
こうした車関係の場で語られる場合は、暗黙に警察の取り締まりのためのレーダーを探知する物を指す。また、最近の物はレーダーを使用しないループコイル式のオービスにも対応するためGPSにより警告を出す物が増えている。
この装置、一般の人の認識率と言うか装着率は2割には満たないと思う。
私も、レーダー探知機が出始めた頃にセルスターのものを一度付けたが、それから優に15年以上は購入したことが無かったし、それでもゴールド免許を保っている。
なので、無くても問題ないと思っているが、最近のものはどのような技術的進歩が見られるか購入してみることにした。
取り締まりに用いられる電波には、Xバンド(8~12GHzで軍事通信、気象衛星、地球観測に使用)とKバンド(18~26GHzで通信衛星に使用)がある。
このうち、日本の取り締まり用に割り当てられている周波数は、10.525GHzと24.20GHzの2種類だが、今のところXバンドのみが使用されている。
この周波数の電波のドップラー効果を利用して速度を計測するため、この周波数の電波を検出して警報を出すのがレーダー探知機だ。
出始めの頃は、Λ(ラムダ)式とかダブルスーパーヘテロダインと言ったアマチュア無線を受けた人にはおなじみの宣伝文句が並んでいた。
Λと呼ばれたのは、受信部にΛ型のスイープ信号を入力して周波数を連続可変させて電波を探して、電波を見つけるとスイープを停止して受信に入るようにしていたことに由来していると思う。
また、今のレーダー探知機のカタログにも、ダブルスーパーヘテロダイン方式とかすごそうに書いてあるが何のことは無い。
子供の頃に初歩のラジオなどを見ながらトランジスタラジオを設計した人ならお馴染みの、二つのIF周波数を使って2回周波数変換を行いイメージ妨害特性を改善した、下から3番目くらい(私の中では)のレベルの受信部構成だ。
長くなったので続く・・・
Posted at 2007/06/18 21:47:12 | |
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