特急街道と呼ばれる北陸本線、
特急が走るあたりまえの日常がなくなるのです。
これからの一日、一日をしっかり記憶の中にとどめる為、
駅周辺の手近な場所でカメラを構えることにしました。
感謝の気持ちを込めて・・・。
地方駅でおなじみの乗車場所を案内するプレートも、あとわずかと思うと・・・。
まず東京へのお供はいつもこれ、特急「はくたか」
列車名の由来は立山の開山伝説(白鷹伝説)に登場する白い鷹の「白鷹」からとられたものです。
ルーツは昭和40年、大阪発~信越線経由上野行「信越白鳥」を金沢発~信越線経由~上野行に分割されて始ります。
その後電車化と合わせ上越線経由になり、昭和57年上越新幹線開通と主に一度この名前は消えるのですが、平成9年ほくほく線が開業され北陸と新幹線接続駅越後湯沢を結ぶスプリンターとして、「はくたか」は不死鳥の如く復活します。
今度は北陸新幹線停車型特急として久し振りに東京へ舞い降ります。
681系0番台「ホワイトウイング」この呼び方はあまり浸透しませんでしたね。
「スノーラビットエキスプレス」事☝681系2000番台と☟683系8000番台
連結器が隠されている681系の方が、スペシャルティ感がありますね。
続いて北へ向かう特急「北越」
旧国名である越国の北部にあたる、越中国と越後国の2国を併せて指す呼称である北越が列車名の由来となっています。
基は大阪~新潟間の急行「きたぐに」がルーツ、当初は大阪~新潟間の特急として誕生します。
その後上越新幹線開通後長岡からの連絡特急となり、速達型の「かがやき」ともに東京へのパイプ役として頑張りました。
その後ほくほく線開通と主に、現在の金沢~新潟間特急として5往復北陸を駆けぬけています。
写真は上沼垂色の485系、このほか国鉄色やリニューアルバージョンもあります。
自由席はほぼ確実に座れるところがいいですね。
新幹線開通後は、上越妙高駅で新潟方面行と乗り換えという事になるんでしょうか。
西へ向かう特急は「サンダーバード」
いうまでもなく前身は特急「雷鳥」、新型の681系を投入したものを「スーパー雷鳥(サンダーバード)」と呼称したのが始まり。
「雷鳥」の列車名は、富山県の立山連峰の高山地帯に生息し、富山県の県鳥でもある特別天然記念物の「ライチョウ」に由来する事は言うまでもありませんが、
「サンダーバード」 (Thunder bird) は、アメリカ先住民族のスー族に伝わる神話に登場する雷光と雨を起こす巨大なワシに似た空想上の鳥で、これに由来して命名されたもの。カッコつけですな^^
特急「雷鳥」は昭和39年北陸本線金沢~富山間電化に合わせて颯爽と登場。
こだま型の481系のピカピカの車両が煤で汚れた田舎駅に入線する時は子供ながらとても感動しました。
どう考えても富山とゆかりのあるこの名前、「サンダーバード」が全て富山発となり、「雷鳥」が金沢発となった時は違和感を感ぜずにはいられませんでした。
ただそれも新幹線開通後全て金沢止りとなるゆえの布石だったのかもしれませんね。
583系も使われたり、お座敷車輌があったり、パンラマ先頭車などなかなか頑張ってくれたおらが村の英雄でした。
「サンダーバード」が富山まで飛んでくるのもあと僅か。最後のご奉公で富山行は全て最新の683系4000番台が使われています。
☝貫通扉が作動可能になっている方が下り(富山側)
☟めくらになっている側が上り(大阪側)
そして雷鳥と僚友の特急「しらさぎ」
昭和39年東海道新幹線開業に合わせて運転開始。
その後派生した「加越」「きらめき」を取り込んで今は「しらさぎ」に統一しています。
列車名は山中温泉の開湯伝説に登場する白鷺が由来となっています。
専用色を用いられ雷鳥より長く旧型車両(485系等)が使われました。
今は全車683系2000番台専用車両が使われています。
「サンダーバード」と誤乗車防止もかねて、サイドのストライプに青とオレンジのツートンになっています。この二色は昔あった専用色に準じていますね。
この2000番台非貫通の先頭車は、運転席の直後に旅客乗車用ドアがあります。
最後は「トワイライトエキスプレス」
平成元年登場以来、旅の一つのあり方を我々に提案したスペシャル列車、列車名は、出発日夕と翌日明け方の薄明を意味するトワイライトが由来となっています。
列車の老齢化という理由で来年春で廃止が決定されました。
残り半年、チェットもプラチナ化していますが、できるならもう一度北の大地へ向けて乗車できればと思っています。
今は亡き昔北陸線を走った特急たち
「雷鳥」「白山」「北陸」「日本海」「つるぎ」「加越」「かがやき」「きらめき」「ひだ」
そしてすべてのルーツ「白鳥」
昭和36年デビュー当時の特急「白鳥」ってこんなすごい列車でした。
列車名は新潟県北蒲原郡水原町(現・阿賀野市)の瓢湖(ひょうこ)に飛来する白鳥とされていました。
1961年(昭和36年)10月デビュー当時の特急『白鳥』号停車駅
大阪8:05発~京都8:38~米原9:27~敦賀10:03~福井11:08~大聖寺11:37※~金沢12:19~高岡12:53~富山13:14~直江津15:06着
※ どちらに止めるかもめて結局、大聖寺停車は下りのみ、上りは動橋に停車する。
△ 北陸トンネルの開通は1962年だから最初の1年ほどは杉津周りだった事になる。
△ このころ親不知付近は旧線で、単線で海岸線を走っていた。
信越白鳥 上野行き
直江津15:10~長野16:38~軽井沢18:03~横川18:47~高崎19:17
~上野20:35着
△ 碓氷峠も旧線でアブト式をED42が前後について登った。
青森白鳥 青森行き
直江津15:09発~長岡16:17~新津17:01~鶴岡19:04~酒田19:30~秋田21:02~大館22:34~弘前23:15~青森23:50
特急「白鳥」 ( 1~6号車は尾久客車区、7~12号車は向日町運転区
1~6号車は大阪~上野、7~12号車は大阪~青森
△ ツウは二両ついてる食堂車の食べ比べをしたとか。
富山を駆け抜けた特急たち、あと少しだけど本当にありがとう。
またいつか富山へ飛んできてくれる事を信じて。
では また =^_^=
追伸 昨日素敵なオジサマが… 夜の訪問者^m^
♡
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気分↑↑の復活呑み鉄第二弾♪ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/05/13 10:20:21 |
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