• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

トムイグのブログ一覧

2021年03月08日 イイね!

エンジンに放電アンテナを作成して静電気を横取りしました

エンジンに放電アンテナを作成して静電気を横取りしました今回の対策は現物が見づらいので理論から入ります。
スバルEJ20エンジンは水平対向エンジンなので左右に2気筒ずつヘッドがあり、スパークプラグがあります。このヘッドはエンジン端っこにあるので静電気が滞留しがちです。ガスケットが挟まれたエンジンブロックやカバーはボルトを通してのみ静電気を逃がす構造です。


エンジンからはフロントのフレームにアースケーブルが接続され大量の静電気がエンジンのシリンダーブロックからフレームアースに流されています。

この静電気が乗り心地を悪化させたりパワステを重くしたりバックカメラ映像にノイズを乗せたりする原因です。WRXは静電気はフレームに流せばOKという古い思想のまま作られています。
このアースケーブルは運転席側と助手席側の両方にあります。
そこで樹脂製タイミングベルトカバー表面に放電アンテナを作って走行風やラジエーターファンの風で静電気をコロナ放電することにしました。下記が概念図です。



気づいてみれば単純な話しです(笑)

先日同様に吸気インテークと冷却水タンクとレゾネーターを外すと上からタイミングベルトカバーが丸見えになります。アルコールを染み込ませたテーブルダスターできっちり清掃しました。


そのあと導電性銅箔テープをまっすぐ貼りました。


その上に導電性アルミテープをまっすぐ貼りました。


その上にギザギザ加工した導電性アルミテープを直角に貼りました。


これで大量に静電気をコロナ放電できるアンテナが完成です。

ヘッドは‥‥ 見づらくてすみません。

あとは根性でプラグ下あたりのロッカーカバーカバー表面に導電性アルミテープを貼って先ほどのアンテナと接続するだけです。
右側のバッテリーは外さなくても貼れます。


感じた効果は下記の通りです。
・乗り心地の改善
・ステアリングが軽くなり、車庫入れ段差越えでエンストしない
・ノッキングによる内装ビビりが起きづらい
・エンジンが冷えててIモードでも妙にスムーズに走る
特に副作用はありません。

高速や街乗りでエンジンオフ時にキンキン鳴るぐらい発熱させましたがアルミテープは剥がれませんでした。

MAXブースト圧は先日のバッテリー再接続後1.49まで戻りました。特に問題ありません。

パワーやトルクについてはインチキくさいので言及しません。お試しください(笑)
Posted at 2021/03/08 18:53:34 | コメント(2) | トラックバック(0)
2021年03月03日 イイね!

悩んでいるわけです

昨日ブログに載せたオルタネータ周囲の対策

https://minkara.carview.co.jp/userid/1160010/blog/44895922/
がずいぶん効果ありだったので、ちょっと試走しました。
この道路は激しくうねっていまして、制限速度内で走るだけで飛びそうになるので0Gを感じられます。京都市南部は財源不足でこんな道がいくつもあります。

WRXの硬いスプリングとビルシュタインショックでも激しい突き上げは起きなくなりました。
対策の効果は広範囲に届いています。

エンジンルームを見てみると、最近対策したのでずいぶんフレームグラウンドの静電気が除かれました。
オルタネーターは赤丸左側です。


静電気のバランスを整えるために、
ここに装着していた放電デバイスをバッテリーのマイナス端子に移しました。



ところが移設の効果を全く感じませんでした。
これはオルタネーター周りの対策が効果大だったからだと思います。



もしかしたら静電気の大物は駆除完了してしまったのか!? それとも!? 次はどうしたらいいのか? と悩んでいます。

発生源を叩くという意味ではエンジンの燃焼室近くが有望ですが高熱すぎるとアルミテープは機能しない可能性が高いです。
ならばギアボックスでしょうか!?
悩んでいます。
Posted at 2021/03/03 20:47:30 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2021年03月02日 イイね!

オルタネーターの周囲から静電気を除去し明確にパワーアップしました

オルタネーターの周囲から静電気を除去し明確にパワーアップしました今回の対策はモードを+1するぐらいのパワーアップを感じました。
過去5年のアルミテープチューンで最大級の効果を得ました。

iモードが好きな方は使えなくなりますのでこの対策をしないでください。
またオルタネーターは重いので腰が悪い方にはお勧めできません。
作業はまぁまぁ大変ですが、別に水や油を抜いたりガスケットを更新する必要はありません。
つまり工具さえあればアルミや銅のテープ代金以外お金がかかりません。

まず最初に必ずバッテリーのマイナス端子を外して絶縁してから、プラス端子も外して絶縁してください。
なぜならこのあとオルタネーターを完全に外しますので電線がボディアースと短絡ショートする可能性がかなりあります。


次にまず邪魔なベルトカバーとインテークを外します。



プラスの電線を外します。ナットとワッシャーを落とさないよう注意。なんかグリスが付いていました。


マイナスのコネクターも外しました。ロックを押しながらカプラーを持って外します。
挟み込むタイプのクリップ外しを使いました。


ベルトのテンションを記憶するために場所をマーキングしておきました。
上のボルトを左に回すとオルタネーターが下に下がるのでベルトのテンションが緩む構造です。


2箇所のボルトを解くとオルタネーターが外れる構造になっています。
ただし、


右側は解き続けると奥のナット付き金具が落ちてしまうので注意する必要があります。

左側は普通に外れてくれます。

この↓ ボルトを解くとオルタネーターが下に下がるのでベルトが緩んで外れます。
このベルトはクランク軸からの出力を動力源にしてパワステ油圧ポンプとオルタネーターを回しています。
静電気を除去すると軽く回るのでエンジンが楽になります。また、オルタネーターも本来の発電能力を発揮します。
補機ベルトの駆動には通常エンジンパワーの5〜10%程度をロスしているそうです。
例えば5%改善したらWRXならば15馬力稼ぐ計算になります。


ベルトには冷却水や油の付着は禁止です。


ボルトを3セット外してしまうとオルタネーターはフリーになります。


重いので充分注意して取り出しキープしておきます。


先に車両側にテープ貼りをしました。
事前に水拭きしてざっくり汚れを取ってから、アルコールを噴霧したダスターで脱脂しました。

パワーステアリングのプーリーも自由に回るのでしっかり清掃します。


この清掃が今回のチューニングの効果品質に大きく影響します。


まずギザギザ加工した銅箔テープを大量に貼りました。ただし赤矢印部分はオルタネーター装着の邪魔になったので後ほど捨てました。
シリンダーブロックの左右(水平対向エンジンなのでクランクシャフトがこの下に挟み込まれています)の中心等、エンジンの心臓部にも貼りました。
このあたりはオルタネーターが回転すると風が流れるので、直下のピストンとシリンダーの摩擦で発生した静電気を大量にコロナ放電できます。


パワステポンプのプーリー内面、電線の樹脂カバー、その下の金属パイプ、アルミのブラケット表面裏面に銅テープを直角に交差貼りして銅同士を直接接触させました。


その上から直角にギザギザ加工したアルミテープを貼って銅とアルミを直接接触させています。


直角に貼るとギザギザ部分が必ず接するので、糊に関係なく金属同士が接触します。



プーリーは銅テープを貼った上にアルミテープを貼りました。
遠心力で貼り付きを持続させるため内面側に貼りました。


オルタネーターはベアリングのグリスを柔らかくするために軸受け近辺に銅+アルミテープを巻き貼りしました。


裏側軸受近くも銅+アルミを直交貼りしました。回転抵抗が減るはずです。


あとは元通りにオルタネーターを固定するだけです。右側から締めて、


ベルトを掛けてからこのボルトを右に回すとベルトのテンションが増します。


トルクレンチで2本のボルトを元通り締めます。サービスマニュアルの仕様が不明確でしたが私は25 N・mで締めました。
なおWRX STIのオルタネーターは三菱電機製でした。



ベルトテンションゲージは不使用です。9ミリを狙いましたが目分量適当です。
それよりもマーキングの位置を従来通りに合わせました。



配線を元通り、バッテリー端子も元通り装着。


外見は同じですが、性能は全然違います。



高速道路にて低いギアで最大回転数まで回して、S♯モードも確認しました。
全域でパワーアップしています。高速道路ではパワステはちょっと軽すぎるぐらいです。
静電気発生源の直近でコロナ放電しているので副作用はありません。


他社の車両でも同様の効果が得られるような気がします。
よろしかったらお試しください。
Posted at 2021/03/02 21:43:02 | コメント(4) | トラックバック(0)
2021年03月01日 イイね!

最近よく見る動画 「EJ20」ができるまで

最近よく見る動画 「EJ20」ができるまで静電気除去のアルミテープチューニングの対象を検討するために最近よくYoutubeの『「EJ20」ができるまで』を見ています。



動画リンク
https://youtu.be/zcjR51W3IKc

スバルのEJ20エンジン(日本では生産廃止扱い)を組み立てする工場作業の説明動画です。

最近よく見るのは補機を装着している部分です。


少し自分でエンジン部品を外すようになったのでよりこの動画が身近に感じられるようになりました。

オルタネーターの装着前を見てみると、この左側のパワーステアリング油圧ポンプがでっかいアルミ製のブラケットに組み込まれていることがわかります。


前回は水平対向エンジンの助手席側のシリンダー上あたりから静電気を除去し、電気系をキレイにしてパワーアップしたわけですが、




次は運転席側のエンジンシリンダー近くから静電気を抜きたいと思います。


「×××は臭い、臭いニオイは元から絶たなきゃダメ」というコマーシャルが昔ありました。
できるだけ発生部分の近くで静電気を除去することによって、他の部分への副作用発生を防止しようと思います。


「EJ20」というマーキングをみつけました。



よく調べてから対策しますのでもう少し検討します。
Posted at 2021/03/01 13:23:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「ずいぶん久しぶりにiPhoneのOS更新をやったらCar Playの表示がかっこよくなって感動しました。
スバルの縦長画面にも対応しています!」
何シテル?   09/28 19:36
トムイグです。よろしくお願いします。 おやじです。 スキーばかです。 ここ10年ほどアルミテープチューンにハマっています(笑)
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2021/3 >>

  1 2 3456
7 891011 1213
1415 16171819 20
2122232425 2627
28 293031   

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

トムイグさん作 オリジナル大型リアクター 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/09/25 12:24:23
導電性アルミテープで排気系を改善する特許について 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/07/16 23:47:10
ブラックアルミ銅箔導電性アルミテープ作成と装着 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/29 16:13:57

愛車一覧

スバル クロストレック ブルーくん (スバル クロストレック)
XVハイブリッドからWRX STIに乗り換え、次はクロストレックに戻ります。2025年2 ...
トヨタ その他 トヨタの蓄電池くん (トヨタ その他)
トヨタホームおうち給電システムで使う蓄電池。トヨタの電池制御など電動車用バッテリーの技術 ...
その他 パナソニック その他 パナソニック
リチウムイオン電池搭載の電動アシスト自転車。 LEDライトを標準装備。 発進楽々で信号 ...
ホンダ ラファーガ ホンダ ラファーガ
ホンダ CR-Xデルソルから乗り換えました。初めてのオートマです。 小さめのボディに25 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation