手根不安定症

実はこの怪我をする以前、
昨年のクリスマスイブに右腕テニス肘の手術を大学病院で行なったんだけど
そちらの方は術後6ヶ月経ち経過はまずまず順調。
若干指の屈折障害が残っているのと握力が20ｋｇしか無いのを除けば
ほんとまずまずと言った所。
そんな最中に今度は左手首の怪我を発症してしまった。
元々左手は10年ほど前の労災事故で神経切断をして障害が残ってはいるが
それとは関係ない手首の関節障害である・・・
おそらく右腕（利き腕）が使えない間、無理やり左利きになり負荷が増大したのと
やはりテニス肘を発症した原因である業務動作が大元であるのは間違いない。

それはさておき・・・

手根不安定症と言うのは医者にとってやっかいな疾患らしい。
手首には無数の小さい骨が整然と並んでいる。この小骨を靭帯で結んで
既定の並びが成立して複雑な手首の動きを可能としているわけ。
で、一ヶ所でも靭帯に損傷が起こってしまうと小骨の並びが狂いいろんな症状が出る。
これを骨のアライメントが狂うと言うらしい（車と同じ）
僕の場合は手首の上下屈折が不能。曲げようとすると激痛・・・
時々手首のポキｯという音（おそらく微妙に小骨が動く）で屈折できるようになる。
が、それも数分で元に戻ってしまう・・・

治療法は、早期なら基本安静で手首に局所麻酔入りのステロイド注射で軽快する場合もあるが
僕のように発症から2ヶ月以上の慢性タイプの場合、注射はすでに無効・・・
残るところ手術しかないわけだが、絶対に治ると言う確証は無いらしい。
手術方法は、手首に三箇所穴を開けて内視鏡（関節鏡）で手術を行い靭帯の再建を行い
又は切開し小骨と小骨を鋼線（ワイヤー）で繋ぎアライメント補正を行なう方法もあるらしい。
が、補正が微妙に狂っていると不具合が出る可能性が高い。
人の体は個人差があり小骨の間隔も千差万別で複雑怪奇。
この辺りが医者を難渋させる原因ではないかと思われる・・・┐(´д｀)┌ﾔﾚﾔﾚ

どーしたものか・・・