ライトカバー磨き

過去、事業用化学反応系黄ばみ取り＆ハードコートを処理していました。一番効果があったのですが、ハードコートの変色は避ける事ができないのです。
その劣化ハードコートはサンドペーパーでしか落とせず磨いてある程度は取れましたがその後の黄ばみ除去＆手入れは頻繁になり、そして効果もそれなり・・・
ソフト99プラスチッククリーナーやブルーマジックライト磨きであったり・・
そして今回は最後の手段のピカールで作業です。
そして施工タイミングは洗車＆静電気除去抑制コーティングメンテナンスの時。

ピカールを何故最後の手段としたのか？
ピカールは単純に言えば微細コンパウンドを灯油に混合させたもの。ポリカーボネートに対して灯油由来のモノを使うのは浸食に対して怖さがあったため。綺麗になるのはコンパウンドでの効果もあるけれど表面を溶かしているから。なので作業後は直ぐにシャンプー洗車を行う事が無難だと思うのです。
あとは磨き用のタオルですが、今まで様々な作業に使った経緯からスコットプロショップタオルヘビーデューティーが良いです。これは磨き、オイルの拭き取りなど様々な用途に対応できます。
ポリカーボネートの表面硬度は低く、溶剤に対してはほぼノーガードくらい耐性がないので要注意です。

先ずは右側を補修。なかなか良い作業性だと思う。
数回に分けて磨いた後に全体を磨きその後は新品のペーパータオルで空磨き。

左側の作業前
今回はフォグランプカバーを初めて磨きました。フォグランプカバーの黄ばみ＆くすみは位置が低いためか紫外線やエンジンの熱影響を受けないためか劣化の進みが遅いんですね。
黄ばみの原因は紫外線よりもエンジンの熱の影響の方が大きいとの意見もあるんですよ。