エクステリアは人によって好みが分かれるだろうが、私は格好良いと思う。
一方インテリアは頑張ったもののISと比較すると劣っている。
カタログでみた段階ではそれほど差があるように見えなかったが、乗り込んで触ったりするとプラスチックの質感やナビ、オーディオなどはBMWのE90に試乗に行ったときと同じようにショックだった。
このあたりは、250Pを選択してフォーブかエリュクの革に木目パネルを選択すれば多少は良いだろう。
スカイラインは一見安いが、今時ナビは欲しいのでナビを付けたり、VDCやカーテンエアバッグと言った安全装備を付けると250でも車両価格が400万円台に乗ってくる。
そうならばオプション設定にして下取りに反映されないよりも、はじめから標準装備にして多少値が上がっても仕上げも良くしてISにぶつけた方が良かったように思う。
あと、スカイラインがISに勝るのは後席の居住性でこれは大きなアドバンテージだと思う。
ISも何回か試乗したが後席の狭さが一番のネックだったのでこの点でもV36は魅力だった。
それじゃあV36を購入したのか?と思うかもしれないが実は内装の質感の他にもっと合わない部分があって購入しなかった。
それは、ATのプログラムが全く私の感覚に合わなかった。
アクセルを踏むと飛び出すと雑誌に書かれているが(特に350)、確かに敏感ではあるもののパワーなりで自分の車となれば慣れる範疇で取り立てて書く欠点とは思えなかった。
それよりも、巡航から加速しようとした場合にすぐにシフトダウン、それも2段くらいシフトダウンしてエンジンの回転が跳ね上がってから反呼吸遅れて急に加速することが何回もあり、通常の運転では非常にシフトチェンジがビジーで落ち着きが無いことが気になった。
非力なW202に乗っていたため、追い越しするときなど深めにアクセルを踏み込む癖があるかもしれないが、軽く踏んだときにもトルクが出る前に回転が上がるようなセッティングは今のスカイラインに合っていないと思う。
おそらく多くの人は気になっていない点だと思うが、結局この運転感覚が合わないと言う問題のためにV36スカイラインは候補から外れた。
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2007/06/07 23:36:51