スタータージェネレーター近くに導電性アルミテープを強化貼りしました

導電性アルミテープの10枚重ねがずいぶん強力なことに気付いたのでまた作成しました。
今回は重ね貼りしたあとでピンキングはさみでざっくりとギザギザ加工してみました。

通販で千円したはさみは結構強力で10枚重ねでも壊れなかったです。2枚だけ作成しました。


スバルXVハイブリッドはエンジンカバーを外すとスタータージェネレーターという専用補機が見えます。


いつもは始動用バッテリー充電の発電機として使い、モーター走行中のエンジン再スタート用モーターとしても使います。

ベルト駆動での発電や走行中のエンジンスタート、スターターでの始動に適用するために、ベルトのテンションをメカ的に切り替える仕組みになっています。この再始動スターターのおかげでモーター走行中に始動する時チープな高音の雑音は聞こえません。
発売当時のニュース記事から分解写真を拝借してきました。

左側の部品の左右二つの丸いところにエンジンのクランク軸とつながるベルトが通され、シーソーのように動いてベルトテンションをコントロールしています。
赤矢印の黒い部品は塗装された太い金属でベルトのテンションに耐えるバネのような仕組みになっています。
この部品がベルトの摩擦やエンジンから発生する静電気を除去するのに最適です。

1枚貼りしていたアルミテープを剥がしてアルコールとダスターで清掃しました。


そして10枚重ねた導電性アルミテープを2枚貼りました。


対策したのはこれだけです。エンジンカバーをつけたら全く見えません。

このスターターは強力ですが電気を食うようでXVハイブリッドは左右二つのバッテリーをエンジンルームに積んでいるので燃費性能は金銭的にインチキっぽいです。アシストトルクは充分ありがたいですけどね。

今回感じた効果はエンジンとハイブリッドモーターのトルクアップです。またなぜか雨天時のフロントタイヤ接地感が向上しました。あとエアコンの作動時に聞こえるカシーンという異音が小さくなりました。


たまたまデメリットは無かったですが重ねたアルミテープは効果が大きいだけに難しいなぁと感じました。
一気に重ねたアルミテープを大量に貼るのは副作用が怖いので避けるようお勧めします。
よろしかったら参考にしてみて下さい。