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東京は朝から小雨が降っていましたが、お昼になると止み銀杏並木が鮮やかになってきました。

言わずと知れた明治神宮外苑前の銀杏並木。明治期より整備事業が始まった外苑の工事ですがこの通りに銀杏が植樹されたのは大正12年のことのようです。今は146本の銀杏が植えられているようです。
まもなく100年が経つというのに、この黄色くなった光景は毎年来ているけど新鮮。そして夜になれば昼間の喧騒とは無縁の静寂の銀杏が楽しめます。

行幸通りとは内堀通りと東京駅の間を結ぶ400m強の通りを呼ぶそうです。都道404号皇居前東京停車場線が正しい道路名だそうですが、幅員約74mと極端に広規格に作られて、その内側の道路は皇室行事や外国大使の信任状捧呈の際に大使の馬車が東京駅より皇居に向かうのに使われるそうで普段は自動車が通れないようになっています。

今は銀杏並木が色づき、落葉した黄色の絨毯が夜の照明に照らされていました。

神田川に架かる聖橋はその昭和期のレトロデザインが特徴的な鉄筋コンクリート造りのアーチ橋です。聖橋とはニコライ堂と湯島聖堂を結んでいるから命名されたようです。関東大震災の復興事業の一環として昭和2年に完成したそうです。今では御茶ノ水駅横を通過しR17と靖国通りをつないでいます。

車に乗っていても電車に乗っていてもいつも視界に入ってくるのに気にとめることもなく通過していました。ある時代は東京の代表的な風景だったようです。

戸田漕艇場というより戸田ボートコースといったほうが馴染み深いでしょうか。歴史は古く戦前の東京オリンピックのために昭和15年に完成しました。もちろんそのオリンピックは中止されましたが昭和39年のオリンピックの際には拡幅されたこのコースが使われました。2000mのコースだそうですが西側の競艇場の開催時は1500mとなり国際A級のコースではなくなったそうです。

夜の荒川の堰堤沿いのコースは行き交う車も少なくひっそりとしていました。