「こだま」のブログ一覧

　「PolishFactory」の話題が出たので、私の洗車のこだわりを簡単に紹介します。
　
　「Polish Factory」に入庫する以前は、例に漏れず私も真剣にクルマを磨いていました。それこそ半日かけてとか（笑）・・・ところが、最近は磨けば磨くほどクルマは傷ついていくことに気付いたのです。完全に磨かれたボディは水を掛けるだけで大概の汚れは落ちてしまいます。これは施工当初の最大の驚きでした。ピッチやタールでさえ時間をおかなければ簡単に落ちてしまいます。表面に凹凸がないからだと思います。
　
　ということで最近のこだわりは・・・

１、なるべく洗車をしないことです（笑）。次に、

２、水垢だけは残ってしまうので、水分が付いた時は完全にふき取ってからクルマから離れること。これは、なかなか大変でどんなに疲れて帰ってきても車体に水分がついていると必ずふき取ってから家に入るようにしています。また、突然の雨が降ってきて止んだ場合、なるべく早く停まって軽くふき取るようにします。洗車も汚れを取るよりも水滴を残さない方に注意を注ぎます・・・

３、屋根付きの駐車場でも必ずカバーを掛けるようにしています。カバーのキズを防ぐ為にオークションでとても柔らかい洋服の生地を何十メートルも買ってクルマの大きさに合わせて縫いそれを掛けてからカバーをかけます。この生地はとても便利で何枚か用意して汚れたら取り替えるようにしています。

４、たまに輝きが欲しい時は（オフミとか・・・笑）ゴールドグリッターのようなもので（軽く）吹き上げたりしますが基本的には水だけです。それでも、１年以上たつと拭き傷や飛び石、水垢等が付いてきますがあえて自分で落とさないように我慢します。たいがい、キズを広げるだけだからです。

とまあ、こだわりというほどでもありませんが、洗車は「癒し」と思って義務感ではなく楽しくするように心がけています。

　皆さんは洗車した後クルマが調子よくなる経験をしたことがありませんか・・・わたしはよくそんな感じを受けるのですが、自己満足だとしても嬉しいものです。

　みなさん、愛車の塗装の保護の為に「ポリマーコーティング」を施工されている方が多いと思います。現在ではガラス系の皮膜で保護するのが主流になりつつあります。私がもうかれこれ５年近くお付き合いさせていただいているショップがあります。私が日本に何千（何万？）とある「磨き屋さん」の中でもトップの実力を持つショップだと思っているその店の名は「ポリッシュファクトリー」といいます。

　熱狂的なファンをもつこの「磨き屋さん」は今でも仕事の邪魔になると看板も電話も地図も一切載せない頑固なお店です。それだけ磨く時は真剣にクルマに向き合ってくれるのです。そのため、現在は予約の受付を中止しています（涙）・・・１台に約１週間も時間をかけて丁寧に仕上げてくれます。女性がどんなに綺麗にメイクをしたとしても、その素肌がきれいでなければ本当の美しいメイクが出来ないように最初の磨きのレベルが郡を抜いています。

　今のアルピナは納車前に予約して１回目が納車後半年後、その時に予約して２回目がいよいよ今週です。私の場合アルピナを３０年乗る予定なので、あまり深く磨かないでなおかつ美しく仕上げるという神業を披露してくれます。磨きの素晴らしさを味わえるのは（もちろん仕上がった日のですが）洗車をした時です。水を掛けた時に信じられないような弾き方をします。言葉では言い表せません。霧吹きで水を掛けた時のような細かい粒となってそして瞬く間にボディから消えてしまいます。ウソのようなホントの話です。日本全国には、このようなこだわりを持った店が何件かあると思います。皆さんもお近くの天才磨き職人を探してみては如何でしょうか・・・
（写真は１回目の施工の時です）