頂けると、とても励みになります。

物語の概要やINDEX(目次)は、こちらをご覧ください(随時更新中)。
Posted at 2014/11/21 21:38:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 麦わら帽子とみかん | 日記
2014年11月20日 イイね!

別冊「麦わら帽子とみかん」フォード フェスタ その6(最終回)

別冊「麦わら帽子とみかん」フォード フェスタ その6(最終回)「麦わら帽子とみかん」キャラによるフォード フェスタ試乗 その6(最終回)

スタイル/内装編


(エンジン&ミション編①はこちら
(エンジン&ミション編②はこちら
(エンジン&ミション編③はこちら
(足回り/シャーシ/ハンドリング編①はこちら
(足回り/シャーシ/ハンドリング編②はこちら






ミナ:マーケティング、メカニズム担当
セレナ:デザイン担当
ハルナ:走り担当







ミナ
「ほれ、セレナ起きて、貴方の出番よ!」


セレナ
「ん?、わけの分からないウンチク大会終わったの?」


ハルナ
「あれはウンチク大会か?」


ミナ
「まあ、そんなもんでしょ」

「っで、デザインはどうなの?」


セレナ
「デザイン的には特に目新しさはないけど、まとまりが良いのでクセもない」

「フォードは個性的なクルマを作るとハズレが大きいので(笑)、保守的なものが多い」


ハルナ
「Kaなんて面白いデザインだったけど・・・たしかに一般受けはしなかったね」


ハルナ
「クルマとしてはとても真面目に作られていて良いクルマなのにデザインとのGAPが激しかった(笑)」


セレナ
「フェスタはBセグだと最も売れているクルマの一つだから、あまり冒険は出来ないのね」


ミナ
「フェスタは実用車だと思う、その路線はきっちり継承している」

「ある意味Bセグのゴルフみたいなものだから」


セレナ
「簡単に言えば2代目フィットをスポーティーにしてフロントにアストンマーチンの顔を付けたもの(笑)」

「フィットが席巻した日本では、ワンモーションフォルムに目新しさはないので新鮮味に欠けるかな」


ミナ
「やっぱりヨーロッパフォードはイギリスのメーカーなのね」

「イギリスではホンダは人気があってフィットはJAZZの名称でイギリスでも売れたらしいから、アストンマーチンはもちろん、イギリスの誇りだしね」


セレナ
「リア周りのデザイン処理なんかフィット2そっくり!、後出しジャンケンだから当然だけどディテールのデザインは綺麗に処理されていて破綻がない、このままフィット3で出たら今のフィットより売れていたかもね(笑)」

「ここはフロント~サイドのボディーラインに独自性を出したマツダのデミオを褒めるべきだと思う、ただリアビューはフェスタもデミオも目新しいものはないけどね」

「外装よりも内装のデザインが良いな、こちらはオリジナル度が高くて、今では少なくなったコックピット感を出すデザインが個人的には好き。」


ハルナ
「コックピットからの景色もフィットに似ていたわね、フロントウインドの遠いのとか」

「ただ、ピラーの死角とかはフィットよりも小さくて見切りがしやすかった」


セレナ
「全体の内装の質感はデミオと同等、つまりデミオが出るまではBセグでダントツだったと思う」

「よく見るとどちらも、それなりの素材を使っているだけど、パット見はデザインが良くてわからない(笑)」

「デミオが本当にベンチマークしたのはポロよりもこちらだと思う、過去の経緯もあり意地でも負けられなかったんじゃないかな(笑)」

「ただデミオがドイツ車的な高級感を出すアプローチに対して、フェスタの方がスポーティー路線が強い・・・個人的にはフェスタの方が好き」


ハルナ
「内装だとハンドルの感触が良かったな、形状は絶妙な形をしていて握りやすい」


ミナ
「ハンドルは間違いなくデミオよりお金がかかっている。皮質は大差なかったけど形状やステッチの縫込みの品質あたりにかなり差がある」

「てか、ハンドルはCセグ、いやDセグでも通用すると思う、このハンドルは」


セレナ
「ハンドルやシフトノブ、そしてシートは人の触る部分だから非常に重要なのだけど、日本メーカはイマイチお金かけてないからな・・見た目だけは良いけど・・」

「そうシートも優秀で一部のフランス車程ではないにしろ、国産よりは遥かに良い出来だった」


ミナ
「欠点はコンパネの操作性ね、ダイヤル式のインターフェースは良いとして、何でこんなにスイッチが多いのか、ダイヤル式にした意味が無いじゃん(笑)。ここはマツダの方がまだ練られているわね!」


ハルナ
「そうそう、ディーラーの人ですら操作に迷ってたから(笑)」


セレナ
「良くまとまったデザインだけど日本だと外車~っていうインパクトが弱いのが残念ね、あと色が青以外が地味~・・・鮮やかなオレンジや赤や黄色とかも似合うと思うけど」


ミナ
「どうも日本では高級車を持っている家の奥様のセカンドカー的需要を狙っているフシがある、だからと言って地味~にする必要はないと思うけど」


ハルナ
「クルマの走りが抜群に良いので、セカンドカーのつもりがこっちばかり使う・・なんて事もありそう」


ミナ
「昔はヨーロッパでBセグはセカンドカーやパーソナルカーだったけど、今では日本と同様にダウンサイジング化が進み立派なファーストカー」

「実際、大きさはゴルフⅡ並だから」


ハルナ
「比較するクルマが古くないか・・(笑)」



ミナ
「フェスタって日本では既に隠れ名車みたいだけど(笑)、Bセグの中では、ほぼ全ての領域で一歩抜き出ていて、世界ではこのクラスのベンチマーク」


セレナ
「ポロをベンチマークしたって良く言うけどね(笑)」


ハルナ
「フェスタをベンチマークしたって言っても、フェスタを普通の人は知らないから(笑)」


ミナ
「いくらポロの出来が良いとはいえ、設計の古いポロをベンチマークにしたって・・・どう?と思うのだけど」


ハルナ
「ボディーの剛性感とかはポロはまだトップクラスなんで、比較対象としては分かりやすいのね」


ミナ
「フェスタに乗るとクルマはバランスが重要なんだな・・と改めて感じた」

「ともかくトータルバランスがとても良いクルマなので街中だけの試乗だと、このクルマの本質はわかりにくい」


セレナ
「バランスが良い車です・・・って言っても、日本では売りにならないけどね(笑)」

「残念な事に日本ではフェスタの値段は高い、でも高い分だけ良いのも確かね」


ミナ
「上質なクルマだけど、決して小さな高級車を目指しているわけでもない。あくまでもコンパクトカーの枠で真面目なクルマ作りをしている、これは日本では売りにくいナ(笑)」

「C~Dセグでも、このレベルに達していないクルマはゾロゾロある。後出しのデミオですらディーゼルと内外装の質感を除くと、厳しいかな・・・」


ハルナ
「フェスタに乗ってデミオのヨーロッパ仕様に乗ってみたいと思った・・・もしかして、別物だったりするかも・・・たぶんこの2台がBセグのベンチマークになっていくから」
Posted at 2014/11/20 22:08:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 麦わら帽子とみかん | 日記
2014年11月19日 イイね!

別冊「麦わら帽子とみかん」フォード フェスタ その5

別冊「麦わら帽子とみかん」フォード フェスタ その5「麦わら帽子とみかん」キャラによるフォード フェスタ試乗 その5

足回り/シャーシ/ハンドリング編②




(エンジン&ミション編①はこちら
(エンジン&ミション編②はこちら
(エンジン&ミション編③はこちら
(足回り/シャーシ/ハンドリング編①はこちら

ミナ:マーケティング、メカニズム担当
セレナ:デザイン担当
ハルナ:走り担当



ミナ
「サスの形式だけ言えばストラットにトレーリングアームのフツ~のサスだけど、セッティングは相当詰めてある」

「これはフォードが長年つちかった設計ノウハウだと思う」


セレナ
「セッティングって、スプリングとかダンパーで煮詰めるものじゃないの?」


ミナ
「ここでいうセッティングは、スプリングやダンパーの特性以前にサスペンションのジオメトリーのこと」


セレナ
「ジオメトリーって?」


ハルナ
「サスの可動部をどこに、どんな角度で動くように取り付けるかってことね」


ミナ
「ストラットとトレーニングアームの方式は、確か初代ゴルフあたりが最初だったかな?」

「基本的にシンプルで安い(笑)サス構造だけど、設計の自由度が少ないのが難点」

「それを、ここまで良いサスに仕上げてくるだから、フォードのクルマ作りのノウハウは相当なもの」


ハルナ
「そんな安いサスなのに乗り味が良いのは何で?」

「この形式のサスは国産でもあるのでしょ?」


ミナ
「安いからね・・・国産でもいっぱいある(笑)」

「このサスを活かすためのボディー側の設計がちゃんと出来ていないと、安いだけのサスになっちゃうから(笑)」


セレナ
「凄いのはサスではなくでボディなの?」


ミナ
「ボディも特別な構造は無いように見えるけど、サスとの接合部からクルマの重心にかけて力がしっかり入り、それをボディ全体の反力で曲げる力を作っている」


ハルナ
「難しいのね・・・」


ミナ
「ようはボディ側も含めたクルマ全体での設計が出来ていること」

「最近は分業が進んでいるで、これがバラバラなクルマが多い」


ハルナ
「もうちょっと簡単に言えば、ロールセンターを高めにとって腰上の剛性を上げてクルマの動きと運転者の感覚に一体感を持たせているのだと思う」

「だからドライバーに負担がかからないし、思いとおりにクルマが動く」


ハルナ
「理解不能なんだけど・・・」


ミナ
「ハルナの2CVやキャトルがロールセンターの高いクルマの代表よ!」


ハルナ
「だからロールしても怖くないんだ!!」


ミナ
「一般的にロールセンターを上げるとジオメトリー変化が小さくなるので乗り心地がフラットになり、ドライバーにかかるGとクルマにかかるGが近いので一体感が得られるものなのよ・・さらにタイヤ依存性が少なくなるのでコントロール性も高くなる」


ハルナ
「フランス車が伝統的に乗り心地が良いのは、ここらへんがポイントなのね」

「なら、どんどんロールセンターを上がればよんじゃない?」


ミナ
「ロールセンターは高くすれば良いわけではないの。ロールセンターを高くすると横方向の反力が落ちるから・・横方向の反力はクルマを曲げる力なので曲がらないクルマになっちゃう」

「そこで、さっき言ったようにボディーの重心方向に対して横方向の反力が加わるようにするわけよ」


セレナ
「????・・・Zzzzz・・・」


ミナ
「逆にロールセンターを低くとり、その反力を受け止めるために腰下の剛性を上げて、反力はタイヤのグリップ力で受け止める・・・てのはレーシングカーで使われるセッティングなの」

「これだと、ドライバーにかかる横Gが振り子の原理で大きくなるし、足回りが突っ張った感じになるわけね・・一昔のスポーツカーはみんなこのセッティングだったものね」

「タイヤ依存度の大きいクルマはだいたいこのセッティングだと思う」


セレナ
「????・・・・Zzzzz・・・」


ハルナ
「そういえば最近はロールセンターの低いクルマは少なくなったような気がしない?」


ミナ
「そうね、初期のFFはロールセンターの考え方は無くて、基本的にかなり高めの設定なので曲がらなかったのよね。だから、仕方なくリアのスタビリティを落として曲がるようにしていたのだと思う」

「その後フロントサスだけダブルウイッシュボーンやマルチリンク化してロールセンターの低く反力で旋回するセッティングが流行ったけど、リアのジオメトリーがそのままだとついてこない」

「速度域が上がりリアにも仕事をさせないと限界が上げられなくなるので、リアもマルチリンク化して前後ともロールセンターを低くしたけど・・」


ハルナ
「サスストロークをとるとジオメトリー変化が大きくなり、上下方向の動きに制約がかかるので乗り心地は悪くなるうえ、コストが上がるのでやめちゃったわけね」


ミナ
「たぶんね!。クルマの全体の剛性が上がり、取り付け位置を工夫することで一般車ならストラットとトーションビームでロールセンターを高い状態でも、そこそこスピードなら曲がるセッティングが出来るようになったのだと思う・・・これが今の主流」

「逆に、本格的に曲がるクルマにするにはトーションビームではロールセンターを下げにくいので無理なんだけどね」


セレナ
「Zzzzz・・・・・」


ミナ
「余談だけど、トーションビームを含むリジットサスは、サス自体が曲げる力をあまり出せないけど、タイヤが路面に対して均一に接地するので滑り出しのコントロールがし易い特徴があるのよ」


ハルナ
「だからAE86とかはドリフトしないと曲がらないけど、ドリフト時のコントロール性が高いって言いたいんでしょ!」


ミナ
「さすがハルナさん、そちら系は強いはね(笑)」


ハルナ
「比較的フラットな路面が多い路面であればリジットサスのネガティブな部分は出にくいのは乗っていてわかるわ!」


ミナ
「今時未舗装路を探す方が大変だから、以前より独立サスの必要性は少なくなったのかもね」


ハルナ
「ってことは、最近の高級車はマルチリンクの構造でロールセンターを高く取っているので更に乗り心地が良い・・てか?」


ミナ
「乗り心地はバネ下重量が軽いのが効いていると思う」

「っというか、19インチだの20インチだのってホイール履いちゃうと、トーションビームだと横方向の剛性が確保出来ないじゃないかな・・だから、マルチリンクなのかも・・」


ハルナ
「そういえば、今でもホンダや最近のプジョー(208あたりまで)が腰下の剛性を上げてタイヤとサスの比較的反力で曲げていくように感じるけど、フェスタは車体全体の反力で曲がってく感じよね」


ミナ
「ホンダやプジョーも実際にはロールセンターは以前より高いと思う」
「ただ、腰下の剛性を上げれば基本的に足回りが旋回力を生むので、腰上の設計自由度が高くてモジュラー設計に向くから、結果としてそう感じるんじゃないかな・・・」


ハルナ
「そういう意味ではフェスタのセッティングとしてはマツダに近いと思はない?、マツダ車の方がもっとクイックに曲がって楽しいけど」

ミナ
「腰上の剛性感はフェスタの方が上で、マツダ車よりは安定指向かな」


ハルナ
「短時間のワインディングならマツダ、長いワインディングならフェスタの方が楽しめるような気がする」

「ただ、走りが良いだけにシートサポート不足が気になりだすかな・・まあ、タイヤがグリップしないので、諦めがつくけど」


ミナ
「って、セレナ寝っちゃてるし・・・」

「お~い、そろそろ出番だぞ!!」



まだ終わりません!!
Posted at 2014/11/19 23:31:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 麦わら帽子とみかん | 日記
2014年11月19日 イイね!

別冊「麦わら帽子とみかん」フォード フェスタ その4

別冊「麦わら帽子とみかん」フォード フェスタ その4「麦わら帽子とみかん」キャラによるフォード フェスタ試乗 その4

足回り/シャーシ/ハンドリング編①

(エンジン&ミション編①はこちら
(エンジン&ミション編②はこちら
(エンジン&ミション編③はこちら







ミナ:マーケティング、メカニズム担当
セレナ:デザイン担当
ハルナ:走り担当









ミナ
「第四回目は足回り/シャーシ/ハンドリング編ね!」


ハルナ
「どうしても1LターボやDSGに目がいくけど、フェスタの最大の美点はここよね」


セレナ
「そうね、乗り味はこクラス随一じゃないかな」


ミナ
「どこか特別凄いところがあるわけでは無いのだけれど、全ての動きがリニアで自然」

「クルマの挙動が分かりやすいので、運転していて楽しい」


ハルナ
「ブレーキングやコーナー中のような負荷がかかっているときに、足回りと車体がバラバラになる事が無いのが凄い。ブレーキング時の姿勢変化が少なく感じた」

「リジットサスはバネ下重量が重いので、ブレーキングで前のめりになるとバタつく事があるのだけど、サスがうまく押さえ込んでいる」


ミナ
「回頭性が高いセッティングだけど、いわゆるリアのグリップを落としたものでなく、車体全体で曲がっていく感じ」

「リアのスタビリティはかなり高い、基本アンダーステアーなのでフロントのグリップだけ意識していれば良いので安心感が高いわね」


ハルナ
「排気量は1Lと小さいのが幸いしてか、鼻先の重さはほとんど感じないし、特に下りのS字カーブのようなシーンでの切り替えしが楽しめるのは、このクラスでは珍しい」

「フォードのKAも同じような特性だったから、これはたぶんフォードの伝統かもね」

「足回りはやや硬めだけど動きが良くてストロークがとられている。ダンピングもそれほど強くはないけど、コーナー中にギャップを拾っても腰砕けにならない」

「サス単体で素晴らしい動きをするわけではないけど、車体全体の動きが掴みやすいので、かなりペースを上げて攻めても怖くなかった」


セレナ
「結局攻めたのね・・貴方は(笑)」


ミナ
「姿勢が安定しているのはジオメトリの変化が少なく証拠、基本的にタイヤの性能に依存が少なくても曲がってく絶妙なセッティングだと思う」

「しかも、17インチホイールを履きこなしているのは凄い、このクラスで195/40R17なんてタイヤ&重いホイールを完全に履きこなしているクルマは初めてかも」


ハルナ
「そうね、単にボディ剛性を上げただけでは、こうはならない」

「サスの構造がいいのかな?」


セレナ
「でも40なんて薄いタイヤだから、低速ではゴツゴツ感が残るし荒れた路面でのタイヤノイズも大きいく感じたな」


ミナ
「16インチにして剛性の高いタイヤに替えれば更に良くなるはず。マツダはさすがにわかっていてデミオは最大でも16インチ」


ハルナ
「デミオのような軽量シャーシだと17インチは持たないのも事実だけど(笑)」


ミナ
「ハンコックのタイヤも悪くはなかった、グリップ力はそこそこだけどコントロール性は良かった。ただ、タイヤノイズが大きい時があるのはタイヤの特性かクルマの特性かはわからないな!」


セレナ
「でもフォードは日本ではブランド品なのだからミシュランあたりにしてほしいな・・」


ハルナ
「タイヤがタイヤなんで限界が高いワケではないけど、振り回して楽しかった、路面のインフォメーションが手に取る様に分かるクルマに久々に乗った気がする」


ミナ
「電動パワステが一般的になって路面インフォイメーションがわかり辛いクルマが増えたものね」


ハルナ
「ステアリングフィールも抜群とは言わないまでも、最近のクルマの中ではかなり良い方」

「電動パワステの段付きやステアリングのフリクションも感じさせない」


ミナ
「ここはデミオより出来が良い、かといってBMやベンツの上級車種程のしっかり感や滑らかさがあるとわけではないけど」


ハルナ
「ブレーキもリニアな立ち上がりで操作しやすい、剛性感も良くスポーツ走行で無ければ不満は出ないかな」

「そして、高速道路は走っていないが高速安定性は良かった(笑)」


ミナ
「ただシャーシ剛性をガンガンにあげてスタビリティを稼ぐドイツ車のような安定感ではなく、高速でも回頭性や運動性能を重視しているわね」


ハルナ
「高速主体ならシートが更に良くてフラットな乗り心地のフランス車の方が楽かも」




まだまだ続きます

Posted at 2014/11/19 22:43:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 麦わら帽子とみかん | 日記

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