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この前買って来たVolkswagen純正のLEDトーチ(Taschenlampe)ですが、A3SBでそのまま装着しておくと、バッテリー上がりの原因になってしまいます。
理由はこのLEDトーチは装着されていると勝手に充電してるからです(もちろん過充電防止はおこなわれているようなので「連続充電でも安全です」という一文はパッケージには書かれています)。もちろん、オーナーの方はご存知のことですが、A3SB のシガーライターは常時給電されていますので、キーを抜いていても使えます。
私はシガーライターを常時使える必要は「まったく」ない人なので、じゃぁ、ってことでA3SBのシガーライターソケットへの給電をキーON/OFF連動化してしまいました。
こうすれば、LEDトーチを挿したままで OK ですしね。
用意したものは、コイルに通電すると回路がONになるタイプのリレーで、30A流せるもの。それと配線材とか圧着端子の類です。
それでは、ソケットをはずして作業を始めます。ソケットはライターを取り外して、写真みたいに持って、押し下げながら後ろに引っ張るようにするとはずせます。
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ソケットが外れたら、リレーのコイル用にキーON/OFFと連動している電源への配線を通します。自分の場合は、配線を運転席側に出して、室内のヒューズパネルの部分まで見えないように引き回しました。GNDは、シガーライターへのコネクタに来ているので、そこから分岐させます。
写真の右下にある4本の線が出ている黒い小さな箱がリレーです。赤と青の線接点(スイッチ)、黄色と黒の線がコイルの接続線(制御線)です。コイルを駆動するための黄色の線にはヒューズを念のため入れてあります。
写真の中央ちょっと右にセンターコンソールとフロアカーペットの境界線あたりから「ちょろ」っと出ている黒い配線がキー連動電源へ配線するリレーの制御線です。リレーの黄色の線にヒューズを介して接続されています。リレーの黒線はGND(シャシーグランド)へ接続しています。
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写真はもう配線工作が終わって、配線を結束しちゃった状態です(^-^
シガーライターへのコネクタは3端子で、真ん中が目的のプラス配線です。茶色がマイナス、水色がイルミネーション用のプラス配線となってました(もしマネされるなら面倒でも作業前に自分で確認してね。車両によっては違っている可能性もありますから)。
おこなう作業は、この真ん中のプラス配線を途中で切断して、圧着端子のオスとメスを取り付け、用意したリレーの接点(スイッチ側)を割り込ませて完了です。
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最後に室内のヒューズパネルまで引き込んだ、リレーの制御線となるリレーコイル用の電源線を、既にキー連動電源から分岐してある配線へ接続します。
シガーライターソケットをコネクタに接続、そのシガーライターソケットに通電確認用の LED がついた増設用シガーライターソケットを接続して動作確認します。
おおぉぉ~、なにげにOKですね(^-^)
写真は、もちろんですけど、上がキーOFFの状態で、下がキーONの状態です。
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動作確認が終わったら、ばらしてあったものを元通りに戻し、LEDトーチをシガーライターソケットに装着して完了 (^-^)V
ここまでやっておくと、後でキー連動電源が必要になったら、割り込ませたリレーレ点の2次側から簡単に電源を分岐できるので、とても安心?です。シガーライターの回路からだと最大で30Aまでなら取れますから。
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実際の作業は配線なんかを含めて1時間程度でした。もちろん調査と準備にはもっと多くの時間をかけていますよ(接続をどういった方法でやるかとか、配線経路はどうかとか・・・ね)。
自分で作業ができて、キー連動の電源で比較的大きな容量が欲しい方や、私みたいに LEDトーチのようなものを挿しっぱなしにしたいという人にはオススメの方法かもしれませんですね。
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