今まではちょっと飛ばす程度で本格的なサーキット走行をする訳ではないの正直LLCについては無知で、純正が過不足なく入っていれば良いくらいにしか思っていませんでした。
なので、リアエンジンのアイ君が加わり一冬を過ごし、構造上、冬場水温が上がるのに時間がかかるのを実感していましたがその対策など考えが及びませんでした(笑)
アイの諸先輩の情報を見ていると、ほほう、まずLLCには国産の多くが使用している、エチルグリーコールと、欧州車で主流のプロピレングリコールがあるんですね。
プロピレングリコールは環境にも優しく、熱交換率がエチルグリコールより2〜3割優れていてエンジンは早く適温になり、回転が上がって高温になっても早く適温に戻るということで、水温も安定するそうで、水温が安定すれば油温上昇も抑えられエンジンにとっては好ましいですね。
もう少し早く知っていれば、今回の車検の時に入れ替えたのですが・・・
ただ、やはりコスト的にはエチルグリコールに比べれば高く、全量入れ替えとなれば市販されているPGの中で何を選ぶか迷うと思います。メルセデス純正を使われている方もいらっしゃるみたいで、三菱とダイムラーの関係を考えればその選択もありでしょう(笑)
今回はLLCの熱交換率を改善する添加剤もあるのを知り、そちらを試してみる事にしました。
RED LINEの
WaterWetterです。
エチルグリコールでもプロピレングリコールでも使えるそうです。
注入する量と同量を抜いて補充。
OBDⅡデータ表示を水温表示が出来るパターンに切り替え観察してみる。
例のごとく(笑)一週間、500kmほど走った印象。
また例のごとく、前置き(笑)ですが、①OBDⅡデータは表示出来るパターンが決まっており、今までは燃費を中心に表示。前週に初めて水温を表示し投入前の状態を確認してみた。②冬場とは出勤時間帯の外気温が既に10度以上高くなっている。
したがって今の気候の、特定の走行パターンでの比較です。
水温が上がってインジケーターが消えるのは60℃。1〜2月は20分ほど掛かっていました。今は6〜7分。これは投入前後であまり変化は感じません。(寒冷期で比較しないといけませんね)
投入前は巡航に移ると88℃で安定。高回転が続くと91℃くらいまであがることもあります。
投入後も88℃で安定は変わらず。
これだけだとあまり変化が無いようにも見えますが、興味深いのは88℃で安定といっても投入後は巡航中は頻繁に86〜88℃の間を数値が変動します。また高回転が暫く続き温度が上昇する場合もやはり頻繁に数値が変動しますが90℃以上にはならず、88℃への復帰も早く感じられます。
これはやはり多少なりとも熱交換率が上がっているのではないでしょうかね。
これから迎える真夏の高温期や、真冬の寒冷期に真価を発揮してくれそうでちょっと期待です。(^ ~^)
Posted at 2014/04/26 21:56:39 | |
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