
ちょっと、先のブログの続きというか、アライメント調整って多くの人がやっているのでしょうか?
みんカラで、色々な人のを見ていると、一番書かれている整備関係はオイル交換。次いで、足回りを触る人が多いのか、アライメントという言葉が多く出てきます。
アライメントなんて言葉を、ユーザーが使うようになったのは、ほんの20年前くらいだと思います。
いまみたいな測定器も無くて、町の整備やさんでは、専用の台に載せてラインを張って調整していたくらいです。
車好きの人ならアライメントと言う言葉は知っているのでしょうが、世の中の車に乗っている人の、80%以上は言葉すら知らなくて、95%位は車を買い替える間にアライメントなんて調整しないんじゃないかな?とふと思ったわけです(笑)
私は、ノーマル派で足回りは触らないので、店でアライメント調整なんてやって貰った事はないのですが、ホントにビシッと直進安定性は出ています。
まあ、サスについては
過去のブログの中でも、何度も書いていますが、アライメント調整は、直進安定性などに対して最後のふりかけです。
一度計測すると、2万円とか、調整すれば1箇所数千円と言う話で、高価な機械を導入しているとどうしても、高くなるのもわかりますが、自分でもちょっと工夫すれば十分に測って、調整することができます。
ローダウンしたり、大幅に足回りをいじると大変ですが、そうでなければ、とりあえずトーだけを合わせておけば、車はちゃんと真っ直ぐ走ります。
他の要素は縁石にヒットさせるなどしなければ、狂うことはほとんどないですし、走行に影響するほど狂っていれば、タイヤが片減りするので、タイヤをチェックしていればサスの状態は把握できます。
やり方は、ヒモを張るのが一番簡単ですし、計測の誤差で数ミリ。。。これを角度にすれば十分すぎる精度まで追い込めます。
??と思う人は、関数電卓(sin^-1が計算できるもの)を手元に、上の図を見て考えて下さい。
実際に測る場合は、できれば地面に正確に線を引いて、車を止めて、誤差を少なくするように(特に直角を正確に出すよう)工夫して、ホイールで測るのが良いです。
まとめて計測しても良いですが、せっかくなら片方ずつやってみましょう。こうしたことは、自分で工夫するのが楽しいものです。
両ホイール間で測った場合の差は(b-a)/2ですし、片端を合わせて測れば、差はそのままですから、あとはホイールの直径をインチからミリなどに直しておけば、関数電卓でsin-1(差/ホイール直径)とすれば、トーが計算できます。
ラジアンでなくて度で計算させて、小数点以下は1度=60分として計算して、エンジンルームなどに貼ってある表と見比べて、タイロッドエンドのところのナットを回して調整します。
案外ずれていないものですが、簡単ですから自分でやってみると面白いものです。
Posted at 2005/06/03 12:57:09 | |
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