
凄く幸運なことに、
「LOTUS EXIGE CUP240」を試乗する機会に恵まれました・・・
それは突然やってきました。ある方とクルマの話で盛り上がっていたところ、「調度面白いクルマがあるから、好きなだけ乗ってきていいよ!」という言葉と共に出てきたクルマが「CUP240」でした!!
元々、エリーゼが好きで過去2回ほど買いそうになっています。小さくて軽いクルマが好きなものですから・・・そのレースカーバージョンが
「EXIGE」(エクキシージ)なのですが、今回はその中でも更にサーキットに的を絞った
「CUP」、更に更に高性能バージョンの
「240」です。車体だけでも1000万近くするクルマです。ある意味、先日乗ったガヤルドよりレーシングカーに近いと思っている個体が突然目の前に現れたのです。
まず、助手席に同乗させていただき、一通りの操作説明と乗り味をレクチャーしていただきました。その時点でシビレました・・・(けっこう、珍しいことです)。その後は、いつものように(笑)遠慮なく試乗させていただきました。
まず、タダでさえ乗り降りしにくいエ
クキシージに、更にロールバーが入っているのでハッキリ言って乗降性は最悪です(笑)。しかし、嫌いではありませんし、慣れれば少しは楽になりそうです。シートポジション、ステアリング位置、シフトの位置、フィーリングどれもとても自然で「CUP」というイメージにあるような硬さとか凄さとかは余り無く、運転しやすそうなのが直ぐに分かります。
エリーゼでは悪評が高かったシートも全然気になりません。むしろ、とても好感がもてました!(短時間の試乗なので何とも言えませんが・・・)長時間OKな予感はします。エンジンは基本がトヨタ製とは思えないぐらい(笑)良かったです。SC(スーパーチャージャー)付きと思えないほどソリッド感(ダイレクト感?)があり低速では乗りやすく、高速ではパンチがあります。ただ、ドラマチックな盛り上がりというタイプではありませんが・・・
唯一、欠点といえるのが後方視界だと思います。全く見えません(笑)・・・その代わり、このクルマ(個人的に)には優秀なバックカメラが付いていて不自由しません(写真参照)。むしろ、よく見えるくらいでビックリでした。
ペダル配置も違和感無く、クラッチも軽いほうだと思います。最初に座った時の「運転しやすそう!」という感覚はやはり当たっていて、とても運転しやすくそれはサーキットレベルではとても大事なことだと思います。
ハッキリ言ってこれ欲しいです。これに乗ると「Z」はGTカー的で「CUP240」はレーシングカーに近いと感じます。また、これは新しい発見だったのですが、私がエリーゼに感じていたヒラヒラ感が見事に消えています。エリーゼよりも80kgぐらい重いことが安定感に繋がっているのかもしれません。この感覚があれば臆病な私も富士SWで思い切り踏めそうです・・・
Posted at 2007/02/15 00:06:46 | |
トラックバック(0) |
ショールーム・試乗 | クルマ