
みなさま大変お待たせしました!
排気温度センサーモジュールが完成しました。
完売しました、購入いただいた方ありがとうございました。
25年4月末頃、再販予定です。
販売サイトの作成を考えていますが、完成は次回連休(5月上旬)ごろの予定です。
特徴
K型熱電対の測定温度を、CAN BUSに送信する機器です。
K型熱電対は国際的に定められた規格で、広い温度域を高応答かつ安価に測温する事が可能です。
その特性から、排気ガス温度(EGT)に加え、インタークーラー温度、触媒温度、シリンダーヘッド温度など、様々な温度計測に使用可能です。
CAN BUS通信はBosch社 CAN 2.0bに準拠しており、多くのサードパーティECUと互換性があります。
また本機器は完全にオープンソースで、送信周期・送信ID等を任意に変更可能です。
この手の商品は需要が少なく、既製品は高価になりがちです。もっと気軽にCAN BUSを体験してほしい思いで、製作に至りました。
新機能の紹介
旧バージョンに対する追加機能は以下3点です。その1. CAN-ID切り替え
基板上のジャンパー「UNIT ID」を短絡する事で、送信IDを変更できます。
通常状態の送信ID は0x5A0(1440)で、ジャンパー短絡時は0x5A1(1441)です。
その2. 通信速度切り替え
基板上のジャンパー「BUS SPEED」を短絡する事で、通信速度を変更できます。
通常状態の通信速度は500kbps で、ジャンパー1 短絡時は125kbps、ジャンパー2 短絡時は1Mbps です。
その3. ダイアグ通知機能の追加
熱電対が未接続、もしくは断線した際、LEDが点滅する機能を追加しました。
注意事項
基板Rev.2.0から、CANの端子(No.3,4)が入れ替わりました。ご注意ください。
取扱説明
LINK-ECUの設定方法は こちら を参照ください。
セット内容
なるだけ安価に販売するため、基板単体でお渡しします。
海外サイトで安価に大量購入した熱電対と配線を、テスト用として付属します。
送信ID、通信速度を変更したい場合は、事前に連絡いただければ、プログラム変更してお渡しします。専用ケース付も準備出来次第用意します。
(タカチ社製の樹脂ケース 品番:TWF5-2-7D が適合します。 モノタロウで200円程で購入できます)
高品質な熱電対を購入可能です。
ローコストな物から、特殊合金を使用した超高温対応品(常用1000℃以上)など、様々な物がラインナップされています。
Posted at 2025/03/20 16:31:03 | |
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