Ｕ-ＴＡＮ（う～たん）のブログ一覧

今日の駿河は、汗ばむ陽気。これじゃ、桜が一気に咲いてしまう。
何か急き立てられるような気分になり、心に残る1本を探しにちょっとだけお出掛け。

空はやや霞がかっているものの、意外と富士山がはっきりと見えます。
これなら静岡らしく「富士と桜」を楽しめそう、車は、自然と富士山方面へ。

まずは、地元の写真愛好家の間で「富士と桜」の撮影地としてはポピュラーな富士市
北松野の妙松寺へ。（今日のお伴は、バッテリーあがりそうなライトバン）


山門への急な石段を登ると


丹塗の楼門の前に樹齢250年ほどの二本のヤマザクラの古木が夫婦桜のように立って
います。


注文通りの富士と桜




確かに好立地ですが、撮影センスの無さか、材料が揃い過ぎたせいかあまりに俗っぽくて
気恥ずかしい　（＾＾；


心に残る１本を求めて旧芝川町の田園地帯を当ても無く彷徨っていると、民家の庭に
素晴らしい桜が・・・・。


生垣の中に人の気配がするので、「すみませ～ん！桜見せてくださ～い！」と声を
掛けると「ハァ～イ！どうぞ中へお入りくださ～い！」と明るい返事。
丁度、お昼の時間、ご夫婦で花見をしながらランチをされているところでした。

樹齢は４０年程で同じくらいのものがもう１本あったのですが、数年前の台風で折られて
しまったそうです。
「どこから来たの？時々あなた達のようにこの桜に魅かれて来られる方がいるのよ。」
などと見ず知らずの僕達を温かく迎えてくれました。
こういう時間を持てる暮らしが、本当に豊かな暮らしだと思います。

しばらく談笑した後、帰り際に「また、来年見に来ます。」と思わず口にしてしまったこの１本、
しっかりと心に残りました。ｖ（＾＾

我が家では、ここ数年梅の花見と言えば奥三河新城市の「川売」（かおれ）と決めています。
ただし、最近ではこの地もかなり有名になり、土日は混雑するようになりました。

今年は毎日日曜日の強みを活かして、平日の花見にお出掛けです。
お暇なみん友さん「黄色S１」をお誘いしまして、ここは待ち合わせの静岡SA。


しかし、「黄色S１」3314号は来ません。
エンジンを載せ換えて完調なはずだったのに、オーナーの心がけが悪いせいか、静岡まで
たどり着くことが出来ませんでした。
オーナー同士は何度も会っているのに、家の「性悪娘」と「黄色S１」はまだ一度もお見合い
してません。よほど、ご縁が薄いのでしょうねぇ。

さて、「性悪娘」は快走。
川売の村に近づくと、梅の香りが漂い始めます。
openの特権　＼(^o^)／


ここが、梅の里「川売」


巨岩が点在する田と梅畑の村です。


梅の花の時期は、農家の庭先も解放。自由に通行できます。



農家も花見客相手に梅干しを始め自慢の漬物を並べてにわか商人に。


食用の梅畑なので殆ど白一色ですが、地味ながらも春の緑と調和した清々しさが素晴らしい。



お地蔵さまにご挨拶をして「川売」の村をあとにします。


次にやってくる桜シーズンに備えて近隣の一本桜の下見に設楽町へ。

K132仏坂トンネル手前、四谷地区の千枚田。



R473を目指して、春の風を満喫♪


設楽町神田にあるエドヒガン巨木。
あと2週間は、かかるかな？


でも、すぐそばにある「黒梅」の見事さと言ったら・・・絶句です。


桜の対岸にある旧神田小学校も僕達世代は、胸がきゅんとなるような雰囲気です。


続いて八橋のウバヒガン。
設楽ダム建設予定地にあり、周囲は建物も撤去され水没予定。
この桜は高台にあるので残るようです。


満開の姿を是非見たいものです。


この桜の近くにも廃校(旧八橋小学校？)があります。
学校と桜、何故か郷愁を誘われてしまいますが、この校舎も水没する運命なのでしょうか。


夕陽に追いかけられながら東栄町方面に向かい、他にも数本の巨木をチェック。



次の桜ツーリングが楽しみです。


黄色S1の復活を祈って、今日はお終い。
勤労者の皆様、お仕事ご苦労様です　m(_ _)m

渓流釣りは、３月解禁。

でも、ここ３０年、毛鉤釣りしかしない僕の解禁は、虫の舞いだす４月中旬。
とは言っても、こんな暖かな日には渓の水が恋しくなります。

で、竿も持たずに独りでやってきたのが、昔から気になっていたダム湖に注ぐこの渓。
適当に目星をつけた尾根を降り、最後の急傾斜はザイルを忘れてきてしまったので
やや左手の岩の出たラインをクライムダウン。
久しぶりにちょっとだけ緊張しました。（＾＾；


地元の釣師の口からもその名を聞いたことがありませんから、とるに足らない渓なのかも
しれません。
しかし、実は超穴場なので誰もしゃべらない・・・なぁ～んて勝手な妄想を抱くのが渓師。
とりあえず、水量は少ないけど渓相は悪くはありません。


まずは、ダム湖への流入点を確認するために流れを下ります。
・・・っと！　あらら、流れが河原に浸み込んでお終い。
簡単に言うと、伏流してしまいました。


流入点は、砂漠状態。
でも、増水時にはダムから大型魚が差してくるかも・・・・と、またまた妄想が。


さて、上流を目指します。
ところどころ、小さいながらも魅力的なポイントが連続します。
これは、アマゴが走るかも・・・と期待が高まります。


う・・・・ん。いない。


これより上流は、流れも細く、倒木が多いので木々が繁り出したら釣りになりそうもありません。


お！沢ブキの蕗の薹だ。
やっぱり、蕗味噌にはこれが一番美味しい。
アマゴは諦めて、蕗の薹採りに切り替えます。


渓から上がって南アルプスを眺めながら車中で遅めのランチを食べていたら、主稜線には
雪雲が湧き、先程までと打って変わって冷たい風が吹いてきました。
暖かくなったとは言え、まだまだお山は冬の支配下です。


竿を持たずに欲の無い渓歩き、こんな一日もなかなか良かったなぁｖ（＾＾

今日は、暖かいけど、曇り時々小雨。

こんな日は、ゆ～っくり起きて、朝昼兼用みたいな昼餉に出掛けます。

やってきたのは、静岡の片田舎には珍しい中国茶・飲茶専門店の「萬千吉茶房」さん。



中国茶なんて詳しくはないですが、茉莉四喜花とか言う見た目も素晴らしいお花の
お茶なども飲めます。

で、注文は、いつもの「豚角煮まんじゅうランチ」。
豚はもちろん美味しいのですが、このふわふわの皮が何ともいえない食感で、これに肉汁
が浸み込んで・・・（すみません、大手町の食べログ担当者のようにはとても書けません）

デザートに中国茶ゼリーもついて税抜き９００円は、とってもリーズナブルです。
でも、趣味が高じてのお店らしく、日・月・火曜がお休み。
営業日も17時でお終いです。
場所は、日本武尊の『 草薙剣伝説』が残る草薙神社のすぐ近くの住宅街の一角。
とても、道がせまくて分かりにくいところですが、駿河の関を御通行の際にご興味があれば・・・
http://www.machikichi.com/index.html

さて、家に帰ったら山菜畑を見回り。
第二陣が、しっかりと出てました。ｖ（＾＾


当然、夕餉はこうなりまして、今宵は夫婦だけで堪能致しました。ｖ（＾＾


以上、何もせず、食べて終わった小雨の金曜日。
勤労者の皆様、申し訳ありません　m(__)m

振り返ってみれば、いろいろあって、なぁ～んと昨年10月末から山へ行ってません。
もう、3月半ば。
このままじゃ、雪も消えてしまいます。

で、自宅から僅か1時間半で冬の森へワープ！！
やっぱり、この子が一番偉い！！


でも、春の林道は轍が深く、雪も固くしまっているので４駆といえども無理はせずに歩きます。


あらぁ～！？
ノーマルタイヤだ・・・ってことは、新雪時に帰れなくなったのね？
一冬ここにいたんだ～、可哀想に。
あと１ケ月我慢すれば、ご主人が迎えに来てくれるわ。


南面の雪解けのすすんだ尾根から入山。暑い暑い！


標高を上げていくと、徐々に雪が深くなってきます。
とは言っても、膝頭以下。


この山毛欅に呼び止められたので、ここでランチとします。


金ちゃんも久しぶり～！ｖ（＾＾


陽射しと気温は、まるで５月の山。


山毛欅の根元から春が溶け出して。


幹も青空に向かって深呼吸を始めたようです。


木屑を散らしたのは・・・誰？


きっと、コゲラだね。


おおお、君は去年の春からそこにしがみついていたんだね　（＠＠）


この森で一番風の当たらない窪地へ移動して、また休憩。


ここで、雪山の定番おやつ　＼(^o^)／


さぁ、お日様がパワーダウンしてきた。
一歩ずつ、雪の感触を味わいながら帰ろうね・・・・・。


今日も、小さな幸せを満喫！