IPアドレスは PCを特定するために、32ビットの2進数を10進数であらわしたもの。
グローバルIPアドレスはWAN接続のためにプロバイダーから与えられ、その下のLAN内のPCにはプライベート(ローカル)アドレスが割当てられる。プライベートアドレスは手動で設定も可能だが知識がなくてもルーターのDHCP 機能が自動に割り当ててくれる。まあ「よきにはからっておる』状態ですね。この程度の寂しい知識はありました(笑)
グローバルIPアドレスはプロバイダーから固定のものが一つ与えられているとずっと思い込んでいたのですが、これが変動で変わるんですって! PCが爆発的に増加しているので足りないんでしょうね。それで(仕組みは知る由もありませんが)流動的に変わっているらしいです。それでも通常繋がっている限りは気にしなくてもいいんですけどね。
しかし、今回のように外部からアクセスしようとするとこれは非常にまずい訳ですね。接続先が分からない!!
これらの問題を一挙に解決するのが、ダイナミックDNSと呼ばれる仕組みです。
ダイナミックDNSは、変動するIPアドレスでも固定したドメイン名(サーバーネーム)を持てるように、「動的(dynamic)にIPアドレスを変更できるDNS」です。これを設定すればドメイン名にアクセスすることで常にサーバーにアクセスできるようになる訳です。
今回は無料ので利用できる「DynDNS」というサイトにサインアップしてみます。
新しくアカウントを登録するために、「Sign Up Now」をクリックします。
(チェックボックス)
同意できればチェックします。
(Username)
適当な名前を決めます。ログインの時に使うもので、サーバーのアドレスとは関係ありません。
(Email Address)
自分のメールアドレスを入力します。
このアドレスに確認のメールが届きます。
(Password)
DynDNSにログインするためのパスワードです。
入力後、「Create Account」ボタンを押します。
アカウントが作成されればメールが届きますのでそこから本登録。
<サーバーネームの作成>
自分のサーバーにアクセスするためのサーバーネーム(ドメイン名)を作ります。
まずはサインアップ時に決めたユーザー名とパスワードで、ログインします。
「Logged In As: (あなたのユーザー名)」と表示されればログインしています。
アドレス作成のため、「Account」をクリックします。
Dynamic DNS の「Add Host」をクリックし、新規作成します。
(Hostname)
好きなサーバーネームを決めます。
ドメイン名は、34種類から選べます。
(IP Address)
現在のグローバルアドレスが自動で入力されます。
(Enable Wildcard)
チェックすれば、ホスト名にワイルドカード * が使えるようになります。
(Mail Exchanger)
入力不要。
「Add Host」ボタンをクリックすれば、情報がDNSに登録されます。
ダイナミックDNSの更新
サーバーのグローバルIPアドレスが変わった場合(プロバイダとの接続が切れた時など)は、ダイナミックDNSの情報を更新します。
DynDNSの場合、[Login]→[Account]→[Dynamic DNS]→[サーバーネーム名]→[Modify Host]ボタンをクリックして、IPアドレス情報を更新します。
Posted at 2011/07/21 19:51:25 | |
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