500kmほど走った印象です。
タイヤの時と同じく、新しいもの同士での比較ではないので何処までが本来の性能差かはわかりませんが、今回も率直に感じたことを記しておきます。
純正0W-20のオイルに換えて、軽く吹け上がるようになり、グランドブースターでアクセルワークに対して付きのよいトルク感も得られたので、性能アップがあったとしても体感出来るような伸びしろは無いのではと思いましたが・・・
始動直後は変わりませんが暖まると全体的にメカニカルノイズが減っているのが判ります。特に常用の2,000〜4,000rpmあたりは音質的にも滑らかな感じで気持ちいいですね。
純正0w-20では軽く吹け上がるも、パワー、トルクのアップはそれほど感じられませんでしたが、GB装着でアップした上にさらに軽く上乗せされたのが判ります。巡航中のアクセルを踏み方も軽くなっています。
エンジンオイルを変えると、吹け上がりや、静粛性、トルク感に変化を感じる事が多いですがそれについて素人なりの解釈(笑)
基本的なエンジンオイルの役割は、減摩作用・冷却作用・密封作用・清浄作用ですね。
吹け上がりが良くなったり、燃費も良くなるのは摩擦が減少するから。
パワー/トルクアップは密封性がアップし燃焼室の圧縮力がアップし燃焼効率が上がるから。
静粛性がアップするのは同じく密封性がアップしノイズを伝え難くするから。
一般的な鉱物オイルではこのバランスを適正なオイル粘度を選択することでエンジンとのマッチングを図るようにしてきたのだと思います。
当然粘度の高いオイルを使えば、ピストンとシリンダーの気密性を高めてくれるのでトルクアップや静粛性があがってもフリクションロスも増え、重いフィールになるかもしれません。
低粘度であれば吹け上がりは軽くなりますが、圧縮力が低がり気味になりトルク感も減るのだと思います。
耐久性についても鉱物オイルは 粘度指数が低いのでベースオイルに加える添加剤が多く必要でその劣化により一般的に3,000km〜5,000kmでの交換が適切と云われるのだと思います。(もちろん環境により違いますが)
化学合成油は大雑把に言って分子の粒が小さくて大きさがそろっているので部品表面への付着性が高く、油膜切れが少なく潤滑性が高いと言われます。
この特性が圧縮力と摩擦軽減という相反する課題を両立させ易いのだと思います。0W-20という低粘度で軽く吹け上がるのに加え、気密性も高いので、トルクアップや、静粛性のアップを感じるのだと思います。
想像ですが5W-30を選んだとしても優先順位が違うだけで、気密性アップでトルク、静粛性がアップしても、フリクションロスが少ないので同時に吹け上がりの良さも感じる・・・と
カストロールがグループⅡのベースオイルを化学合成油と認めさせたことで一口に化学合成油といっても、色々です。グループⅢ以上のものであればベースオイルの性能がよく添加剤も少なく耐久性も高いので、出来ればそちらを選ぶのが吉でしょう(笑)
このまま0W--20で行くか、5w-30のEURO-V(ACEA/A3 規格、MB229.31,VW502/505.00, BMW LL-04, Opelの認証も有り)を試してみるか迷う所ですがいずれにしてもアイ君にはPAOベースのフルシンセティックオイルとしてお財布にも優しいPOLOで行きたいと思います。
Posted at 2014/04/18 18:34:52 | |
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