一条さん

今日も勿論、「クウガ」のＤＶＤを観た。
実は今回観たEPISODE31「応戦」はちょっと思い出深いモノがあった。

放送当時、私は在籍していた会社の仕事が大キライで仕方なかった。
もうイヤでイヤで堪らない。
休みの日も死んだ様に過ごしていたが、そんな私の唯一の楽しみが「クウガ」だったのだ。
会社に行ってる最中も「クウガ」のことばかり考えていたし、グロンギの謎を必死で解こうとしていたもんだ（爆）。

まだロケ地訪問らしい事は始めていなかったが、ＥＤクレジットに書いてあったとある場所がそれ程遠くはないという事を知り行ってみることにした。
埼玉県にある某所は駅ビルに隣接しており、特別大した意味のあるところではない。
周りを見渡したらそこが実はクウガのライジングフォームのお披露目撮影会が行なわれた場所だと直ぐにわかったので私的には嬉しかった。

一旦、その場を離れ近所を散策してみた後、もう一度行ってみようということになり戻ってみると、なんと「クウガ」のロケバスが来ていたのだ！

恐る恐る車内を覗いてみると、なんと一条薫刑事役の葛山信吾さんが乗っているのが窓越しに確認出来た。
バスの側をウロウロしていると、ドアが開きマネージャーさんらしき人が出てきて、その後ろに葛山さんが撮影に向かおうとしていた。

勇気を出してそのマネージャーさんらしき方に

「写真を撮って頂いても良いですか？」

と尋ねたら、葛山さん本人が、

「あ、良いですよ」

と返事をしてくださったのです。

本来、一条刑事の役柄なので革靴を履いているハズなのだが、スニーカーを履いて出てきた葛山さん、そんなに私と違わないと思っていたのに結構大きく感じた。

もうキンチョーしまくりで、どういう感じで写っていいのかパニくっていました（爆）。
子供みたいに只つっ立っているだけです・・・。
ちゃんと葛山さんはサムズアップしてくれてるのに。

カミさんも勿論一緒に写してもらいましたが、流石はカミさん、ちゃんとサムズアップする余裕がありました(笑）。
しかも、その時葛山さんがしていたネクタイの柄までちゃんと見ているのだから、やっぱ女は恐いわ（笑）。
握手してもらったかどうかも覚えていない私と全然違うね・・・（爆）。

で、その時に撮影された葛山さんの登場カットがEPISODE31「応戦」の中にあるのです。
一緒に写真を撮ってもらった日からそんなに時間が空いていなかった気がするので、やはり撮影はかなりシビアな状況で行なわれていた様だ。


嬉しかったなァ、マジで。
偶然にその場所に行って、まさか本当に撮影隊が来ているとは思わなかったからね。
休みだし、天気も良いし、近いし、行ってみるか・・・みたいなノリでの出来事だった。

これ以降、「クウガ」の撮影に会うことは無かったが、そういう意味でも大事な思い出になったワケだ。
この日の翌日、気を良くして違う「クウガ」のロケ地に行ってみたのだけれど、それはまた別のお話（森本レオの声で読む）。


葛山信吾さんは現在も俳優として活躍されているが、この当時音楽活動も行なっていたのでライヴにも足を運んでみたことがある。
Ｔシャツにジーンズで現われ、吉田栄作みたいな元気一杯日本語ロックみたいな感じの曲を歌っていて、一条さんとは全く異なる葛山さんがそこにいた。
結構天然ボケというか、そういう部分が女性の琴線に触れるのかもしれないなァ、と。


今でもＴＶでときどき見掛けるけど、やっぱり「あ、一条さんだ。」と言ってしまう。
それが本人にとって良いことなのかどうかわからないけど、大好きな一条さんは今でもＤＶＤで観る「クウガ」の中にいる。


この様に平成仮面ライダーを１０年間観てきた私には、様々な思い出がある。
ロケ地訪問と同じ様にそんな思い出も少しづつ書いてみようとも思う。
今年一年はそんな感じになりそう。
無理しないでテキトーに付き合ってやってください。


※画像は当時の写真を携帯カメラで撮ってみたモノなので雑ですみません。
　本当はこういう昔の写真とかもデジタルで保存しておきたいのだけれど・・・。