目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
純正サスと純正オプションのSACHSダンパーの組み合わせから、サスのみSTI製に交換。
走行距離 53,520km
交換に至った経緯の詳細はパーツレビューに記載のため割愛しますが、目的は若干の車高ダウン。
(商品説明で約15㎜)
ノーマルのままでいようかとも思ってたのに、逝ってしまった・・・
まあこの程度はノーマルみたいなもんか。
2
私の作業環境でDIY足回り交換はもう懲りたので、86を購入した中古車屋さんに作業を依頼。
ここのメカニックさんは、過去にレースメカニックをやっていて、現在は、足回りにかなりこだわったクルマでご自身でサーキット走行もしているというお方。
3
作業着手したところ、いきなり問題発生。
「フロントのハブボルトが死んでます!!」
左が3本、右が1本。
ナットが噛んでたらしく、ボルト折れずに取り外しはできたものの、ハブボルトとナットのねじ山が一部つぶれてた。
サーキットでのブレーキングによってハブが高温になったための熱害と増し締めによるものだろうとのこと。
86はスバル車なんで、ボルトピッチが通常トヨタ車の1.5ではなく1.25なのもあってかじりやすいというのもあるらしい。
なるほどね~
スバル車はじめてなもんで知らなかった。
アルテッツァでは何年もサーキット走っててもこんなことなかったけど。
86買ってから、右まわりのサーキットしか走ってないので、左前が一番ひどいっていうのも納得。
あとでネットで調べたら色々事例が出てきたが、全くノーマークだったし、恥ずかしながら、納車から今まで1年弱、一度も自分でタイヤ脱着してなかったので全く気づかなかった。
幸いなことにボルトは専用ダイスでねじ山復旧できたが、ナットは左側2個は再使用不可判定により交換。
今後の対策、要は熱害対策ですが、
・スリットローターを正回転で取り付け
(ダスト排出性、冷却性向上)
・走行会のあとは、パッド中央のミゾにたまったダストを高圧洗浄等で除去
・送風ダクト設置
など伝授いただきましたが・・・
最終的には、熱害でハブベアリングもダメになるって。
心配事ができてメンドーなことになったなぁ。
4
破棄処分となったナット
5
想定外のところでつまづいたが、なんとか作業完了。
フロントはこんな感じ
なお、車高ダウンに伴うスタビのバンザイ対策(スタビリンク交換)は未実施
6
リヤ取付状況
7
足回りをバラすついでに、気になっていたフロントのキャンバーをなんとかすべく、ラルグスのキャンバーボルトも導入。
8
ナックルとストラットを固定する2本のボルトのうち1本を細くして、ストラットに対してナックルの位置をずらしてキャンバーをつけるものなので、まったく不安がないと言えば嘘になりますが・・・
9
調整により±1.75°までのキャンバーが付くとのことなので、とりあえずネガキャンMAX設定で取り付け。
締め付けトルクは、純正ボルトの155Nmに対し、
132Nm(オーバートルク厳禁)なので、そのように依頼。
10
ひととおり作業が終わったところで、なじむ前の暫定ではありますが、さっそく車高測定~
地上からフェンダーアーチまでのザックリ測定ですが、
交換前⇒交換直後
フロント 668⇒653(15㎜ダウン)
リヤ 670⇒665(5㎜ダウン)
タイヤは、使い古しのRE-71RS 225/45R17、空気圧は2.5kg/cm2
フロントはカタログ値どおり&イメージどおりの下がり具合。
リヤはなじんでくればもう少し下がるのかな?
11
キャンバーは見た目こんな感じ
アライメント調整(トー調整)もとっととやってしまいたいところですが、
「少なくとも200km以上走行してなじませて、あとタイヤがかなり消耗してるので、新品にしてから測定してもらってくださいね~」
と、懸念していたとおりのことを言われてしまったので・・・
とりあえず今のタイヤ使い切ってからかな・・・
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