
これもよく言われる話ですが、ダンパーの減衰力について。乗り心地を損なわずしっかりした足にするには、縮み側を軟らかく、伸び側を強くしたものを選ぶ。
私が始めて手に入れた車は、日産ブルーバードP510型SSSクーペ。10年落ちで当然足回りはヘタっていた。まず手をつけたのがKONIのあのオレンジ色のダンパー(笑)である。これが上記のような特性で、シュッと縮んで、グッと踏ん張る。とてもいい感じであった。縮み側が強いとガツンとくる。
その後、ランサーやシルビアでトキコやカヤバのダンパーを使用するがストリート用というよりは競技用に近いものであり、乗り心地だけ見ると悲惨であった。(爆)
AE86レビンの時の仕様。 ノーマルストロークのビルシュタインダンパーに、TRDラリー用スプリングの中で一番柔らかいスプリングレートを選んだものである。 車高は変わらないのでタイヤ・ホイルサイズで多少変わったとしてもサスペンションのジオメトリーに大幅な変わりがない。これに純正のリミテッド・スリップ・デフ(LSD)を組み込み、ピレリP7を履いていた。 サスストローク十分あり、ジオメトリーの変化が少ないので荷重もうまく乗る。乗り心地を損なわず、しっかり姿勢制御も保たれ、俊敏性も確保でき、ストリート用としてはかなり理想に近いものであった。
その後、VW系を3台乗り継ぐが、やはりドイツ車は足回りの基本性能が高く(それが信頼性に繋がり乗り続けている一つの理由なのですが)、ドレスアップの為のタイヤ・ホイル以外、足回りには、一切手をつけなかった。
BMWに乗り始めてからも、E36の時に約45,000km走行後リプレイスの為にモンローのセンサトラックを専用のバンプラバーと共に組み込んだだけである。
シュナ号も今の純正スポーツサスとBBSで満足度はかなり高い、更なる理想型を目指すサスとは?
ザックスもビルシュタインもARCも一流メーカーの製品だけにそれぞれどれを選んでも満足度は高いと思う。
事実装着されている方々のお話もそれに近いものがほとんどである。
問題は、それが自分の求めているものと一致しているかという点に尽きる。
前回登場のFukazawaModifyさん(笑)のHPで紹介されていた KONI FSD。
内容はそちらを参照していただきたいのですが、額面どおりなら、私の趣向や経験からイメージするものにピッタリだと思えるのです
以下一部抜粋
>昔も今も伸び側に拘る。これがKONIさんのポリシーのようです。 沈み込んでからの姿勢を制御する、いわばスタビライザー効果を持った自動調整ショック そんな風にお考えいただくとよいでしょう。
>今までノーマル形状で、ここまでしなやかに超えた足を経験したことがありません。
一番近いものは、何かと言われるとE36/B3のALPINAです。
柔らかめな縮み側のおかげで、入力はいたってスムーズでありながら、縮んでから伸びる速度が絶妙なんです。
ネコ科の動物が、高いところから飛び降りたときに見せる、あの絶妙なバランス。
まさに、ネコ足とはこのことです。これはすごい!!久々に脱帽です。
>純正Mスポのコツコツ感が好まれないけど、フラフラにはしたくない。
ノーマルスプリングで乗り心地を損なわず、もう少し引き締めたい方。
こよなくネコ足を好まれる方、ジェントルなBMWをお好みの方。
>FMでは、ダウンスプリングとの併用はオススメしておりません。
FSDの真価を十二分に発揮させるためには、
最低、純正Mスポ以上の車高が必要であると考えるからです。
どんなすばらしいショックでも、ストロークが無くては性能は発揮できません。
あくまでも、純正ノーマルスプリング、及び純正Mスポスプリングを対象とさせて頂きます。
う~む。このような殺し文句を並べられると弱いですね~(笑)
もともと基本的に、伸び側に拘っていて、更にシンプルな構造で自動減衰力機構を備え、快適性とスポーツ性の両立を図る。ストローク確保のために純正スプリング(ノーマル、Msp、スポーツ)のみと組み合わせる。 低すぎる車高は、実用面で気を使いそうで私にはこれが合ってそうな気がしています。
最後のメニューはリミテッド・スリップ・デフ(LSD)
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フットワーク | 日記
Posted at
2006/07/21 20:58:36