北米でのブレーキ強化事情
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
30分以内 |
1
2
要点だけまとめると・・・。
・4穴、5穴共にポン付け可能な流用キャリパーは発見されていない。
フロントはMX81クレシダのパッドが流用可能なので、その系統のキャリパー流用がひょっとしたら可能なのかも?とも思ったのですが、元々ローターとキャリパー、純正ホイールのクリアランスが4穴の15インチ、5穴の16インチともほとんどギリギリに近いので、大きい物を付ける事自体が本来かなり難しいらしいです。なお、ノーマルローターは4穴が255mm(10インチ)、5穴が276mm(10.8インチ)との事。
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・アメリカにもブレーキ強化キットは無い訳ではない。
eBayでも見かけるのですが、Wilwoodというメーカーのキャリパーを用いたキットが売られています。但し対応は5穴車のみで、ローターを大型化する前提のキットなので、330mmの物は17インチ以上の社外ホイールが必須となるようです。
302mmはノーマルの16インチがそのまま使えるみたいですね。10万円以上するキットでパッドの選択肢も正直よくわからないのですが、スペーサーが要らない事や、ブレーキホースやローターも全て込みというのはかなり魅力的です。
なお、Wilwoodの4ピストン対向キャリパーは、FC3S等の純正等に比べて、幅が薄く背も低いので、このキットはオートバイのようなごく単純なキャリパーサポートだけでキャリパー交換実現しているようです。
Mitsubishi Starion 1983-1989 Big Brake Kit 302mm 4 piston FRONT
http://store.revolutionbrake.com/14-0058a.html
Mitsubishi Starion 1983-1989 Big Brake Kit FRONT 330mm 4 piston
http://store.revolutionbrake.com/14-0032a.html 4
・上記のキット以外の方法でキャリパーを交換する場合は、FCキャリパー用ブラケットに類似した構造のブラケットが必須になる。
基本的な考え方はFCキャリパー用ブラケットとほとんど同じです。導風板のM8に共締めする構造も全く同じです。・・・旋盤で削り出す為の詳細な設計図がオープンにされている辺りがアメリカ的ですねー。
5
・ブラケットを自作し、キャリパーはWilwoodのキットの物を使い、ローターは98年以前のNSX純正の284mmを使う。
・・・これが4穴15インチで純正ホイールを履き続ける為のFAらしいです。NSXローターは5穴なので、4穴用の穴を新たに開け直しているようです。これだけでも外注だと結構掛かると思うのですが、更にキャリパーも高価なので、最低でも20万近くお金を掛けないとここまでやるのは難しいでしょうね・・・。2.6VRのように、部品かき集めてDIYで・・・という訳にはちょっと行かなさそうですが、NC旋盤が使える環境ならここまでやるのも不可能ではないと言う事なのでしょう。
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これ、履いているホイールは日本で言うところのGSR-IIIのノーマル15インチですよ。クリアランス、ほとんどギリギリです。これで2.6VRよりもローター径大きいというのだから脱帽としかいいようがありません。。。
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この辺りで苦労するのもFCキャリパーと同じですね・・・。ストラット、ブラケット、ローターのクリアランスに余裕がほとんど無いので、個体差でほんのちょっとでもストラット側が歪んでると、キャリパーのセンター出すのかなり大変なんですよ。ローターとブラケットが干渉する事も珍しくはない訳で・・・。
ブラケット自前で組まれた方なら私の書いてる事と、写真の状況の凄まじさが理解しやすいと思うのですが・・・。本当に涙目になれます。。。
多少のセンターのずれくらいなら、スライド量とパッドの当たり方で余裕で補正出来るスライドキャリパーって、偉大な構造だなぁと思わされます。
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もう売られていないようなのですが、2005年頃にはOscerという個人の方が、ブレンボのキャリパー付ける為のキットを製作販売していたりもしたそうです。これも基本はFCキャリパーと考え方おんなじですねー。
やっぱり、パッドの取っ替え引っ替えだけで済ませて置いた方が、色々な意味でしわあせなのかもしれません・・・。
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