
クロストレックを買ってから走行100キロでアライメント調整をしていただきました。専門のショップです。
https://maps.app.goo.gl/CWXVv8xPtAbyLrBQ8?g_st=com.google.maps.preview.copy
カスタマーオリエンティッドティーエス
寺沢さん
滋賀県守山市
電話077-583-8059
日曜日定休 完全予約制
税込27,500円 半日作業になります。車の状態によって所要時間は変わります。
中央にアライメント調整専用のリフトがあり、
左右に一般整備用のリフトがあります。
自動車工場から出てきた500万円程度の新車はコスト上の理由により全体のアライメントは調整されていません。
この店では赤外線通信を使った4輪同時アライメント測定が可能です。リアルタイムに調整しながら数値を確認できます。
ハンター社のテスター

センサーは各タイヤを掴む形でセットされます。
リフトはリアもフリーになるコロの上に鉄板がある状態でリフトに乗っています。
フロントはステアリング操作に合わせてグリグリ回るターンテーブルに乗っている状態でリフトに乗っています。
修正前の測定結果
オドメーター走行100キロ
リアのトウだけがゼロになっています。街乗り高速道路用車両ではフロントもリアも少しだけトーイン(進行方向に対して少しだけタイヤが内向きになる)にするのが基本です。
そうすれば直進安定性が確保されるので直す必要があります。
私はハンドリングを少しだけ敏感気味にと依頼しました。
こちら修正後の測定結果
左右ピッタリ同じにしていない部分もあります。これは日本の道路は左車線通行で雨水を流すため平らではないからです。
今回は左後ろを直すために右前も影響を受けるので直しました。所要時間は下回り清掃から修正、サイドスリップ検査完了まで約2時間でした。
調整中に見る画面はとてもわかりやすいです。いじるとリアルタイムに変化します。日本語になっていますね。
リアはでっかいメガネ2つを使って緩めていました。新車なので固着が無いそうです。
調整は変化を画面で見ながらやっていました。
画面持ってくる使い方が良いですよね。有線式なので電池切れの心配なし。
フロントも同様に画面を見ながら。
こちらステアリングセンターを合わせる際の手作りハンドル固定治具。

作業が素早いので撮影は大変でした。
作業を私は見学させていただきましたけど、任せっぱなしで待機することももちろん可能です。
作業後の試走。
私も後で試走したのですけど、変化はすぐにわかりました。敷地外に出るときハンドルが自然と中央に戻ろうとする動きが出るようになりました。
リアタイヤの行き先が不安定だとフロントにも結構影響するのだと体感できて感動しました。
後日街乗りや高速道路での試走も全く問題なく、要望通りのハンドリングが得られたのでとても嬉しいです。
ワンコと嫁さんを乗せて和歌山まで、静かで乗り心地が良いので好評でした。
◾️この後は趣味遊びのコーナーです。◾️
社長さんは息子さんとともに鈴鹿等でレーシングカートをやっておられるそうです。
前回WRXのアライメント測定時にアルミテープやリアクターのウンチクを私が垂れたところ、実際にアルミテープを適用していただきました。
練習用カート
エンジンの吸気系に装着が義務づけられているエアリストリクターに導電性アルミテープを適用。静電気を除去して吸気量を増やしエンジンパワーを盛る。

ただしキャブのセッティングはシビアになるそうです。
アライメント測定装置も見せていただきました。
光を相互に当てて直感的に測定調整可能。
スナイパー
次はリアクターをエンジン直近(近くにはリアの駆動系ベアリングもある)に装着。
どうなるかお楽しみです。
後ろから見るとドライブシャフトの軸受けがたくさん見えます。ボールベアリングのグリスが柔らかくなるはず。
というわけで趣味の時間までずいぶん長時間お邪魔してしまいました。
気さくな方なので理論わからない方からマニアックな方まで全然問題ありません。よろしかったらお試しください。
Posted at 2025/02/11 12:11:03 | |
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