NDの初期型SSPに純正シートヒーター取り付け4(助手席ヒーター編)

初期型SSPの布シートの助手席ですが、運転席と同じく、SLPのシートヒーターを取り付ける事にしました。うちの奥さん用です。
うちの奥さんは寒がりなので、シートヒーターと膝掛けでオープンや冬のクローズでも暖かになるかな。
なお、過去の整備手帳に書きましたが、運転席下にカプラーボックスとコードショートを付けています。そのため助手席側のシートヒーター配線(ヒーター給電線とフィードバック温度線)も助手席シート下までは接続している事になります。
購入した部品は以下になります。
ヒーター&パッド(L)クッション(N2)、N255-88-16XA
ヒーター&サポート(L)シート バ(N2)、N255-88-18Y
モノタロウ10%引きの時に購入しました。

先ずは助手席シートを外します。幌をオープンにします。
シートのサイドエアバッグ異常を記録されないように、バッテリーのマイナスを外します。
次に助手席シート下のカプラーを外します。
先に白いロックを浮かせて(赤矢印)、次に灰色の爪を押しつつ(青矢印)、灰色カプラーの四方をこじって浮かせます。

シートはE12のトルクスソケットを使って外します。
今回は非常に硬いネジが1本あり、運転席の時を含め初めて苦労しました。狭いし力が入らない、、、。
工具持ち手にパイプを刺して延長し、何とかネジを外してシートを外に出します。ソケットレンチ四角側が12.7ミリの、割と長い肢の奴でも尋常じゃない硬さで回らなかったので、四角側が9.5ミリの工具では肢の長さが短すぎて回らないだろうなぁ。
シートの繋ぎ目を外しつつ布を剥いで行きます。運転席シートで慣れたからか、背中側シートの布はスピーディーに外せました。背中側シートヒーターは下側の三角切り欠きを合わせて貼るだけなので簡単でした。
前回、運転席座面で手こずった経験から、座面の布をシフト側も固定を外しました。
シートベルトバックル固定の横にあるプラピンをマイナスでこじって外しました(写真)。また、この前方にシート側面の布を固定しているフックがあるので、一緒に外します。
シートベルトバックルからの線をカプラーから外し、シート側面の配線通しの輪から外しました。
前回上手く戻せなかった、シートを前に倒す丸いバネの周囲のフェルトとベルクロの付け方も、スマホで写真を撮り元に戻せるようにしました。

座面シートを固定している、リングの後ろ側3箇所と、シフト側4箇所を外します。
リングは回転させ、重なり部分を手前に持ってきて、重なり部分をマイナスで広げて、リングを90度回転させ、その隙間から固定用の棒を外しました。

助手席にはシートベルト警告用の感圧センサーが片側に付いていました。
ヒーターの高温部と直接接触すると、熱やこすれなどで破損しそうなので、シートヒーター部品に一緒に付いていた黒い薄いスポンジを一部外し、感圧センサー保護用に、感圧センサーの上に貼り付けました。この上にシートヒーターを貼り付けました。

座面の布がめくれたため、簡単に貼る位置が調整でき、前回よりも良い位置に取り付ける事が出来ました。

シートの布を戻し、リングを戻しました。
助手席下で、配線を結線し、固定します。
助手席下には、運転席と同じく配線を固定する穴などはありませんでした。シートヒーター配線には穴に固定する用のピンがありましたが、要らないため外してケーブルタイで各所を固定しました。
シートを内装にぶつけないよう慎重に戻し、カプラーを繋ぎ、バッテリーを戻しました。
助手席シートヒーターHiで、シートの背と座面が暖まったので一安心。やはり座面はぬるく、背は熱い感じでした。
助手席のシートヒーターは、尻〜太ももまでが暖かくなり、膝寄りの部分は冷たかったです。シートヒーター座面が割と短いからかな。
運転席は操作のため頻繁に足を曲げるので、膝が空中に浮きます。なので膝寄りにヒーターが無くても大丈夫だったけど、助手席はずっと足を動かさずに座っているので、膝寄りが冷たく感じます。あと5センチ位ヒーターが長くても良かったんだけどなぁ。
助手席用にシガーから取るヒーター付きブランケットを購入したのですが、丁度良かったかな。

購入した助手席座面シートの部品には、自分の初期型SSPのとは形の違う、シートベルト警告用の感圧センサーが付いていました。座面の部品型番が何回か変更していたのは、これかな？
シートヒーターを取り付けて、後日奥さんとドライブしました。シートヒーターを使った奥さんは「こたつみたいで気持ち良くて眠くなるね〜(シートを倒して寝れないのが残念らしい)」との事。