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Ichiのブログ一覧

2009年09月23日 イイね!

くるま「好き」

くるま「好き」先の「くるま」趣味でいただいたTruthさんからの気合いの入った熱いコメントに、返信をしようと思ったのですが、こちらもつられて長くなってしまったので一つのブログとしました。

まあ、私のブログをのぞく人は限られているようなので、この手の話が好きな人でお話が出来れば良いかなと思います!

最近は忘れられた頃にブログを更新をしたり、みんカラを見たりしているのですが、Truthさんや私をはじめ、みんカラの中でもドレスアップではなく走りというものにこだわっている人は、ほぼ同年代の方が多いように感じます。

Truthさんの仰るとおり、AT限定免許が車の裾野を広げたこと、車が男性やお父さんの選ぶ物から、家族のため、生活のためにみんなで選ぶ道具の一つになったことが、今の状況の一因であることは間違いないでしょう。

よく言われるように、車はテレビや冷蔵庫と並んで考えられる製品になったという事です。

自ら、CATIAの功罪でCAD設計による車の画一化について書きましたが、世界の自動車メーカでは個性ある車を作ろうとしていますし、選択肢は、セダン、スポーティーカーだけでなく、ミニバン、ステーションワゴン、SUV、クロカン、超弩級のスーパースポーツなど昔よりもはるかに多くあるのに消費者の目が向かないのは何故かとよく考えます。

これは、価格の問題だけでなく、車を所有することによって生活が変わる(女の子にモテるとか、自分だけの空間が持てるとか、行動範囲が広がることによる新たな楽しみ)と言うイメージや夢が持てないからだだと思います。

それでは、なぜアラフォーに車に熱い人が多いかと言うと、私達が子供の頃にちょうど自動車の黎明期を見ていたせいだと思うのです。

生まれた頃に東名高速道路が完成し、高度経済成長の時期で多くの家庭で車を持つことが出来るようになりました。

そして、各家庭にはカローラかサニーがあり、お父さん達は次はブルーバードやマークⅡ、そしてクラウンやセドリックに憧れていたし、子供としては車に乗って出掛けるのが楽しくてしょうがなかったです。

そのような日本の状況のなかで、カウンタックLP400やフェラーリ512BBは新幹線よりも早い300km/hも出ると聞き、カウンタックが展示されれば夢のような車だと列を作って見に行き、学校に行くときにポルシェを見ればそれだけでワクワクしたものです。

その延長上に今の自分達がいるのだと思います。

でも、今の小学生の男の子はフェラーリやランボルギーニの展示よりも、ポケモンだったりDSのゲームの方が大切なのだと思います。

それは、車という製品が生まれたときからテレビや冷蔵庫のように、道具の一つとして存在していて、それ以上でもそれ以下でも無いと認識しているからでしょう。

物には文化的成熟と製品的成熟があると思いますが、日本では文化的成熟の前に車と言う製品が成熟してしまったと言う感じでしょうかね。

いや、ハイブリッドや電気自動車などまだ先があるじゃないかと言う事ではなくて、動力を持ち、人が運転してタイヤで走る乗り物とした場合成熟しているでしょう。

国民の多くが車に乗っていても、マルチリンクサスペンションの構造に興味を示す人は、冷蔵庫のコンプレッサーの構造や冷媒を気にして選ぶような変人の域ですし、駆動輪を正しく把握している人も半数いるか怪しく思っています(^^;

最近は、ガソリンスタンドもセルフが半数以上になり、オイル交換を勧められることも減ったので、エンジンオイルなんて気にしたこともない女性が多いのではないでしょうか?
okwebや教えてgooなどでも、エンジンオイルを交換した方が良いと言われたけど本当ですか?見たいな質問が多く見られます。

なので、車検以外でオイル交換をしない人も多くなるし、当然メーカーはそうした使われ方やニーズに合うように開発をします。

そして、目指すところは10年間ノーメンテナンスで乗ることが出来て、そしたらエコ換えで新しくしましょう!ってところでしょうか。

う~ん、少し寂しい話ですがどうでしょう・・・
レガシィでちょっと走ってきます(^-^)
Posted at 2009/09/23 17:13:01 | コメント(5) | トラックバック(0) | 車関連雑記 | クルマ
2009年09月22日 イイね!

「くるま」趣味

「くるま」趣味自動車を取り巻く環境とかって急速に変化していますよね!

ここみんカラに初めてブログを書いて、4年半くらいになりますが、その間にも大きな変化を感じます。

そう思えば、その時もバブル期からすると若者の車離れと言われていた気がするけど、今はまた違った状況にあります。

よく自動車の家電化や趣味の多様化、環境意識の高まりとか言われるけど、人々が車に飽きたと言うか趣味性を求める人が減ったのが一番の理由でしょう。

自分が学生の頃は、お金が無くても車にお金をつぎ込んでいる人も多かったけど、今はそんな人も少なくなったし、モーターショーや自動車用品店の品揃えを見てもはっきりわかります。

1989年はセルシオ、GT-R、NSXからレガシィ、ロードスターなど多くの名車が発売され記憶される年になりましたが、それから20年・・・・新モデルが出る度に進歩している事は感じられるものの、新しさやワクワクする感じを得られるかと言うとそんな事がありません。

だから、プリウスに長い待ち行列が出来てインサイトが好調に売れているのは、少なくとも新しさを感じさせてくれるからでしょう。

そして多くの消費者は、新しい車よりも液晶テレビやIHクッキングヒーターに新しさを感じ、旅行や最新家電により豊かさを感じるのでしょう。

そう言う自分も、新しいレガシィが発売になって乗ってみても感激が無かったです...
Posted at 2009/09/23 00:02:00 | コメント(3) | トラックバック(0) | 車関連雑記 | クルマ
2008年08月15日 イイね!

ワックス 3.ガラスコーティング

ワックス 1.はじめに
ワックス 2.ワックスとコーティング

最近流行のガラス(系)コーティング。

10年くらい前から出始めて、車だけでなく建材や家具など各方面で使われていますし、愛車に施工している人もいるでしょう。(それで幸せを感じている人はあまり読まない方が良いかも...)

しかし、これもマイナスイオンが本来の化学的意味を外れて、オカルトの世界で使われたように、ガラスの定義を外れて「SiO2(二酸化ケイ素、シリカ)が入っているもの」を指しているようです。

なのでガラスコーティングというのは大げさで誤解を招く呼び方です。

言葉通りにガラスコーティングをするならば、石英、炭酸ナトリウム、二酸化ケイ素などを原料に高温で溶解した物を塗って冷却した硬い透明膜を作らなくてはなりません。

では、ガラスコーティングと呼ばれる物は何をしているかと言うと、濃い物で20%程度のシリカを含むアクリル樹脂を塗って、熱または紫外線等により架橋させた硬度3H~5H程度のたいしたことのない膜です。

それなのに、なぜここに来て急に流行りだしたのか?

これには、テレビ番組が影響しているようです。

ここで、キーワードになるのがこのコーティング剤を作っている株式会社日興の塩田 氏と、そのコートの製造の鍵を開発したと言う森実 氏。

そして、このあたりを追跡すると出てくる○○○○ッ○コートなる自動車用ガラスコーティング剤。

このお店は全国展開しているようで、どこのHPにも「本製品は、早稲田大学理工総合研究センター 森実敏倫 理学博士の特許 [特許:金属酸化物ガラスの膜および球体微粒子の製造方法] を有しており、化学的に証明されている製品で、他社と一線を画しております。 」原文まま

と書かれています。

しかし、早稲田大学に理工総合研究センターなるものは無い・・・
だけど、森実 氏は実在の人物のようなので、この特許から探ると確かに特許庁データベースにありました。

興味のある人は以下の手順でやって下さい。
特許庁データベース

上のHPから「1 特許・実用新案を検索する」をクリック
ワードを入力して下さいに「森実 敏倫」を入力して検索実行
19件見つかったら、一覧表示ボタンをクリック
特許項番19の「特許公開平06-199528」をクリック
表示中の特許の詳細表示画面を表示するをクリック


この特許にも早稲田大学の名は全くないこと、そもそも無い研究センターがHPで紹介されている辺りに怪しい匂いがするが...

気を取り直して、この特許内容を読んでみると、確かにSiO2を非結晶として析出させることはできるみたいですが、常温域と言っても200℃程度は必要みたいだしどのように、車のボディーの上でガラス膜とするのか知っている人がいたら教えて下さい!

一部、業者の人にも話を聞きましたが、ガラスコーティング剤=シリカなどを含む高分子ポリマー(アクリル樹脂など)を塗って、紫外線等により架橋させたもの以外に無いようですが。
Posted at 2008/08/16 00:23:33 | コメント(4) | トラックバック(0) | 車関連雑記 | クルマ
2008年08月15日 イイね!

ワックス 2.ワックスとコーティング

ワックス 1.はじめに

まず、ワックス、コーティング(ポリマー)とか言っているが、何が違うかを考えて使っている人はどのくらいいるのでしょうか?

皮膜の弱いのがワックスで、皮膜が厚いのがコーティング?
と思っているフシがあるので、ワックスは保ちが悪くて、コーティングは保ちが良い!と言われるのかな...

普通の産業界では、ワックスとは蝋(脂肪酸と1価アルコールのエステル)のことで、コーティングとは表面処理の事を指していると個人的には認識している。

なので、ワックス(蝋)を塗ることも、撥水加工と言うコーティング(表面処理)に含まれるはず。

しかし、車のワックス、コーティングに限れば、カルナバロウ(蝋)を主成分とする物がワックスと呼ばれて、100%化学合成されたポリマー膜を作る物をコーティングと呼ばれ始めたようです。

今では、コーティング剤と呼ばれる物にも、シリコン油だけでなく、蝋成分を含む物があるので、実はみんな分かっているようで、ごちゃ混ぜで使っていると言うのが実状だと思われます。

高級ワックスにはカルナバロウが含まれているため、艶が違う!とか書いてあるように今では化学物質よりも天然の蝋の方が価格が高いと言う状況にもなっている。
Posted at 2008/08/15 23:18:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車関連雑記 | クルマ
2008年08月14日 イイね!

ワックス 1.はじめに

ワックス 1.はじめに車関連グッズで、最も多くの人が使用していると思われるものが、ワックス・コーティング剤ではないでしょうか?

カルナバロウなど天然成分のものから、シリコン系、フッ素系、ケイ素系、アクリル樹脂系などなど沢山の種類がホームセンターにも売られていて、車を持っている人なら一つは持っている物だと思います。

値段も数百円から1万円近い物までいろいろあり、どれを見ても素晴らしい事が書かれていて、選ぶ時には迷ってしまい、結局高い物が効果が高いのか?と納得して買ったり(笑)

これも、オイル添加剤と同じで、それほど原価が高いはずがないので、7000円とか高い物ほど利益率は高いはずです。

実際に、昔のグラスリキッド、オーリーなど深夜テレビショッピングでは結構な値段がした物でも、数ヶ月もするとホームセンターで1000円以下で叩き売られたりしていて...

きっと、元値は2倍くらいの差の物が、売られるときには10倍近い差になっているのでしょう。

ワックスは塗装を保護し、艶を出すと言う目的がある一方で、石油系溶剤を使用したものも多かったため、塗料を作っている日本ペイント、関西ペイントなどのメーカーの人からも塗装を痛めるので使用しない方が良いとの意見も聞かれました。

それでもワックスは使用していたわけですが、今の車の取扱説明書には、手入れとして月に1度くらいワックスを掛けましょうみたいな事が書かれていて驚きました。

今は塗装も溶剤に対して影響を受けない物が主流となっているので、塗ってもらっても問題ないですよと言う事らしい。

石油系溶剤は油汚れを溶かすので利点もあるのですが、やはり入っていない物を選ぶことが多いです。

写真は最近購入したフッ素コート。拭き取り不要と言う手軽さが選択のポイントでした(笑)
Posted at 2008/08/14 23:16:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車関連雑記 | クルマ

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