
すでにたくさんの人がブログにアップされてますが、バイクレーサーの阿部典史さんが事故で亡くなられました。
被害者とはいえ、まさか一般道での事故で亡くなるなんて・・・。
先月、沼田憲保さんが亡くなったばかりなのに悲しすぎます。
彼を知ったのは93年の全日本ロードレースからでした。
当時から私はバイクレースを見るのが好きで、世界GPや全日本GPをWOWOWで観戦してました。
前年までの全日本の熱い戦いに、突然表れた17歳の新星。
全日本デビューがいきなりトップカテゴリーの500cc、しかも17歳の若造です。
「なんだこいつ?、なんかスゲーの出てきたな・・。」って思いました。
しかも、デビューイヤーでいきなりチャンピオンになっちゃったからビックリです。
彼の名を世界中に知らしめたのは、翌94年の鈴鹿で行われた世界GPの第3戦です。
前年全日本チャンピオンとなった彼は、500ccクラスにスポット参戦しました。
ちなみに、250ccクラスでのスポット参戦は宇川、青木でした。
シュワンツ、ドゥーハン、カダローラ、コシンスキー、伊藤真一ら、世界のトップライダー達と互角以上の熱い走り、凄まじいバトルを展開しました。
そしてトップ快走も見せてくれました。
結果はご存知のとおり、残り3ラップというところで、1コーナーで大クラッシュとなりました。マシンがガードレールに激突する轟音とともに、観衆のため息が大きく聞こえました。(当時のビデオを見ながら書いてます)
翌年、ヤマハから世界GPに参戦となりました。
乗りなれたホンダのNSRじゃなく、ヤマハのYZRでのデビューという事で、かなり苦労していたようです。
11年の世界GPで、通算3勝。
そのうちの2勝は地元鈴鹿です。2回とも私は鈴鹿で観戦してました。
私は彼のウイニングランで涙が出ました。
猫の手ライブラリーには86年からの世界GPのビデオがあります。
そろそろビデオソフトも処分しようかなって考えてましたが、手放せなくなりました。
加藤大治郎、沼田憲保、阿部典史、若井 伸之らの走りを保存していこうと思います。
※ビデオ見てると涙が出そうや・・・。
Posted at 2007/10/08 12:05:39 | |
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