GXRが世に出て1年、この新しいコンセプトのカメラは「コレはキワモノか本物か」と物議を醸してきましたね。
リコーを含むコンパクトデジタルカメラユーザーからの目線と、デジタル一眼レフの画質と機能を小型化したカメラを期待するユーザーの目線では捉え方が違うのですがどちらにしても否定的な意見が目立ちました。
前者からすればGX200やGR3の正常進化型を望んでいたのであってGXRは大きすぎ、高価過ぎで手が出しにくいと感じ、後者からすれば充分コンパクトで画質や機能も満足出来るものだし、映像素子を組み込んだカメラユニットのメリットも理解は出来るものの、その為の割高感、レンズ資産が活かせない、ユニットが少なく展望が見えない等等、「いいカメラだと思うんだけど、ちょっとなあ・・・・」というものが大まかな意見だったでしょうか。
その後、28-300mmのP10ユニットが発売、A12 28mmユニットが発表され、今後のロードマップに待ち望んでいたA12のズームユニットが追加される事も明確になったので、今回GXRをパートナーとし、本命A12の前に手に入れたP10ユニットの描写力が思った以上によかったことで、あらためて素人なりの私的「GXRシステム」の理想的の妄想にふけっております(笑)
その後登場した、APS-Cセンサー搭載のソニーのNEXの標準ズームや、発表済みの大きな18-200mmズームを見ると、APSーCセンサーを小型ボディに組み込むことは可能でも,そのレンズを小型化するのはかなり難しいという事ですね。
カメラユニットとして一体で設計されているおかげでGXRのA12レンズは50mmも28mmも充分小型ですが、標準ズーム、高倍率ズームを考えた場合やはり今よりは大型化するのは避けられない事ですね。
なのでリコーの主張する、「最適なレンズと映像素子の組み合わせによるカメラユニット」を考えると、A12 50mmユニットの筐体サイズは充分コンパクトなので、このサイズでセンサーの大きさを変えるというのが良さそう。具体的には4/3センサーを使った28-85mm、F2,8通しのズーム、ニコンが開発しているという
1インチセンサーを使った28-300mm, F2,8-4,5高倍率ズームというのが理想かな(笑)
これで、高画質とコンパクトさの両立を図る! まあ現実的にはセンサー調達の問題があるので実現は難しいでしょうがでればみんな買ってしまいそう(笑)
もちろん単焦点ユニットは大きくならないのでAPS-Cで統一(フルサイズがでればなおよし!)という展開を希望します(笑)
次々と新製品が出て来る中、手に入れたくなるその魅力、
GXRは「キワモノ」ではなく、「本物」だと思います♪
Posted at 2010/11/03 09:11:04 | |
トラックバック(0) |
GXR | 日記