今回車を手放すことを決意し、初めて業者の査定を受けて買取にチャレンジしました。これまでは新車購入時に下取りに出していたので、今回初となります。前車ステップは16万㎞走行であったため、複数の業者から買い取り拒否された、悲しい過去もありました。
今回2つのサイトに見積もり依頼をかけましたが、皆さんが書き込んでいらっしゃる通り、依頼直後は沢山の電話があるので参りました。
手を挙げてくれた業者の中には、あの世間を驚かせた『ビッグなモーター』屋さんも社名を変えて参戦していましたが、真っ先にお断りしました。
最終的には大手2社に、小規模業者2社に絞り交渉開始しました。
査定依頼した1つのサイトがメールで送ってきたノートnismoSの相場が、上の画像ですが80万円少々の価格でした。
サイトから求められたQ&Aに回答し、私の車に対する評価の根拠は、私の自己申告&画像です。自己申告では年式や走行距離・修理履歴の有無等多岐に及びました。その自己申告を経て提示された見積もり予測は、各社上下限の幅をもって買取価格が提示されました。
傾向的には大手の方がこの時点での価格は、高いように感じます。
そしてその価格から交渉相手に4社を選び、連絡を取り実車見分となりました。そして実車を査定に業者の社員がやってきますが、ここで査定方法に傾向を感じました。大手の場合は比較的若い社員が来て、書類や車の要所の写真を何枚も撮影してそれを会社に送り、おそらく決裁権を持った上司がその情報を見て、見積価格を決定するようです。と言うことは逆に決裁権者は、実車を見ていないということです。
対して小規模業者は決裁権を持った人が来て、その場で実車の状況に応じて価格を決定する。
幸い実車を確認に来たすべての方が、9年落ちとは思えない外観を維持していて、更に低走行距離でこんな車は見たことないし、この先も市場には出ないだろうと、営業トーク&リップサービスたっぷりの評価をいただきました。参加した1社は会社で指示を出す上司が、この車種でこんな低走行距離の車は前例がなく、相場を把握できないと言い、30分近く待たされましたが冒険は出来ないとの回答で、査定額は他社に比べ渋かったです。
訪れたすべての方が実車を見て「ぜひ買い取りたい」と言ってくれて、4社間の査定額も7,8万の範囲でした。
私は車を手放すと決めた際、やはり『大きなモーター』屋さんの悪行の数々が気になり、小規模店なら現金決済を前提にしました。取引の詳細を聞くと、大手は現金決済は出来ず、車を引き取り後に発見された不具合に応じて、減額や買取キャンセルもあり得ることが、契約書の約款に記入されているとのことでした。
最終的に最も高額査定を出してくれたのが県外の小規模店でしたが、条件の現金決済に応じてくれ、車検証はじめとして自賠責保険も、すべて半月ほどで名義変更してくれるとのことでした。
そして自分で買い取ってもらいに行くのが面倒な、純正シート・マフラー・前期テールランプユニットは、全て買取価格にプライスして査定してくれた。
交渉中驚いたのが、大規模チエーン店の一つが、商談成立して車の引き取り時に、私が店舗まで届けることを求められました。それができない場合には、業者が引き取る際に日程は業者の都合で決定するとのこと。これ聞いただけで取引したくなくなりました。
丁度今週は夏休みだったので、選んだ4社すべて実車で査定を終え価格提示も出そろって、売却先を決定できました。今日も仕事は休みなので、物置から純正パーツを全て車庫内に運び、シートとテールランプユニットは積み終えました。
マフラーは車内を汚さないように、明日レジャーシートで梱包してから、車内に積み込んですべての準備完了です。
引き取りは1週間以内なので、印鑑証明も取得済です。あとは任意保険とメンテプロパックの解約手続きを、Dラーにお願いしてすべて終了。
肝心の引き取り価格は、正直私の予想を大幅に超えていきました。すべての業者の見積もりが7~8万の差ですので、この車にはそれなりの価値があるんだろうと思います。
これで57年のカーライフの幕引きです。
過去車の入れ替えの際には、大切にしてきた車との別れの悲しさを、次の車へのワクワク感が大幅に薄めてくれましたが、今回は違う展開なのできっと寂しいでしょう。
*買い取り業者との交渉は、あくまで私が今回経験したケースなので、一般的にはこうじゃないという点もあると思います。その点はどうかご容赦ください。
但しここに書いた内容は、ノンフィクションだということは確かです。
Posted at 2024/09/27 11:20:25 | |
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