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37_Planning(サンナナ)のブログ一覧

2015年03月29日 イイね!

【ご報告】3/29車育湘南で新旧フィアット500を並べてチンク畑を作りました

【ご報告】3/29車育湘南で新旧フィアット500を並べてチンク畑を作りました3/29車育湘南で新旧フィアット500を並べてチンク畑を作りました






単に集まるだけの企画に集まったのは

Oldチンク3台、Newチンク19台




22台のチンク畑となりました。


朝早くから皆様ご苦労様でした。


10時過ぎには雲が出てきましたので、早期集合、雨前に解散で吉だった気がします。




某ハッチバック団のマネで!


こんな事をさせてしまし失礼しました。


また、紹介予定時間の9:00には皆さん待ち切れずバラバラで・・・・出来ず(汗;)


紹介時のお土産に実はこんなお菓子用意してたのですが

・・・我が家に積んであります(笑)

なので、フォトギャラに写真上げましたので、そちらにハンドルネームをコメントしてくださいネ!!。

愛車の一言ウンチクを頂けると、嬉しいな!!

↓リンク
チンク畑①Oldチンク
チンク畑②Newチンク
チンク畑③Newチンク
チンク畑④Newチンク



しかし、このイベントがアメ車メインのイベントとは知りませんでした

この車の2/3はアメ車でしょう・・・


これと

自分のチンクを並べてみたかったかも・・・!!


ちなみに同時企画検討していた畑シリーズですが

たぶん、サンナナの呼びかけとは関係なく集まったとは思いますが一応フォオギャラに上げました!!

ヒマワリ畑(黄色組)①
ヒマワリ畑(黄色組)②
Oldミニ畑
カプチーノ&AZ1畑
イニD畑


また皆様とお会いできる事を楽しみにしております。

宜しくお願いします。
Posted at 2015/03/29 16:07:55 | コメント(7) | トラックバック(0) | チンクエチェント | 日記
2015年03月28日 イイね!

【最終案内(再掲載)】3/29車育湘南で新旧フィアット500を並べてチンク畑つくります!!

【最終案内(再掲載)】3/29車育湘南で新旧フィアット500を並べてチンク畑つくります!!
先日、アナウンスしました

3月29日に大磯ロングビーチ大駐車にて開催される











車育湘南 Car and Dreams
「クルマの素晴らしさを子供たちに伝え夢を育もう」


参加費無料!!!


にて

新旧チンクエチェントを並べる「チンク畑」は予定通り実行します。


ご賛同頂けるチンク乗りの方は

当日、第二駐車場に7時30分までに集合をお願いします。
(ゲートオープンは7:00~、入場は9:00まで)

7:40頃揃って第一駐車場に移動します。
(ある程度配慮はしていただけますが、必ずしも揃って並べられるわけではありませんのでご承知おきを)




自分は

↑この赤の旧フィアット500で参加します。
ので目印にしてください。



新旧フィアット500オーナーの皆様、

未来のクルマ好きの育成に向け、「チンク畑」を作ってみんなで車育のイベントを応援しましょう

みんカラのイベント告知にもアップしました。→ココ


尚、参加台数がまったく把握出来ないのと、準備時間不足で特別な企画は行いませんが

9:00の時点で集合写真と自己紹介の時間を設けますので、サンナナのクルマの周りにお集まりください。

その後クルマの写真を撮らさせて頂き、ハンドルネームをお聞きしますので

解散は自主解散ですのでアナウンスは致しません。

宜しくお願いします。




尚、同時開催を検討していた


・新旧ビートル畑
・ホンダビート畑
・スバル新旧R1/R2畑
・歴代カングー畑
・新旧ホンダZ畑
・スズキカプチーノ畑
・新旧コペン畑
・黄色いクルマ畑
・新旧ミニ畑
・イニD畑(AE86等 イニD関係車両)



ですが、上記の入場駐車方式で一人ではコントロールが出来ないため

イベント告知にはアナウンスしませんが。

同様に

7:30第二駐車場に集合して頂き

7:40頃チンクが移動する前後に車種別に連携して第一駐車場に移動してください。

事前に幹事車を設定していないので、声を掛け合ってうまくやってくださいネ!!!


尚、上記以外のクラブやサークルの場合も

一旦、第二駐車場に集まれば

ある程度固まって駐車可能とのことです。


思い付き企画で、かなりアバウトですが宜しくお願いします。



では、皆様お気をつけておいで下さい。


Posted at 2015/03/28 19:35:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | チンクエチェント | 日記
2015年03月27日 イイね!

ぶろぐ小説「麦わら帽子とみかんβ」 第Ⅸ章「あさま」⑥

ぶろぐ小説「麦わら帽子とみかんβ」 第Ⅸ章「あさま」⑥

はじめて、本小説(ブログ)をご覧なる方は、こちら をご覧ください。






浅間のホテルで安藤のおば様と佐藤と言ったホテルマンに見送られて出発する。


今度はポーターが先行し、みかんが後ろを走る。


調子の悪いポーターだが帰りは空身で基本下りだけである、いざとなればまた牽引すればよい。


やはり泰造が制御している時と違い煙が多く出ているが、泰造曰く麓まで位なら大丈夫とのこと。


こちらは煙まみれだが・・・・


走り出して数分もたたな内に煙の量が増えてくる。。大丈夫か・・・


いや、これは煙ではなく霧・・・


一面一気に真っ白くなる、前を走るポーターはライトをONにしているが古車のテールランプは小さくて暗く、みるみる霧の海に飲み込まれていく。



「これって・・やばくない?」


泰造に問いかける



『あのクルマで、あの娘では厳しいかもな・・・』


前方視界は数メーターまで下がりる


ポーターのペースがみるみる落ちてくる


箱根の雪と霧の下りの恐怖を思い出す


こちらは泰造という安全装置が居座っているので大丈夫だがポーターはそうはいくまい



『先行してやれ、このクルマにはバックフォグも装備してあるからのう』


そう、このクルマは見た目とは裏腹に泰造の手によって現代車並み・・いやレーシングカー並みの安全装備が施してある。


レーシングカーにバックフォグは無いが、霧の多い伊豆の山や箱根を走る上で必要な装備なので後付けしてある。



「ポーターの前に出て一旦止まるから指示して」



『前後クルマは無しじゃ、右側は5mは空いている』



「了解!」


言葉と同時に、シフトダウンし一気にポーターの前に出ると同時にハザードを付けて距離を保つ



『20先の左に空地がある・・そこに』



「了解」


ポーターの距離をライトの明るさでつかみながら、みかんのペースを下げハザードを左ウインカーに替える


リーシャも理解したようでポーターのウインカーを付ける


オレンジと黄緑のミニカーが並んで空地に入る。


ここは見晴台のようである


ポーターからリーシャが降りてくる


こちらも、みかんのドアを開ける



「助かったぁ・・・よくこの場所がわかった・・というか見えたわね・・地元の私でもわからなかった・・そもそも怖くて左に寄せられなかたのに・・」


みかんから降りると、あたり一面真っ白である。


目の前にいるリーシャはわかるが、3m位先のポーターの輪郭を認識出来ない位。



「このクルマはライト類が強化してあるし、強力なナビも積んであるんでね!」


まさかナビ替わりの幽霊が乗っているなんで言えないし・・



「しっかし、困ったわね・・・この霧じゃあ・・」


リーシャが回りを見回す



「まあ、無理してぶつけても合わないから、少し待ちましょう!!」


リーシャを、みかんの助手席に招き入れ、またまたお話タイムである



「このクルマってお爺さん・・タイゾーさんだっけ、の形見なんでしょう?」



「そうね、お爺さんが私の為に残してくれた形見であり、お爺さんの分身かな・・」



「同じ年式なのにポー君と大違い・・あっちは、ほんとボロボロだから」


ポー君というのはポーターの愛称らしい



「ポー君・・・も、お爺さんのクルマなんでしょう?」




「そう、まだ生きているから形見にはならないけどネ(笑)」


「ウチのジイサンは頑固というか、物持ちが良くて直せる限りは直し続けると言って手放さないのよ」


「長く愛着を持って使ったモノには精神が宿るって言うのよ・・・不思議よね、西洋にはあまりそういう無い考え方なのに(笑)」




「そうね、モノに意志や精神が宿るってのは日本独特の感覚と聞いたことがあるわ」




「そんなんで、ウチには古いモノばっかりで・・クルマも私より年上のクルマばっかり」




「それは、ウチも同じ・・みんな旧車」


まあビートを旧車と言うにはまだ早いが・・



「でもね・・自分で運転するようになって、最近やっぱしウチのクルマ達がイイナって思えてきて、昔はエアコン効くクルマ買ってって嘆願したこともあったのに(笑)」



「それも、我が家と同じ(笑)」



「やっぱし、一緒に育ってきたモノに愛が宿っているのかもね!」


お互いの旧車家族の苦労自慢を30分程しただろうか、霧がだいぶ薄くなってきた



「そろそろかな・・」


リーシャが切り出す



「そうね・・」


ポーターの暗いライトだとまだ厳しいかな・・・



「ここから霧が完全に晴れるまで、私が先行するわ」



「ここは、地元だし・・私が・・」



「霧は走り慣れているのよ・・私!、それに明るいライトとバックフォグがあるので大丈夫」


例によってバックフォグは泰造によって、今はさらに明るくコントロールされている。



「じゃあ、お願い!!、運転はミナの方が全然慣れているようだから」


後続車が当面来ないことを泰造に確認して2台はスタートする。


視界は20m位まで回復している、センターラインも見えるのでゆっくり走れば問題ないレベル。


ポーターも等距離で付いてきており問題なさそうである。



「おじいちゃん、さっきのモノに精神が宿るって話ってホント?」



『本当じゃよ、人と人とを繋ぐ糸が思い出と共に太くなると同じようにな』



「クルマが意志を持つって事?」



『少し違うがのう、モノが勝手に意志を持つことはないんじゃ』



『人の気持ちや精神がモノに移るんじゃ・・そうじゃな、鉄に磁石を長く付けておくと磁力が鉄に移るじゃろう・・あれと同じじゃ』


なんか良くわからないけど・・・なんとなくわかる


SFで出てくる残留思念のようなものだろうか・・



「愛情をもって接すると壊れるものが壊れないなんて事もあるの?」



『ああ、人の思いや願いは見えない力としてモノに作用するからのう、そうゆう事もありえる』



『他のクルマに気が移ると故障するという話は良く聞くだろう、それは思いを共有することいよって支えられていた力が無くなってしまうからじゃ』



「そうね、お爺ちゃんからもらった、このペンダントを持っているだけで、気持ち的に助けられた事が何度もあった」



『レースでも同じじゃ、メカニックが情熱をもって組んだエンジンとビジネスライクに組んだエンジン・・・ここぞって時に助けてくれるのは決まっておる』



モノに愛着を持って接する・・・やっぱりいいことあるんだ。。



「みかんにも宿っている?」



『たぶんな!!』



「あのポーターにも?」



『きっとな・・・あのポーター・・・おまえの父親に修理をお願いしておけ、あやつなら部品もどうにか手配できるじゃろう』



泰造も既にポーターにも愛着が湧いているのだろう



「そうね!、そうする」













後記

「あさま」編後半に入りました。

今回も、最後までお付き合い、感謝!、感謝!!です。

次回は、4/4頃アップ予定です。










尚、執筆に集中するためコメント機能は止めております。

物語の概要やINDEX(目次)は、こちらをご覧ください(随時更新中)。
Posted at 2015/03/27 21:54:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 麦わら帽子とみかん | 日記
2015年03月21日 イイね!

彼女に乗って欲しいクルマ(女子が魅力的に見えるクルマ)・・・②本論:その先に見るマーケティングに関する考察!!



①の序論に引き続き②本論は少し真面目にマーケティング視点でクルマ文化における女子とクルマの位置づけについて記載したいと思います。

かなり小難しい話ですので、普通の方は読まないでくださいね!!

なので、間を空けます













































































懲りずに続きを読んで頂ける方に感謝します。


昨年の6月にクルマの本質的価値について小難しいことをブログに書きました。


おりしも今年の2月に発売された

マツダCX-3の開発責任者の冨山さんがHP

「スペックや数値などを追い求めるのではなく、 人がクルマに求めている本質的な価値とは何かをゼロベースで問い直し、 徹底して人の感覚に沿うことでお客様の感性を刺激することを目指しました。ぜひ、マツダが提案する「CX-3」の魅力を感じてください。そして、より多くの人がクルマという製品そのものに魅了されるきっかけとなれば幸いです。」

とゆうメッセージを出されていました。

最近のマツダ車造りには迷いがない、マツダ躍進のカギはここにあったようです。

但し、まだCX-3は乗っていないので、言葉通りのクルマになっているかどうかはわかりません!!

(デミオはドライブトレイン系は世界トップレベルになっていましたが、足回りを中心としたシャーシ性能はまだ改善の余地がありましたから・・・)

一か月位貸して頂けませんか・・・マツダさん(笑)


ここからは、クルマの本質的価値の深堀の続きです。

前回は若者のクルマ離れに関して記載していますが、そこを新たなマーケティング視線で掘り下げます。


今回の視点は女子です。


実は女子の視点でクルマを見ると現代のクルマ(特に国産車)の問題点が浮き彫りになります。


まず、男性的視点とは何でしょうか。

男性はどのような視点でクルマを選ぶか、男性の行動原理で最も影響しているのは恐らく

・所有欲

です。

これは男性の支配欲という本能からくるもので当然の事と思われます。

結果としてモノに対する拘りが強くなります。


自分もそうですがコレクション趣味が多いのは男性の方でしょう。

小さい頃からミニカーを集めたりするのは男の子としては良くある話です。

ミニカーを動かして楽しんでいたのが、動かさず集める事自体に注力しはじめる。

つまり、遊ぶという行為(コト)ではなくミニカーというモノ

・ミニカー自体の持つ価値を重視する

ようになります。

一方、女性はモノよりもそれから得られる行為、つまりはコトを重視する傾向があります。

人形遊びがその例で、女の子がリカちゃん人形のコレクターになったなんて話は多くないでしょう。

リカちゃんの服を集めるコトはするでしょうが、それも着せて遊ぶのコトが目的です

いわゆる、オママゴトを女の子が好むのはモノよりコトに価値を見出していることにほかなりません。

ブランド品に対する拘りは女子の方が強いのですが、使わずにコレクションしています・・・なんてコトはレアケースと思えます。


女子は服やバックを買うときも、それを使っている自分の姿やシーンをイメージしているはずである。

つまり女子の視点でクルマを見ると

・そのクルマを使って得られるコトや、その使っているシーンが素敵な事を重視する

となります。

話は脱線しますが、男性の方が郊外の一軒家指向が強く(都心から離れる)、女性は都心のマンション利便性指向が強い傾向があるのも、男子はモノを女子がコトに価値を見出している事に起因します。


さて、男子の重視するクルマ自体の持つ価値は何を尺度としているのでしょう。

それは機能で表されるものです、何故なら自己顕示欲とはある意味相対的にものなので比較出来る事が必要だからです

現代の自動車で比較検討される機能を列挙すると

・高い、安い
・速い、遅い
・燃費がいい、悪い
・便利、不便
・楽、楽じゃない
・見栄えがいい、悪い
・安全である、そうでない
・大きい、小さい
・広い・狭い

となります。

つまり機能価値の(男性的な)視点だけで価値を捉えると

高くて、速く、燃費が良くて、便利で、快適で、見栄えが良くて、広くて、安全なクルマ

が最も価値が高いコトになります


では、これらの機能を満載したクルマが、女子の求めているコトやシーンを満足させることに繋がるでしょうか?
女子、男子にかかわらず、オーナーの人生を豊かにするクルマになるのでしょうか?

恐らく、それだけではそうはならないでしょう。

快適になり旅行先で楽しめた、渋滞中でもビデオが見られて快適だった・・・・これは、クルマの価値というより移動手段としての価値です。

新幹線や飛行機が競合となる分野ともいえます。

地方出身の会社の若手から聞いた話しですが
「都心に就職してクルマを持つ必要性が無くなったので持っていません」
・・・・理にかなっています。

移動手段としてだけとらえれば、クルマ離れは間違いなく進みます、いや既にかなり進んでいるわけです。

これは男子の視点の機能重視でクルマ造りをした結果とも言えます。

女子の視点では機能を重視するのではなく、それによって生活が豊かになるコトが重要になります、機能はこれらの手段にしか過ぎません。

いくら機能に優れクルマであっても生活が豊かにならなければ価値はないのです。

気を付けることは

旅行好きな女子



クルマ好きな女子

を混同しないことです。

旅行好きの女子は旅行先で楽しむ事が目的でクルマは手段です。
(女子ではなくファミリーの視点にすれば、世の中のミニバンの多くがこの視点で作られています)

ここでいうクルマ好き女子とは

クルマの運転自体を楽しむ事、所有している事自体を楽しむ事を目的とした女子です。

当然両方な女子もいますが、すぐ混同してしまうのであえて分けて考えるべきです。


昔クルマは嗜好品と定義され高額税金が設定されました。


今の日本では多くの人にとってクルマは嗜好品ではなく、あえて言うなら機能品となっているわけです。
(機能品となっても税金は高いまま・・・いや、また上げようとしていますが・・)


序論で彼女に乗って欲しいクルマのテーマで車種を列挙した時に日本車が少なかったのを思い出してください。

日本車は機能が高いクルマはあるが、人生を豊かにするコトをイメージできるクルマが少ない。

つまり嗜好品としての価値が低いことを意味します。

これが現実です。



メーカーの広告を見ても、エコで便利で楽になります・・これが生活を豊かにする事です・・・ような内容が多いようです。

一見正しそうですが・・・これって、実は屁理屈である事がわかります。

だって、エコで便利で楽になっても、ワクワクする事は無いでしょう?

クルマ自体でワクワクさせる事を放棄した結果の言い訳に過ぎません。

日本のメーカーではクルマ業界に限らず、機能表で競合比較を行います

人生を豊かにする・・という顧客視点の言葉を、便利で楽になる

と単純に置き換え(KK表)しているのではないでしょうか?

日本メーカーがアップルに勝てなかったのも、そこに問題があったように思えます。

始めてiPod、iPhone、iPad触ったときワクワク感を感じたものです

それは単に便利で楽になったからだけではありません。

恐らく、iPhoneと機能的には互角以上だったと他社の技術者やマーケッターは言っていたはずです

そこには機能表で表現出来ない明確な差があったわけです

この機能で表現できない価値が本当の意味のブランドを作ります

成熟した産業に必要なコトは機能提供ではなく、人生を豊かにする環境(場)の提供なのです。

それに乗り遅れなければ、コモディティー化の波に飲み込まれ押しつぶされます。



今、アップルやグーグルがクルマ業界に対して情報の分野で環境提供の主導権を握ろうと仕掛けています。

実は、それを具現化したのがテスラなのです。

テスラはただの電気自動車ではなく、シリコンバレーの実験車でもあります。



話が脱線しましたが、では女子の視点でクルマを造るとどうなるか?

人生が豊かに出来る環境、それは

「クルマを通じて得られるシーンが素敵な事」

です。

更に深堀するとクルマをシーンを演出する自己表現の道具として見立てているコトです。


これは女性仕様の(カワイイ)クルマ造りを提言しているわけではない。

正確にはクルマ造りを変える必要ですが、クルマで人生が豊かになるような環境作り、女子がよりクルマと、それによって得られる体験価値に興味を持つような環境作りをする事が重要なのです。

これが、前回から述べているモノからコト(体験価値)へのマーケティングの転換です。

この考え方は新しいものではなく、日本のメーカーも気が付いているようで

ヒットしたハスラー

は珍しくユーザーのライフスタイルを言及しているし、

それを追随したダイハツもウエイク

同じような路線でアピールをしている

それ以前に出たN-BOXプラス

の車椅子をそのまま乗車出来る機構も、利用者のライフシーンを変えるコトに成功している

一歩前進といえますが、クルマ本来の機能に付加機能をつけた事に過ぎないといえます。

機能一覧表に項目を増やして終わってしまう可能性があります。

このようにクルマを作る時ユーザーのライフスタイル像をイメージする取り組みは行われていますが、女子本来のライフスタイルに焦点を当てたケースはあまりないように見えます。

主婦に焦点を当てたケースや、単に使い勝手だけに女性の意見を反映させたケースは数多くありますが、それはここで言うライフスタイルではなく単なる便利機能です

あと間違いやすいのは、女子が必ずしもカワイイクルマが好きとは限らない事。

カワイイ装飾を付けた女性仕様のクルマがたまに出ますが・・・





更に深堀りすると、日常域で人生を豊かにするには

①愛着がわき身に着ける衣服、若しくは家族の一員やペットのように思える仕掛け:静的価値
②乗るだけで楽しい、ずっと乗っていたい(心地よい走りの質感):動的価値
③クルマを通じて出会いが出来る:情報価値
が必要と考えます。

みんカラ等のSNSは③の環境を提供しているともいえます(前回のブログにて記載)。

①は嗜好品としてのブランディング
②はクルマの走りの質感

です。

日本車に不足しているのは、この点です。

まずは①の嗜好品としてのブランディングですが、

まずクルマにおけるブランディングはユーザーが感じる3つのイメージから成り立ちます。

一つは知覚的イメージです。

簡単に言えばデザインです。

ブランディングの為に共通のアイデンティティを持たせる事です。

ブランディングとは差別化の個性ですから、単にカッコいい・・というだけでは、ブランドは育ちません。

また、取ってつけたようなマークやグリルを共通化するだけでも、ブランディングを育てるアイデンティティとは言えないでしょう。

マークやグリルを見なくても、メーカーが分かるような個性で質の高いデザインがあって初めてブランディングたるアイデンティティが確立されます。

男子は局所的な分かりやすいカッコ良いを求め、女子は全体的なフォルムのから得られる印象を重視する傾向があります。

そういう意味では男子は特徴的なグリルや豪華なパーツが付加されると満足してしまうのに対して、衣服のコーディネートでセンスを磨かれている女子は全体的なデザインセンスの質が高くないと満足しません。

デザイン的な要求レベルは女子の方が高いと言えます。

しかも、それがライフスタイルとゆう無形のモノとコーディネートされるのです。


アイデンティティの確立された優れたデザインのクルマはシルエットを見ただけでわかります。

最近はこれが出来ているメーカーは海外を含めて多くはありません。
(ポルシェやビートルはシルエットを見ただけでわかるでしょ!!)

最近はアウディの成功に感化されてグリルを強調し、アルファや一時のBMWのデザインの影響で躍動的なプレスラインで勝負・・・みたいなクルマが増えています。

世界で現代自動車が躍進しているのは、この手法をうまく取り入れてコストを抑えて、とてもカッコイイクルマを多品種生産したからです。

最近はCG技術が発達して多くをPC上でデザインしています。

元々浮世絵に代表される2次元文化の日本ならいざしらず、彫刻に代表される3次元文化のヨーロッパメーカーも薄っぺらいクルマが増えてきた気がします。

これは量の拡大を目指すメーカーが増えた結果ともいえます。

量を追い始めると、売れないリスクが取れなくなり、万人受けのデザインとなり没個性的となり・・・・結果としてクルマが前より売れなくなった・・なんてケースは良くあります。

経営者が売上の拡大やROE/ROIを気にするあまり、肝心の良いクルマを作る事を忘れたしまったケースもあります。

この結果、以前は日本車に言われた金太郎飴状態が世界にも広がりつつあるわけです。

だからこそ、クレイモデルを重視した塊感のある、そしてシルエット(骨格)から考え抜かれてデザインされたクルマでないと、差別化されたブランドとしてしての価値は生まれないと考えます。






ブランディングを司る2つ目は感覚的イメージです。

BMWの「駆け抜ける喜び」っというキャッチやボルボに対する強固で安全なイメージetc。
メーカー名を聞いただけでイメージが浮かびまず。

当然、それに乗っている人もBMWなら走ること自体が好きな人、ボルボなら安全を重視している人、プリウスならエコを重視している人・・となります。

どのような人に見られるか、このイメージは男子より女子ははるかに重視します。

海外メーカーはこれらのイメージ戦略を長期に渡り展開してブランディングを構築しています。

日本メーカーもキャッチコピーは出しているのですが、変更が多くさらにクルマ造りの方向性と一致していないケースも見受けられ、定着していないのが現状でしょう。

唯一マツダのBe a Driverすこし女子には抽象的ですが、マツダのクルマ作りを表現した長く使える優れたコピーだと思います。

先ほど量と個性を同時に追うのは難しいと書きました。

そこでブランドを分割する手法が取られます。

本来ブランドはユーザーのライフスタイル別に分けていく事が望ましいのですが・・・

良くある勘違いが所得層別にブランディングをする過ちです(大衆車と高級車)。

ブランドは価格の高い安いではなく、その使い方であるユーザーのライフスタイルを反映させる鏡であるのです。

成功例はワーゲングループです。

フォルクスワーゲンとアウディ




アウディとランボルギーニ




同じシャーシを共有しながら、クルマの持つユーザーイメージはかなり異なります。

価格の高い安いはその結果にすぎません。

ワーゲングループの躍進のカギはここにあります。


またBMWとミニもうまくライフスタイルでブランド分けが出来ている例といえます。



日本のメーカーは百貨店のように多種雑多な車種がありイメージブランディングは難しいのですが、ベンツのAMG、BMWのMのようなサブブランドをもっと活用すべきです。

サブブランドは必ずしもスポーツ指向だけに限定されないはずです。

ベンツのAMGは今や速さだけでなく高品質を示すブランドでもあります。

実はレースやメーカーの歴史(レジェンド)もこのカテゴリーになります。

女子はあまりレースでの活躍を気にしないように思えますが、その結果であるネームバリューは重視するので間接的ですが重要なファクターでもあります
(男性の方がウンチク好きが多いのでレースや歴史を気にします←今ではすっかり市民権を得たオタク文化もこれが起因しています)。





ブランド要素の3つ目は機能的イメージです。

BMWの受領配分50:50やアウディのクアトロシステム等です。

ここも機能イメージで女子の感覚ではあまり重視されませんので、別の機会に記載します。





②のクルマの走りの質感は少し難解です

重要なポイントは、上質と高級とはまったく違うものという事です。

これを勘違いしているケースが多々あります。

例えば一匹¥500するアジの開きがあったとして、アジを高級魚とは言えません。

上質なアジと言います。

同じく一匹¥500のタイがあった時、タイは高級魚のままで

安い(お買い得な???)タイと言われます。


ここで言う質感は上質の方です。

上質な走りのクルマは運転自体が楽しく、いつまでも運転し続けたくなります。

高級だからと言って、いつまでも運転したいとは思わないはずです。

多くの女子が高級なクルマならわかるけど、上質なクルマって何??っとなります。

これは男子も同じです

何故なら上質なクルマに接したことのない人が殆どだからです。

いつまでも運転し続けたくなるクルマ・・そんなの、ありえない・・と思う方も、恐らくは本当に上質なクルマに接したことが無いのだと思います。


質感は大きく2つの要素からなります、

一つは受動的要素
もう一つは能動的要素です

受動的要素とは五感によって直接クルマから感じ取られるものです。

五感といっても実際にクルマで感じるのは
・視覚
・聴覚
・触覚
です(カストロールオイルの焼ける匂いが好き・・・とかは外しています!!)。

視覚はデザイン的要素を含め、ドライバーから見える眺めそのものです。
視界やメーターの視認性を含め、運転席に乗った時にまず感じるのがこれです。
広々した視界、高い視界、低い視界、ピラーの位置等は、クルマの持つ走りの質感にも影響します。
スポーツカーなのに高い視界、SUVなのに普通車と変わらない視界等自分のイメージと合わないと走りの質感も低下します。

聴覚はあたりまえですが、クルマから発せられる音です(オーディではありません)

高級車を中心に心地よい音だけを残す手法がとられはじめていますが、まだまだ音は小さいほど良いという考え方から抜け出し切れていません。

エンジン音を静かにしたら補器類の音やタイヤノイズが気になりだして、逆に安っぽく感じた・・なんて例はいくらでもあります。

絶対音量ではなく、どのような音をドライバーに届かせるかが重要です。

また、心地よい音とは単に周波数的なものだけでなく、ドライバーの操作に応じた音の変化の心地よさを含みます、これは後述の能動的要素の一つです。

音や振動等のクルマからの情報をどんどん減らしていく事が、クルマ本来の面白さを阻害しているケースもある事を認識すべきです。

数値データだけに頼らず実際走った時の感じ方を重視する設計が必要です。

音のチューニング(設計)は走りの質感に大きく影響を与えるわけですから、高級車だけでなく多くのクルマで検討されるべき項目です。





触覚はまさに触れた時の感触です
人がクルマの接点は
・ハンドル
・シフトノブ
・シート
・ペダル
・各スイッチ類
これらの質感を上げるのは一番コストと直結します。
見た目で誤魔化せないのですから当然です。

ここは国産車のもっとも苦手な部分です。

例えば、長年ナルディやモモのハンドルを愛用している自分からすると、耐えられない位触感が悪いハンドルは実在します。

そんな時はドライビンググローブをするようにしています。

では外車が良いか・・・と言われると、高級グレードは別にして以前より悪くなってるクルマも多数あります。

最近の大衆車ではフェスタのハンドル

ので出来が素晴らしかったです。

シートに関しても同じ事が言えます。

某海外メーカーのエンジニアが国内メーカーがシートにかけるコストがあまりにも小さくて、呆れていたという話があります。

海外のメーカーでも、コストダウンされたクルマが多くなってきて、古いクルマの方が良かったなんて話が出てきましたが。。。

ぜひ、ハンドル(モモやナルディ)、シフトノブ(モモ)、シート(レカロ)あたりの純正オプション設定復活させて欲しいところです(昔はあったのに・・)。

ず〜と乗っていたいと思うクルマは、ハンドルの感触が良く
シートも長く乗っていても疲れない
長く乗っていたいクルマ作りを目指さなければ、クルマ好きなど生まれません。
握っただけで上質感を感じるハンドル、座っただけでしっくりくるシートを体感したことありますか?
あるんですよ本当に‼︎

ただ、ハンドル、シートに関しては、個々に合う合わないがありますのでクルマを選ぶとき、少し長めの試乗は必ず必要です。
(絶賛されている初期カングーのシートは自分には合わなかった・・)

それと最も大事なのが
・乗り心地
です。

正確には「路面変化に応じた車体への振動の伝わり方」と表現が正しいと思います。

上質な乗り心地を感じやすいのはフランス車です
(単に振動の少なさとかなら、ベンツのSとかレクサスLSの方が上です!)

フランス車はダンパーとシートそのものに拘るメーカーが多いのが特徴です。

古いクルマで恐縮ですが、空冷ビートルに乗ると今でも剛性感のあるしっかりした乗り心地が味わえます。
一方、2CVを乗るとしなやかで、全てのショックが和らげられる心地よい乗り味を提供しています。

どちらも高級ではなく上質な乗り心地なのですが、

ビートルはいつまでも仕事が出来るビジネスチェアー

2CVくつろげるソファーのようなものです。

クルマを楽しむ女子に似合うのは後者のシートでしょう。

ちなみにフランス車乗りの方々は長距離を走る人が多い傾向にあるのは、上質な乗り心地のためだと思われます。


細かく見ていくと

振動の大小だけでなく伝わり方そのものがクルマの質感を大きく左右します。

先述のシートに続いて、最も影響するのがショックアブソーバーの性能です。

国産メーカーの多くの純正装備のショックは4本で1万円もしません。

これで、あの乗り心地を維持しているのだから大したものですが・・・やはりボロが出ます。

ビルシュタインのようなスポーツサスではなくザックスやコニーのようなしなやかなサスも純正メーカーオプションとするべきでしょう。

上質なサスは微入力時の動きが良いだけでなく、減衰力の特性がリニアに感じられます。

人は自分の予測外の動きをクルマがすると不快に感じます。

思ったよりショックがきた、思ったよりロールしなかった・・後者の場合でも長くなると不快に感じられます(実際には慣れてきますが・・)。

このリニアな特性が重要でサスの動きを良くしただけではダメで、ボディ全体の設計(入力の分散方法)の良し悪しに影響します。


総じてクルマと直接体の触れる部分は質感と直結するので、しっかりコストをかける必要があります。

感度の高い女子を引きつけるにはこれが必要です。

今それがある程度出来ているは、国産だと最近のマツダとスバルの一部のみに思えます。


②のクルマの走りの質感のもう一つは能動的要素
インタラクティブな要素、つまり反応性(応答性)です

実はこれが一番重要な質感だったりします。

詳細に入る前に、人は乗り物に乗った時何を面白いと感じるかわかりますか?

・三輪車
・自転車
・一輪車
・オートバイ
・自動車
・スキー
・スノボー
・サーフィン
Etc



人は不安定なものを、思い通りに動かした時に快感を感じます。
これは、乗り物を楽しいと思う本質的な感覚です。

クルマでもドリフトを楽しく思えるのはその為です。

つまり、

思い通りに動かせる事=能動的な走りの質感

になるわけです。

以前自分はBMW E36に乗っていました。

(↑写真はM3ですが乗っていたのは320クーペ)
一番のお気に入りはシルキー6のエンジンではなく、ステアリングフィールでした。

決してクイックではないのですが、切った分だけクルマがリニアに反応する感触がたまらなく好きでした。

その後、E46に乗り換えましたが・・・・あれ・・・あの感触が薄れた・・・

同じような事がホンダでも初代オデッセイ

から乗り換えたら・・・あれ・・・

最近のクルマでもE36の頃のリニアにクルマが反応する感触を実現できてるクルマは殆どありません。

アジリティを上げたとか、可変レシオにしたとか・・カタログではうたっていますが、クルマとの一体感が無かったり、ステアリングフィールそのものが悪かったりと質感が向上しているとは限らないのです。

正直、走りの動的質感は進化どころか後退しているケースも少なくありません。

その原因は4つ

一つ目かつ最大の原因は、クルマが大きく重くなった事とホイールの大口径化です。

クルマを走らせる時は慣性が働きます、ステアリング操作はこれに逆らう事です。
大きく重くなると慣性が強くかかりますので、同じだけクルマを動かすにはステアリングにより多くの力がかかります。
当然それに見合ってステアリング剛性を上げる必要がありますが、ステアリング剛性を構成する要素である、シャフトのねじり剛性、取り付け剛性、ギアのかみ合わせ剛性、ジョイント部の剛性etc全ての剛性を上げる事はコスト上難しいのが現実です。
とどめは大口径ホイールです、ジャイロ効果で慣性がより強くなる上、タイヤサイズも太くなり、更にステアリング剛性を上げる必要が出てきます。

車重の増加はクルマの動的なステアリングの質感を落とす事がわかると思います。

ND型ロードスターが装備を簡素化してまでも重量低減を重視し、ホイールも16インチと今時では小さなホイールを付けているのは、上質な走りを目指しているためです。

同じ理屈で同じ車種であれば小さな軽いエンジンでタイヤの小さい廉価グレードの方が走りの質感が高くなる事がわかると思います(サスとタイヤが同じであれば)。

小さく軽量なエンジンは回頭性を上がるだけでなく、走りの質感もあげることが出来ます。
小排気量ターボはその点有利で、重いバッテリーを積むハイブリットは不利になります。


二つ目は、クルマのハイパワー/ハイスピード化による直進性重視化です。
直進安定性を確保するにはサスのジオメトリーを安定指向(例、キャスター角を寝かせる)にします。
直進性を強くするほどステアリングにかかる負荷が増大します。
この後の理屈は1つ目と同じです。

三つ目は、運動性能重視(アジリティ)に向けたステアリングレシオはハイレシオ化です。
直進性重視化に反するように最近のクルマは運動性能重視によるステアリングレシオはハイレシオ化が進んでいます。
あの安定性指向のメルセデスがアジリティと言い始め、ハイレシオ化がスポーティで善でるいう流れは、ステアリング剛性に更なる負荷を強いる事になっています。

四つ目は、機械式→油圧式→電気式(デジタル式バイワイヤー)と操作系が進化した事にあります。
一部の高級車を除きデジタル式制御はアナログ式制御を超えられていないのが現実です。

実はもう一つコストダウンがあります、ギアの精度と組立精度を上げるのはお金がかかるのです・・・。


それ以外にも人が操作してからクルマが反応する時間が重要な事は知られています。

シフト操作してからの変速時間、アクセルを踏んでから加速を始めるまでの時間、etc

余談ですが内燃機関はアクセルを踏んでから加速を始めるまでの時間にタイムラグがあります。
アクセルを踏むと、適正な燃料を各種センサーデータを鑑みて計算し、4サイクルの燃焼サイクル前のタイミングで噴射、燃焼開始しピストンが押しされてトルクが発生、ミションを介してドライブシャフトへ・・・・・。

一方電気自動車はアクセルを踏むと、適正な電流量を演算処理してモーターに流しドライブシャフトへ・・・・
ステラに乗って内燃機関にタイムラグがあることに気が付かされました。

でもタイムラグがあっても気にならない、キャブレターあたりは更にひとタメがあってから加速するのに気持ち良い・・・こともあります

一説によるとタイムラグ0.2sec以下であれば気にならないと言われていますが、単に時間の長短でけでなく、つながる瞬間の過渡特性まで人は感じ取っています。

これが質感につながっているのです。


本題からまたまた外れてしまいましたが

つまり


思い通りに動かせる事=能動的な走りの質感

ですから。

近年楽しいと思えるクルマが減っていることになります。


全体的な質感が落ちている時だからこそ、良いものを出せば評価される土俵が出来たともいえます。


先にも書きましたが、女子の質感を感じる感性は男子を遥かに上回ります。

女子は見てくれだけで判断すると思っていたら大間違いで、クルマの質感を上げる事は女子クルマを楽しく感じるために必要不可欠な要素です。




③クルマを通じて出会いが出来る:情報価値

は以前にも書いているので省略します(笑)。







つらつらと書いてきましたが、クルマ離れを阻止する視点として女子にフォーカスすべきだというのが自分の考えでもあります。

最近の新聞で男子モノの衣服を女子が着ることが増えてきたとありました。
そして、驚いたのがその逆も増えてきているとか
結果、ユニセクシャルな服が売れているとも。。。

男子が草食化してきており、その感性は女子に近づいてきてる事からも女子視点でクルマ文化を発展させる事は出来ないか(クルマ離れを止められないか)と考えています。


自分は自動車業界以外のメーカーでマーケティングの仕事をしています。

外野から見てると、まだまだマーケティングでもやれる事が沢山ありそうです。


まずは、前半で上げたクルマに今乗っている女子のサーベイ(ヒアリング/行動観察)によるセンスと思考調査(ペルソナ設定)から始めてはいかがでしょう?


あと検証(実験)してみたいことが2つあります

一つはクルマ好き女子の色の嗜好に関する調査です。

実はデザイン以上にカラーはその人のイメージに影響を与えることはわかっています。

自己表現として重要なファクターで、あまり的確な例ではないのですが白いクラウンとピンクのクラウンの2人のオーナーに受ける印象はかなり違うのは明確です。

色は人物像とセンスを反映する鏡とも言えるからです。

色に拘ると中途半端な淡いナントカメタリックという色が設定されるケースが多いのですが・・・確かに町に溶け込むので綺麗ですが溶け込み過ぎるので自己表現としては?がつくと思っています。
それと、晴れの日は良いが曇りた雨の日はイマイチになりやすい傾向があります。
カラフルな色のアクアやハスラーやカングーは街中でも映えるし、雨の日でも魅力的です。

ちなみに、我が家では(嫁の好きな)ジャズブルーの色が無くなると聞いてゴルフⅣワゴンを買いに走った事があります。

淡い色より原色に近いメリハリのある分かりやすい色が、クルマ女子には似合うという仮説があります。

どこかのメーカーでカラーバリエーションを限定で展開してみてはどうでしょうか?

同じ視点で限定で内装のバリエーションを増やした調査も必要です。


↑これはチンクの限定車



↑こちらはプジョー208の限定車

の内装です。

いずれも派手さはありませんが、女性を意識したオシャレでセンスの良い内装です。

このようなクルマが売れているわけではありません。

そもそもクルマ好き女子が少ないのですから・・・

このような取り組みは日本のメーカーも真剣に取り組むべきでしょう。

クルマに女子が魅力を感じ、クルマ自体が興味の対象となるような環境を作りクルマ好き女子を増やす事が必要になります。

ニワトリ(クルマ)と卵(クルマ好き女子)のような話ですが、ニワトリと卵を同時に創出しなくては新しい市場(ムーブメント)はできません。


もう一つの検証(実験)は
女子向きの専用カタログ作成と、免許取得世代の女性誌へのプロモーションです。

MT車購入ユーザーに、マニュアルミッション免許取得代金差額全額補助なんて(ハーレーがやったような)企画も有効です・・・・ねえ、マツダさん!!。

これらの検証や企画は、販売台数を直接伸ばす事ではありません。

これらの結果を分析しクルマ文化をリーディングする女子像を明確にして、そのような女子が増えるようなムーブメントを企画する事。

そのよな女子が満足する次世代のクルマを企画する事です。

これは現有の女子のニーズを取りに行くのではなく、クルマ好き女子とゆう市場を新たに創出することに他なりません。

ちなみに、本来のマーケティングとはニーズの取り込みではなく市場創出なのです。
(マーケッターの方には釈迦に説法ですが・・)

女子という視点で新しい市場を開拓して、を含めたクルマ環境全体を活性化させるのが目的になります(←男子のムーブメントも後からついてくるはず!!)。



自分が旧車女子を主人公とした小説を書いている理由の一つはそれだったりします(笑)。




(他業種ですが)マーケッターとしてクルマ社会の発展に寄与できれば嬉しいな・・と思っています。


何故か、本業の仕事以外だと気合が入ります・・・(爆!)








気合が入りすぎた超ロングな戯言にお付き合い頂きありがとうございました。

寝る間際に読み始めた方には、ご迷惑をかけたと思います!!


更にご迷惑でしょうが(笑)、数か月に一回はこの手の戯言をブログに書きたいと思っています。

前回の小難しい戯言ブログはこちら!!


また、お付き合い頂ければ幸いです。


尚、コメント機能は今まで通り来週のブログ小説連載再開時より止める予定です。

宜しくお願いします。
Posted at 2015/03/21 21:24:46 | コメント(5) | トラックバック(0) | ウンチク | クルマ
2015年03月21日 イイね!

彼女に乗って欲しいクルマ(女子が魅力的に見えるクルマ)・・・①序論



彼氏に乗って欲しくないクルマ・・なんて記事がありました!

自分の愛車を鑑みると・・・・大きなお世話だと思いましたが(笑)
(その理由に納得する部分もあったのが少し悔しい!!)

逆説的に、プラス思考で彼女に乗って欲しいクルマ(女子が魅力的に見えるクルマ)ってなもを考えてみました(これも大きなお世話でしょうが!!)

クルマを自己表現の道具とするのは今では男子より女子の方ではないかと思っています。


ポイントはさり気ないコダワリ感!、条件は自分で稼いでいて頑張れば買える300万円位まで!!


まずは大きなカテゴリーで考えると
「2ドアでオシャレなコンパクトカー」

2ドアにしたのは自分自身のクルマである事と生活感を出さないため。

大きいクルマで4ドアだと家のクルマに見えてしまいますから・・・あくまでの自分のクルマである事を主張したいと思います

(画像に関してはネットよりメーカー系の画像を使わせて頂いていますが、順次自身で撮った画像に入れ替えていく予定です)


まずは、現行モデルで考えます

・フィアット:500チンク&アバルト

「現行チンクも既に発売後5年以上経ちますが、古さは全然感じません。2代目チンクのオマージュで出たときは違和感がありましたが。
今ではしっかりチンクの世界を築き上げていますし、フィアットの屋台骨を支える大事なクルマになっています。
個性的な内外装は自己表現するにはベストで、色々な色があるので見ているだけでも楽しくなります。
あえてリスクを覚悟?で女子がイタフラ車に乗っているのもポイントが高いです、必ず友達から”壊れない?”と聞かれますから!!、”好きなクルマなんで気にしていない”って位サラッと言えるとカッコイイですね。」

「トドメはアバルトです。
走りを楽しむだけなら素のチンクでも十分楽しめますが、本格的に走りを楽しもうという女子にはこちらがオススメ。
これに乗るには聞かれた時にサソリのウンチクを話せるようになる必要がありますが(笑)」


・BMW:ミニ

「フィアット500がくるなら2ドアミニも外せません。このミニのヒットが無ければチンクやビートルの復活は無かったでしょう。
既に3代目となるニューミニですが進化の都度大きくなりミニっと呼ぶのに憚られるようになりましたが、そのポップな佇まいとBMW製の圧倒的な剛性感からくる安心感と走行性能は大きな魅力です。
残念なのが超個性的なクーペ&ロードスターが生産中止になったこと(2人乗りで300万円を超えますが!)。
ここでも、色選択は注意が必要ですオシャレでポップな色が魅力ですが、落ちつた色で家族共用とすれば出資援助を願う事も可能でしょう。
個人的にはベーシックなONEを何がなく乗りこなすのがイキ!だと思いますが、出資者が増えれば予算を超えてオープンやクーパーSあたりまで視野に入ります」


・ワーゲン:ザビートル

「この2台が来ればビートルも当然外せません・・・ただ、コンパクトと言うにはあまりもに大きいのが難点です。それとMTもありません。
FF水冷になって2代目のザ・ビーは当初のファニーなイメージから少し硬派に変化。
デザインは好みの部分がありますが、パワートレーンや移住性は大幅に進化し普通のクルマと遜色ありません。
実はオールドチンク、オールドミニ、オールドビートルの中で一番実用性が高いのはビートル。その伝統はザビーにも受け継がれています。
複数の気のあった友達を乗せて遠くに遊びに行きたい・・・とか考えているなら、この大きいボディサイズと室内空間はメリットとなります。
それでありながら、あくまでもビートルらしい個性が素敵です。
このクルマも魅力的な色のクルマが限定車を含め数多くあるので、本当に気に入った色であれば即買いでしょう!!。」

「ビートルカブリオレは数少ない実用性の高いオープンです。
かつデザイン的にも高級オープンカーを含めて、最もバランスがとれているオープンカーと言えます。
正直、空冷ビートル時代のカブリオレよりデザイン的にはまとまってると思います。
ただ、出来が良い分かなり高額になるので、これを買うにはかなりの思い入れが必要です。オープンカー需要が減る傾向にあるので、もしかするとゴルフⅠカブリオレのように10年以上モデルチェンジしないかもしれません。
一生乗る覚悟で買うのもありだと思います」


チンク、ミニ、ビートルとくれば2CVなのですが・・・2CVの後継車はありません。
C3あたりが近い雰囲気です。C3はとてもオシャレなクルマなので是非候補に入れたいのですが、2ドア縛りだと入らないのが残念です。
C3のゼニスウインドウの開放感はラグトップに匹敵しますので、食わず嫌いにならず騙されたと思って試乗してみると、その乗り味にハマる人はドツボにハマル可能性があります。

シトロエンとくれば

・シトロエン:DS3

「DS3も最近フェイスリフトして精悍な顔つきになりました。女性には従来の優し目の顔の方が似合う気もしますが、女性もカッコ良さを求める時代なので、これも好みの問題なのでしょうね。
シトロエン2ドアのコンパクトはWRCのベースモデルになるので、日本での従来のブランドイメージと異なり実はかなり硬派だったりします。
まあ、ローブがあんなに強く無ければ、こうはならなかったのでしょうが・・・一人の天才ドライバーによりメーカーのイメージが変わってしまうなんて。。。そして、最近のスポーツイメージそのままDS3レーシングもありますが(完売)ですが予算的にはギリギリスポーツシックまでかな・・。
エンジンはBMW設計(製造はPSA)で成熟も進み信頼性は高くなってきているようです。
DSシリーズはミニを意識したプレミアム路線のクルマで、ツートンカラーもいち早く導入していました。
当初程色の組み合わせが選べない(本国オーダーすれば可能かも!)のが残念ですが、似たり寄ったりな2ドアコンパクトの中では、独自のデザインでシトロエンならではの一味違う個性が楽しめます。
チンク、ミニ、ビートルより知名度が低いのが、逆に個性を主張出来るのでポイント高しです。
DS3には巨大なラグトップのカブリオがあり、あの解放感は先の2CVを彷彿されるものです、これも予算オーバーですがオシャレ度はかなりアップします(トップが壊れたときはASSY交換でビックリお値段なのでちょっとリスクです・・それとAT限定では乗れません)」

シトロエンとくれば、プジョーですね

プジョー:208

「デビュー2年位なので、まだまだ新鮮です。ラインナップが良く変わりますが、今だと208の1.2L3気筒ベーシックグレードが対象になります。
フランス人は質実剛健で知られ、本国で売れているのは殆どのクルマがベーシックグレードだそうです。
ですから、日本車と違いベーシックグレードだからと言って手抜きはありません。
特にシートや足回りは日本の上級車よりお金かかっています。
また量販車なので一番力が入っているグレードで軽量かつ、むやみにデカイホイールを履かないので、走りの質感は一番良かったりします。
いわばツー好みのグレードですので、見る人が見ると。。。この女子は分かっている・・・っとなります(笑)
速さを捨てられない女子には、かなりお高くなりますがGTiがあります、絶品MTと最新のシャーシによる高い運動性能でサーキットも走ってみたい・・・なんてアグレッシブな方に・・・日常性能も高く、ある意味万能スポーツ車のお手本のようなクルマです」


そして、フランス御三家のルノーは・・・今のランナップに2ドアコンパクトは不在です。
今まで先代ルーテシアや先代トゥインゴのように乗ると凄く良いクルマを出していたので残念です。
RRになったトゥインゴの2ドア版待ちでしょうが・・・やはりRRの調教に手こずっているようなので、少し先になりそうですね

あと、今一番トレンディなメーカーといえばアウディ

アウディ:A1

「A1もプレミアムコンパクトとしてミニ対抗で出てきた感がありますが、その完成度はさすがアウディ。
しかし、屋根塗り替えるとプレミアムコンパクトみたいな流れにアウディまでも乗るとは。。。
アウディのブランドイメージはここ10年で飛躍的に向上しました。
アウディは昔の知る人ぞ知るハイセンスな高級車、BMWはスポーツ指向の強い比較的若者い人向け、メルセデスは高級車の王道としてシニア向け・・・だったのが。
アウディが昔のBMWのポジショニングになった気がしますが、ハイセンスなイメージはそのままに・・・。
そうゆう意味でも、御三家の中では女子にはアウディが一番しっくりきます。
A1は走りそのものを楽しむというより、ブランドを含めた所有感やハイセンスな生活スタイルを実現する道具として素晴らしいクルマです。
走りに不足があるわけではなく、強固なボディからくる絶対的な安心感はドイツ車ならではです。
バリバリ働いている女子が自分のご褒美に買いました・・・的に乗りこなすのが素敵だと思います」

そして、A1と対局なのが


アルファロメオ:MITO

「147の後継モデルですがアメリカを意識してかボディサイズが大きくなり高価になり残念ながら日本ではイマイチの人気です。
だからこそ、このクルマに乗っていると本気度が感じ取る事ができます。
クルマとしては147から2世代位一気に進化し、ドイツ車のような作りになってきましたが、その分アルファらしい軽快性が若干スポイルされた気がします。
それでもアルファはアルファです、イタリアン独特の乗り味と個性は健在です。
昔からアルファはアーティスト系の女性ユーザーが多いのも特徴で、独自の人生観を持つ違いのわかる女性に似合うクルマです」


そうそうUP!2ドアもありました。

ワーゲン:UP!

「VWのボトムラインを担うUP!。たしが受注生産で2ドアもランナップ。
ポップなカラーとカジュアルな雰囲気で女子向けなのですが、ミッションの癖が強くて慣れが相当必要です。
ライバルのトゥインゴが、VWの十八番のツインクラッチミッションを積むらしいので、UP!もDSGになる可能性が高いと思います。
現状ではこれを待つべきだと思います。
2ドア限定でスポーツグレードやマニュアルミッションの導入でもすれば、かなりポイントがあがるはずです。
それこそ屋根を塗り替えて・・・(笑)
ちなみに、VW系の整備費用は一番安く部品供給も安定しているので、国産に近い感覚で安心して乗れるのが最大の魅力かもしれません」


意外な事に外車の2ドアコンパクトは、そこそこありました。

ただコンパクトと言うにはUP!以外、大きくなりすぎている気がします。



国産に目を移すと・・・・壊滅的です。

まず2ドアハッチバックは皆無です。
軽自動車ですら2ドアハッチバックはミラのバンのみ・・・・
ターボのRSが出る新型アルトも4ドアのみ・・・

するとスポーティなモデルこの4台となります

発売順に

BRZ/86

「これもコンパクトと言うには大きすぎ。
若者向けとうたいながら実際に売れているのは40~50代の伯父さん達。
これもメーカーの目論見通りだったようですが(そもそも硬派なスポーツカーに今時の若者は興味を示さない)。
女子が乗ると・・・・つまり、お父さんや彼氏のクルマね!って見られてしまうのが難点。
スポーツモデルとしては乗り心地も年々改善されていますので実用性も自分だけのクルマとして使うのであれば悪くありません。
実はこのクルマの斜め後ろからのビューはヨーロピアンクーペを彷彿させます。
あのフォルムはクーペでしか出来ないエレガントさがあります。
もう少し足回りのしなやかさとマニュアルミションの節度感がアップすると上質なクルマになるのですが、現状ではまだ大人のクーペにもなれそうもないので、女性が乗るなら硬派路線のままカッコ良く乗りこなすのが吉でしょう・・・・あえて軟弱になった男子へのアンチテーゼ的に・・・すれば、オオオオっと周りの反応が楽しめます。
一方、ハイパフォーマンスなのにエレガントというのが最近のクーペの世界的なトレンドです。」


マセラティ


アストンマートン


ジャガー


のクーペがそれです。

「カテゴリーが違うのですから比較はナンセンスですが、これらのクルマの色気のようなものに近づける可能性がBRZ/86にはあります。そうなればカジュアル&エレガントなスポーツクーペという本当に女子に似合うクルマが出来ます。」




次は、同じトヨタグループのダイハツコペンです


ダイハツ:コペン

「昨年モデルチェンジしハードウエアとして進化すると共に、スポーツ路線からカジュアル路線に変えたように思えます。
その割にイカツイ顔なので初期のターゲットは50~60代の男性のセカンドカー、つまり子育てが終わったお父さんの楽しみクルマになっているようです。
なので、BRZ/86と同様お父さんのクルマを借りてきた・・・ように見えるのが難点。
あえて色を赤や黄色のようなポップな色を選ぶか丸目の発売を待つべきでしょう。
クルマ自体は、先代で得たノウハウを注ぎ込んでいるのでボディからエンジンを含め完成度はかなり高く、メタルトップの耐久性を含め普通のクルマなので色々気を使わずに乗れます。
オープンは暑い、寒い、髪が乱れる・・etcとマイナスイメージが多いのですが、乗せてもらうのではなく、自分のクルマなら確信犯です。
あえて普通のクルマでは味わえない非日常が得られるメリットは計り知れません。
意外かもしれませんが冬の夜のオープン!がオススメです!、寒さと引換えに満天の星空を感じる非日常が得られます(スキー場に行くと思えば同じ事!!)。
ちなみに、高いと言われている180万円前後の価格は、クルマの造りを考えるとバーゲンプライスです。
ゴテゴテ装備を追加して価格を釣り上げた軽自動車ではありませんので、それだけの価値は間違いなくあります。
色々な意味でコストパフォーマンスは最強でしょう!!」


コペンとくればビートの再来のS660

ホンダ:S660

「ビートの再来と言われますが、ホンダはビートをスポーツカーとは言っていませんでした。
無論ミッドシップレイアウトからくる運動性能はスポーツカーと行っても恥じぬものですし、回しきれる面白さは下手なスポーツカーを遥かに凌駕します。
ただ、ホンダの定義のスポーツカーには絶対的な速さも必要のようです。
S660はSの名を付けるからには速さも備えているはずです。
残念なのがビート時代の技術者は殆どおらず、その資産(ノウハウ)はあまり受け継いでいないようです。
一方でお手本にしたのは、

恐らくロータスエリーゼ。
エリーゼのホンダ流の解釈がS660だと思えます。
その視点で女子とS660の関係を見ると少し微妙な立ち位置になります。
似合うのは体育系女子、スポーティーかつ行動的なライフスタイルをクルマでも演出できます。
スポーツクラブやテニスクラブにS660で通うなんてカッコイイでしょ!!
(ただ乗り心地もエリーゼ並だと・・厳しいか・・・)
ただ、同じスポーツでもゴルフやスキューバみたいな道具が大きな荷物は乗りませんので、やはりクルマの走り自体を楽しめる女子が一番似合うと思います。
Bピラーがあるのでサーキットもロールバー無しで行けそうです。
コペンもそうですが、軽自動車である事が硬派なイメージを和らげるのでBRZとかより肩肘はらず乗れるのも魅力です。
200万オーバーの価格帯も専用ミッドシップシャーシであることを考えると、高くありません。
構造はエリーゼと同じ価格は半額ですから・・・実は後述のロードスター並かそれ以上にコストがかかっていると予想できます。
海外向けにワイドボディが出てロードスターとガチンコになる可能性も高いと思いますが、日本では軽自動車であるメリットは計りしれず女子が買うにもハードルが低いと思われます」


S660とくればND型ロードスター


マツダ:NDロードスター

「これも発売前で試乗したこと無いので今ある情報のみからの想像となります。
まずデザインは素晴らしいの一言。
自分も元NAロードスターオーナーでNAには強い思い入れがありますが、それと双璧するデザインだと思います。
NDはどこかZ4あたりのデザインに似ている部分はありますが、それを小さなボディサイズで綺麗にデザイン処理されています(小さいクルマはデザイン自由度が少ないのでデザイナーの技量が出ます)。
NDの凄いのはデザインに躍動感だけでなく色気があること、フェンダーを中心とした膨らみはマセラッティあたりの妖艶さもあります。
マツダはロードスターをスポーツカーとして設計しています。
ただ、マツダのスポーツカーの定義はホンダとは真逆で絶対的な速さではなく、運動性能に重きを置いています。
S660は競技系女子、ロードスターはサークル系な女子が似合います。
ロードスターもレースベース仕様が出るようなので、そちらは両方を楽しむような女子向きでしょうか。
NDロードスターは


NA


NB


NC
と築き上げてきた資産の上で作られていますのでハズレは無いでしょう。


ちなみに↑が元自分の愛車のNA

一番悩むのが色選びです、正直マツダのブランディングカラーである赤メタは高級感を出す色なので、たしかに綺麗なのですが少し違う気がします。
写真で見る限り白が似合っているので、これにタンや赤の内装色に拘れば、かなりオシャレで女子向きになります。
そういう意味で歴代ロードスターの中で一番女子にも似合うクルマといえます。
自分がNAに初めて乗った時そうであったように、速さだけでなく普通に走らせるだけでクルマの面白さを感じられるのは、現市販車ではこのクルマがトップです。
このクルマはクルマ女子を増やせるきっかけになる可能性があります。

2015年のカーオブザイヤーもたぶん・・・・」


国産はこんなものかな・・・っと思っていましたが、ありましたもう1台

スズキ:ジムニー

「ジムニーは硬派なクルマのイメージがありますし、雪国では単に普通に生活の足だったりするので女子向きとは言い難い・・と思いきや。
知り合いの女子は、青いジムニーに乗ってアウトドアスポーツを楽しんでいました。
まさに道具として使っている感が素敵でしたね。
ある意味、フィアットの初代パンダのような感じです。
数年後には洗練されたジムニーにモデルチェンジされるようなので、あえて現行の道具感の強いジムニーに女子が乗っていると素敵に見えるようになると思います」


さらにもう一台・・・・・忘れていた


ホンダCR-Z

「忘れていたのに何ですが・・・この企画に一番似合うクルマだったりします。初代CR-Xから引き継ぐショート&ワイドボディは今見ても斬新でカッコイイ。
価格相応のパワーアップしたドライブトレーンを積めばまだまだ魅力いっぱいなのですが。
可能であればシビックTYPE-Rのエンジンを載せたモデルがあれば、また違った魅力にもなるのですが・・・・もったいない・・・ナァ・・・」



ざっと、2ドア車を中心に思うがまま書き並べてみましたが

これらのクルマはA1とビートルを除きマニュアルミッションの設定があることのポイントが高いです

クルマは何であれ、マニュアルミッションを普通に扱う女子には自身の意思とクルマに対する拘りを感じます。

(・・・自分のクルマがマニュアル車でも運転を代ってもらう事も可能)




現行車に2ドアは少ないのですが、一昔前までなら色々選び放題です。

全部は上げられないので、10年落ち位までで個人的な偏見で女子に似合う2ドアクルマを羅列すると

VW
・ルポ

「今ならミニと張り合える元祖高品質コンパクトカー。この時代のワーゲンの作りこみと拘りは凄いです。特にGTIはアルミパーツを使った本気仕様ですので。これをサラりと乗りこなすのは超カッコ良いです」

・ポロGTI

(3ドアは写真があまりなかった・・笑、これは、みん友さんのクルマ)
「一時期だけ設定されていた1.8LターボMT。本来アウディのA4やTT用の5バルブエンジンをポロに積み込んでいるのだから・・・そりゃ面白いでしょう。でも、外観は普通のポロとあまり差別化されていないのが玄人好みです」


プジョー
・206

「206はプジョーを日本に広めた、いや世界中で大ヒットした名車です。ちょっと昔のネコ足とは違いますが、そこは国産の足回りとは雲泥の差。
エンジンより足回りの勝った運動性能は、ベーシックモデルでもスポーツ出来ます(速さは別にして)。」

・207

「207はそれの進化版でボディ拡大のため運動性能は若干スポイルされていますが、安定性は増しています。
足回りの特性もドイツ車を意識したようになり、高速ツアラー的な味付けになりました。
ワインディングで楽しみたいなら206、高速でバキューンと遠出したいのなら207でしょう。
プジョーはどのモデルもポップでオシャレなので、カジュアルな女子にぴったしです」

・各CCシリーズ


↑206CC


↑207CC


↑307CC


↑308CC

「メタルハードトップの先駆者は206CC。このクルマが出た時のインパクトは強烈でした。その後は207、307、308と歴代CCがラインナップされました。
さすが先駆者だけあって、いずれのモデルもデザインが素敵だったのですが・・残念ながらCCも生産中止です。
ハッチバックよりパーソナル的要素が強くエレガントなデザインですので、まさに女子向き・・・・似合い過ぎるのが欠点か?」


シトロエン

・C2
「この辺りから新生シトロエンになりハイドロのシトロエンから、WRCローヴのシトロエンに変貌しました。
たしかプジョー206とシャーシを共有する新世代シトロエンなので、1.6LのVTSありならアグレッシブな走りが楽しめます。また1.4Lには淡い街並みに生えるカラーのもあったのでプジョーでは一般過ぎて・・・と思われる女子(そんな人いるかな?)向きです」


ルノー
・トゥインゴ

「初代トゥインゴはマニアの領域に入ってきたので、2代目のFFトゥインゴになります。
今や希少なコンパクトボディからくる運動性能は街中の交差点でも感じる事が出来ます。
1.2ターボ、1.4L、1.6Lとありますが、1.6Lは本格的なスポーツ走行も可能なシャーシカップ仕様です。1.2ターボもMTなのでかなり活発に走ります。
ポップでセンスの良い室内なので、普段はオシャレに、時には・・・・なんて2面性を楽しめます。」

・ルーテシア

「2ドアだと2.0L6MTのRSになります。このモデルはホンダでいうTYPE-Rです。
外見はフェンダーがややワイドになっていますが、知らない人が見たら普通の2ボックス車。
ルノー自体のブランド力が低くメーカーすら普通の人は知らないので、そんな凄いクルマという事を悟られず(人目を気にせず)乗る事が出来ます。
走り屋??を悟られず走りは楽しみたいっという奥ゆかしい???スポーツ系女子向きです」

・ウインドウ

「トゥインゴのオープン版がウインド、こちらも生産中止とか・・・・。
プジョーCCよりもルノーらしくよりスポーティー路線が強調され、ハイパワーな1.6Lとなります。
レア度でいえばCCの比ではなく、先の通りルノーの低知名度もあって人と同じモノはいやだ・・・個性的でも、あまり目立ちたくない・・・とゆう、わがままな女子向きでしょうか(だんだん、こじ付けになってきた!!)
ただ左ハンドルのMTのみです・・」




フェアット
・プント(アバルト)

・グランドプント(アバルト)

「プントも初代

、2代目とグランドプント(アバルト)と進化して来ましたが、こちらも日本導入は無くなったみたいです。
歴代鬼才ジュージアーローがデザインしたボディは、どの年式でも古さを感じません。
2ドアは何れもMTのアバルト(スポーツグレード)です。
回してナンボのイタリア車らしく・・・クルマの走りの面白さは速さではないよ・・・と教えてくれる楽しいクルマ達です。
ただイタリアンクォリティの覚悟は必要なので、エンスーの世界に入っても良いという覚悟のある女子向きです(まず、いないだろ・・・)
ちなみに壊れると言われるCVT(4ドア)はちゃんとスバルのCVTオイル(スバルディーラで買える)を定期交換していれば大丈夫です」




・クーペフィアット

・バルケッタ

「この2台はデザイン命です、この超個性的なデザインが大好きになれば。。。。あとは尽くすのみ・・・。
このクルマで海沿いを走る素敵女子・・・想像しただけでツボにはまりすぎです(笑)
好きになれば他は何も気にしない・・・という、一本気な女子を待っています・・・年式も古くなり間違いなく壊れるので、整備が出来るショップとの付き合いがマストです。
ちなみにフィアットの小型車ですから、走りはサイコーに楽しいです!!!」

・アルファロメオ147

「156と共にアルファをメジャーシーンに引き上げた功労車。
この時代までのアルファのシャーシはやや緩いけど走りは軽快で乗っていて楽しいです。
ツインスパークエンジンは最後まで直噴化されなかったので、今となってはそれが幸いしています。
セレスピードも対策部品があるようなので以前より神経質ではありませんが・・・アルファは構造的に整備性が悪いので、部品代はともかく(ルノーの方が高い)整備費がかかります。
走りとツインスパークのフィールが気に入れば、今のアルファでは体感できない感触が得られますので、あえて新車ではなく147あたりを整備しながら乗るというのも・・・・あまり女子向きじゃないですね・・・・蛇の毒にやられた女子のみでしょうか・・・。
MITOでも書きましたがアーティスト系/芸能界女子にファンの多いアルファですから、服装を含めたコーディネートをしてセンス良く乗れればサイコーにカッコイイのは間違いないです」

・ボルボC30

「個性的なデザインが魅力の1台、新世代ボルボデザインの先駆けとなったモデルです。
VWのシロッコあたりがライバルなのですが、日本導入モデルはスポーツ路線ではなくオシャレ路線。
シンプルで素敵なスカンジナビアデザインの内外装が気に入れば、他に選択肢はありません。
日本ではレアモデルなので、友達を乗せるたびに説明が必要になります(笑)
IKEA好きの女子向き・・・というのはジョークですが、こーゆー個性的なクーペが似合うようになれば本物でしょう・・・(何の?)」

・VWシロッコ

「言わばゴルフのスペシャリテークーペの位置づけです。初代ゴルフⅠよりデビューが早かった初代シロッコはもちろんジュージアーロデザインでした。
残念ながら日本では発売中止になってしまいました。
本国では健在で、ニュルでインプレッサと競ったようにかなり武闘派なクルマでもあります。
ロングルーフで移住性もそこそこあるので、スポーティー&アクティブで長距離ドライブが大好きな女子にピッタリです」


さてさて、国産で10年以内だと

スバル
・R1

「プレミアムコンパクトカーの先駆けです。R2と共に小型車以上にお金のかかったクルマです。
一見そっくりのR2とは外装パネルの殆どを共有しておらず、スバルの本気を感じる名車ですが・・・R2とR1が出た時はスペースワゴンブームの真っただ中・・・結局、スバルの軽自動車撤退を決定的にしてしまったクルマとも言えます。
なので、走りのレベルは欧州車並み・・・とまではいきませんが(トレッドが狭いので仕方ない)、現状の国産小型車でもR1の走りの質感に及ばないクルマが殆どです。
スーパーチャージャ付を選べば、普通車以上の加速力もあるのでビュンビュン走ります。
ウサギ(軽)の皮をかぶった、狼(スポーツカー)みたいなクルマですので、人を驚かせるのが好き・・・というような、お茶目な女子向きです」

ホンダ
・シビック

「シビックと言っても英国生産のTYPE-R(実質EURO-R)です。欧州仕込みの足回りは日本製TYPE-Rと違いしなやかさを持っているので、実は女子にも超オススメなのですがTYPE-Rの硬派なイメージがハードルになります。
あえてイメージカラーの白ではなく赤ボディを選ぶ手もあります。
最大のネックは中古市場での高値安定かもしれません」



それ以外の国産は・・・・あれ、他に全然思いつかない・・・・!!
(もっとあると思いますが・・・)

やぱり、ここ10年位は国産2ドア車は不毛の時代だったのですね。

ちなみに80年代、90年代は国産車でも魅力的な2ドア車が数多くありました、

若者のクルマ離れと言いますが・・・・そりゃ、そうなるでしょう・・・

現行車でも国産は女子が乗って素敵に見えるクルマが数台しか無いってこと・・・・それ自体がマーケティング上の問題では・・・と思うのですが(ここら辺のウンチクは後半でたっぷり)




さて、女子に乗って欲しいのはトリはやはり「癒し系な旧車」

ここからは完全に趣味の世界で、さり気なくないのですが、古いモノを大事に乗っている・・・というだけで惹かれるものがありませんか?。
結婚して歳をとっても旦那を大事にしてくれそうで・・・妄想はいってるって(笑)

そして女性が乗って絵になるクルマってコトで

・シトロエン2CV

「これは4ドアですが、これは家のクルマですから・・・って事は無いと思う。カリ城のクラリスが乗っていた事もあり(宮崎駿氏の愛車でもある)、旧車では珍しく日本ではお嬢様カーのイメージがどことなくあります(本国では超実用車)。
実質80年代後半まで製造していた事もあり、比較的高年式車が手に入りますし、まだ部品供給も心配ありません。
女子にとってはエアコンが付かない(夏に汗で化粧が落ちる)のが最大のハードルでしょうが、それを乗り越えてぜひ乗って欲しいクルマです。
乗り心地は、シートの構造と共に絶品!!、それこそ、このクルマでしか味わえない感触ですので、これが気に入れば暑さ寒さも気にならない・・・・かも・・・」

・ルノー4:キャトル

「ビートル、T型フォードに続き、世界で3番目に売れた(800万台とか)隠れた名車、メディアにあまり露出する事が無いのですが、見ればカワイイ・・・となって大好きになるのも請け合い。
一応、クーラーが付くらしいが・・・・効きは???
それこそ、花屋さんみたいなお店経営の女子に社有車として使うのがオシャレです。
2CVと同様ロングストロークサスは独特の乗り心地で、走っているだけで癒されます。
カングーのご先祖様なので実用性は抜群で外から見るより遥かにモノが載りますので、キャンプやアウトドアにもガンガン行けます。
こんなクルマで愛犬つれて山でハンモックで・・・なんて、妄想できる女子へ」

・初代パンダ

「こちらも鬼才ジュージアーローがデザインした傑作車!!、本人が自身の最高傑作と言ったのは有名な話ですが・・・本気で言ったのかジョークだったのかは定かではありません。
本人の弁はともかくとして、これほどシンプルなクルマは他にない。
シンプルなクルマ程乗り手を引き立てる。
なので、これほど乗り手によって雰囲気の変わるクルマの珍しい。
当然、女子が乗ればこれほど良い意味で生活感の出るクルマは他にない。
この人は人生を楽しんでいるんだな・・・と思わせる道具感!!
オシャレな女子にピッタシの一台である」


・オールドミニ

「オールドミニも女子が乗って似合うクルマの筆頭であるのは間違いありません。
ある意味、旧車女子の定番と言っていい。
何といってもクーラーが装備出来るメリットは計り知れない。
正直、熱的に負荷をかけるクーラーはミニには厳しい装備。
その分小まめなメンテナンスが必要となります。
乗り味は独特で、その機敏な動きは他に例えようがありません。
実はかなりスポーティーなクルマなので、旧車レースではムチャクチャ早いミニも存在します。
日本で売れた数が多く、部品供給もあり最も選びやすいクルマではありますが、乗りっぱなしで調子を崩しているクルマが多いのも事実。
個性的なショップも多く、合う合わないがハッキリでるので、ショップ選びから始める事をお勧めします。
やはり、そのキャラクターから遊園地が大好き女子にお勧めです。」


・オールドチンク

「イタリア製のコマネズミのようなこのクルマ!!、その大きさを現代のクルマと対比しただけで笑いを誘います。
実は360cc時代の軽の大きさとほぼ同じなのです。
その可愛らしさから女子が乗っても似合うのは間違いありません。
500ccしかないエンジンをマニュアルミッションでガンガン回して走る必要があり、慣れるまでは相当苦労しますが、慣れてしまえばこれほど楽しいクルマはありません。
最後期のRモデルを除き実質ノンシンクロのミッションはクルマ好きの男性でも手こずる代物ですが、オールドチンクを乗りこなしている多くの女子を知っております。
空冷2気筒と構造がシンプルでラグトップの解放感もありオートバイに近い乗り物と考えてください。
ヘルメット不要で雨も防げるオートバイと思えば、間違いありません。
オートバイのフィールと解放感を味わいたい女子向きのクルマです。」

・空冷ビートル

「世界で最も売れたクルマであり、世界で一番多くの人に愛されたクルマでもあります。今となってはファニーなデザインですが天才ポルシェ博士がファミリーカーとしての合理性を徹底的に追い詰めて設計されたのがこのクルマの生い立ちです。
従って面白さより実用性を重視していたのですが・・・結果として空冷フラット4の鼓動やリアエンジンによる独特の乗り味が面白さを感じる人が多く、多くのファンが今でもいます。
エンジンフィールは同じ空冷OHVのハーレーに通じるものがあり、直線を淡々と走っているだけでも楽しめます(レース用パーツも豊富でばかっ速ビートルも作れますが・・)。
部品供給も旧車では最も安定していますし安いです、きちっと整備されたクルマはそうそう壊れませんので一度お金をかければ一生ものです。
整備されていない激安クルマがあるものオールドミニと同じですので、購入は後々のメンテもあるので信頼出来るショップからが吉です。
実は冷え冷えクーラーを後付けできるのも女子にはメリットです。
最近はファニーなイメージよりアンティークなイメージが強くなってきたようです。
オールドミニ乗りの女子は多いですが、空冷ビートル乗りの女子は少数派ですがアンティークな世界が好きであれば、ミニよりオススメです。」

上記のクルマは旧車の中でも比較的維持しやいので、(旧車乗りの中では)超マニアな雰囲気ではないのが、さりげなくてグッドです(どこが・・笑)


最後に番外編で「大人の女性の魅力」を感じさせるクルマ

・アルファロメオ:


↑スパイダー


↑GTV


↑GT


↑ブレラ


↑スパイダー
「ピニンファリーナ、ベルトーネ、ジュージアーローがデザインしたアルファは何れも、デザインが優れるだけでなく独特の色気があり、運転する女子をエレガントな大人の女子に魅せます!!。
誰でも似合うクルマではありませんが、これ以外考えられない・・・という女子も多いのも事実です」


・プジョー406クーペ

「アルファと同様ピニンファリーナの最高傑作クーペの1台。フランス車ですがイタリアのピニンファリーナの工房で製造されたこのクルマはどんなシチュエーションでも絵になります。
アルファより品があり、女子が乗るとカジュアル&エレガントが際立ちます。
普通の人から見ればアルファより毒!がなく(笑)、普段遣い(の服装)でも絵になるのがフランス車ならです。」

ちょっと間違えると、オトーさんのクルマと間違えられる恐れのあるミドルクラスのクーペですので、あまり若い女子には似合わないかもしれません。


以上、ポルシェやロータスのようなスポーツカーは外しています。

これら本格的なスポーツカーに乗っている女子はとても素敵なのですが、乗りこなされそうで(大笑)←これが一番って方も多いでしょうが・・「彼女のカレラ」現象!!


かなり、独断と偏見で女子に乗って欲しい&魅力的に見えるクルマを選んでみました。

その実、・・・自分が欲しいクルマが羅列しただけでしょ・・・と言われると・・・その通りですので、真剣に捉えないでください!!!

実際はクルマで彼女が素敵に見えるのではなくて、彼女の乗っているクルマが(何であっても)素敵に見えてくる・・・・・ってのが経験則・・・愛は盲目ってやつです!!!


②本論は少々小難しいマーケティングの話になります。
Posted at 2015/03/21 21:17:32 | コメント(7) | トラックバック(0) | ウンチク | クルマ

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