ここ一週間ほど、自分が無知とはいえ、NTT光ネクストのIPv6の件で振り回されまてました(泣)
その件でappleのサポートセンターの対応に感心しましたので書き留めておきます。
まずは受け受け時、一般的にどんなカスタマーサポートセンターでも一発で繋がる事はなく『只今電話が大変込み合っておりますので〜』的な似たようなテロップが延々と繰り返されるのがほとんどでしょう。
待つ事自体はやむを得ないが、いつまで待たされるのか分からないのは辛い。
appleの保留テロップは丁寧な口調で実際の待ち人数をカウントダウンしてくれるじゃないですか!! 些細な事ですが気持ち的には随分違います。これは業種に関わらず顧客対応をするセンターはこうあるべきでしょうね。
今回は内容が進むにつれ、通常担当者では対応しきれず途中から上級スペシャリストにバトンタッチ。
一通りの解決になっても終結状況によってはその件に関して次回同じスペシャリストに繋がるように内線と受付番号を伝えられ、最後までフォローしてくれる体制が取られています。
もちろん、担当者が空いていない確率の方が高く、折り返しの時間は読めないので、急ぐ場合は受付番号を伝えて別のスペシャリストに繋いでもらう事も可能で前回までの内容はしっかり引き継がれている。
これも大切な事で、結果として解決が困難な場合も不信感に繋がることは少ないでしょう。
*スペシャリストとの画面共用設定中の画面
さらに今回はスペシャリストと私のMacの画面を共用しながらのサポートでしたので、これもお互いに話が通じ易く安心もでき効率も良いものだと思います。
その過程で、TimeCapsuleは不調になる、古いMacBookがおかしくなるとすっかりサポートのお世話になりました。(TimeCapsuleの交換や、MacBookの特殊なシステムレポートでプログラマによる内容解析も検討してくれました)
他は分かりませんが、appleのサポートの満足度は高いですね♪
では、今回のNTTのIPv6問題とは? についてはとても複雑で、対応も個々の環境によって違うので本当にざっくりした事だけ書き留めておきます。(合っているか自信無し)
・そもそもIPv6って何?
簡単にいうと現在使われているIPアドレスはIPv4というプロトコルですが世界中に接続機器が増え過ぎて枯渇してしまう為に事実上無制限に近い次世代のプロトコルとして使用が開始されている。
・NTTは巨大なIPv6網(フレッツ)を持っている
NTTは巨大なIPv6網を持っているが、外部インターネットへのアクセスはniftyやOCNなどのプロバイダーの役割で基本的にはIPv4で通信されている。レンタルされるONUはNTTサーバーとIPv6で通信している。
・セキュリティ等NTTが提供しているサービスを受けるには?
PC側でIPv6アドレスを取得しなければ使えない。ONUを本来のルーターとして使いLanケーブルで接続すればNTTのサーバーとはIPv6,インターネットはIPv4を自動取得してくれるのでOKなのだが、TimeCapusleを通じた無線Lanで使うにはどうしたらいいのか?
結論だけ云うとONUルーターモード、TimeCapsuleブリッジモード、インターネットオプションでIPv6の構成→自動、IPv6モード→ネイティブ で無線Lanでサービス利用可能。
・インターネットもIPv6で利用するには?
一般的なPPPoE接続でいくなら設定は簡単だが別途アダプターが必要。(トンネル方式)
アダプターが不要な接続方式としてIPoE接続(ネイティブ方式)というのがあるがそれはプロバイダーにもよるが追加オプションのような形をとる必要がある様子。ちなみに利用中のniftyは有料OPから最近無料になったらしい。
ううっ頭がいたい! 知恵熱がでそう(笑) 取り敢えず無線LanでWinノートパソコンにセキュリティかかったのでこれで様子見です(^^)
【2018年1月12日追記】
前回エントリーはIPv6の知識なく、無線lANでNTT提供のセキュリティを導入するために悪戦苦闘した顛末記。その後、特に不満もなくそのまま来ていましたが、プロバイダーのIPv6オプションを導入すると速度がアップするとの話もあり試してみる。
プロバイダーはniftyなので早速V6プラスに申し込み。(NTT提供のルーター、MacのtimeCapusuleともIPv6対応)
スピードアップの理由はIPv4の通信方法はNTTのフレッツ網からインターネット網に抜ける途中のプロバイダーのNTE(ネットワーク終端装置)がボトルネックとなり、速度低下になってしまうことが多く、Pv6の通信は、このNTEを経由せずGWR(ゲートウェイルーター)という装置を経由しインターネット網へ繋がるからとのこと(IPoE接続)
申し込みの翌日プロバイダーが使用機器による接続の可否を確認後設定完了の通知が届いた。 体感的には結構速くなり快適度アップ(^-^)
上の画面はIPv6で接続出来ているか確認出来るサイト。
http://www.kame.net
こちらでカメが動いていたらOK。IPv4なら静止画像となります。
自宅WifiであればiMac,MBA,iPad,iPadmini,iPhone全てカメさん動いてくれました。
因みにiPhoneでWiFi切ってLTE接続した場合は動かず。SIMはNifmoを使用していますが、スマホでもIPv6導入できれば速度低下がかなり減りそうなんですけれどね
Posted at 2013/10/05 14:56:45 | |
トラックバック(0) |
Macなお話 | 日記