
使用頻度から云えば今や完全にサブとメインが逆転しているシュナ号に久しぶりに乗ると、購入時アクティブステアリングを選択しなかったのを後悔するほどステアリングが重く感じます(笑)
しかし、『ああ、やっぱりBMWっていいよなあ」という感覚がすぐに戻って来ます(^ ^)
この気持ち良さって何処から来るんでしょう?
私なんぞが述べるのは憚られますが、シルキーシックスと云われるエンジンの回転フィールであったりエンジンやエキゾーストの心地よいサウンドであったり、枚挙に暇がありません。
でも端的に云えば、彼らの車に対する思想、哲学のロジカルな車作りと、五感に伝わるエモーショナルな部分が自分の意志を伝えドライビングを楽しみたい者に取って、車との一体感を強く感じさせてくれるからだと思います。
いわゆる「人馬一体」という感じですかね?
そのE90からアイに乗り換えると物足りなさを強く感じると思いきや「おっ、アイ、いいやん!面白いっ」と思わせてくれて、乗り換える度に、ぞれぞれの良さを認識させてくれています(笑)
ではこちらの面白さはどこから来るんでしょう?
歳も歳ですから、古い話で恐縮ですが(苦笑)、私が車に乗り始めたころは、まだキャブレターを弄っていました(^^)タイヤもクロスプライからラジアルタイヤに変わり始めた頃で、扁平率も70%で扁平タイやという名称が出来、65%が『超』扁平と表記されてたんじゃないかな(爆)
その頃モータースポーツの入門用としてはB110サニーや後にはKP61のスターレットが活躍していた時代です。
周りもTE27レビンや、初代セリカがソレックスの快音を響かせていた古き良き時代です。
アイに乗っていて頭に浮かぶのは友人の乗っていた非力ながら素直な操縦性のKP61スターレットが近いかな。
通勤途上で基本的には流れに乗って走行していますが、インターチェンジでたまに減速せず回ってささやかに楽しんでみたり、強引な割り込みでブ強くレーキを踏まされた時の姿勢制御や、ステアリングを切り込んだ時の回頭性であったり、軽らしからぬ、ボディやステアリングの高い剛性と合わせ一体感を観じさせてくれます。
面白いと観じるのは、同じ一体感でもE90のような高いパフォーマンス(馬)とは違い、息のあった相棒との二人三脚のような気軽さ、軽快さじゃないですかね。 根っこのドライバーとの一体感は共通なんでしょう。
多分やらないと思いますが、下りのワインディング遊んだら面白そう(笑)
人と一体化するマシンとして別の例えをするなら、E90がガンダムやエヴァとするならアイはリプリーがクイーンエイリアンに立ち向かったパワーローダーというところでしょうか?(笑)
Posted at 2014/01/12 17:20:59 | |
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