
Pターボに乗って、改めて気付いたことがあります・・・
これは、アルピナに乗ってから、学び始め、キミーラを得てより分かったことなのですが、クルマの楽しさは、速さだけではないな!ということです。当たり前といえば、当たり前ですが、私の場合、なかなか分からなかったのです。
そのため、いままでは、その時に買うことのできる、一番コストパフォーマンスの良いクルマを選び、買った時点で、次は何年後に何のクルマを買えるかなぁというような状態でした。
しかし、アルピナに乗って、速さだけではなく、エンジン、足回り、ボディをこんなにも、高い次元でバランス良く仕上げることができるのか、と驚きました。これより速いクルマ、乗り心地の良いクルマ、楽しいクルマはあるかもしれませんが、1台でそれを(まあ、ある程度ですが)味わえるのです。(どれも、中途半端ってことじゃないと言われればそうですが)これが、けっこう、良いんですよ!前なら絶対335が欲しくなっていたはずですが、アルピナがあると、そんな気が起こらないから自分でも不思議です。
キミーラはアルピナに比べると、欠点だらけです。ギシギシ音はするし、夏は暑いし、渋滞には弱い・・・すぐ壊れる(私のキミーラは、もう壊れませんが)。しかし、楽しいのです!乗っていると・・・特に3速、4速ぐらいを駆使して走るワインディングや、ヒラヒラすり抜けて走る高速など、ハッキリ言ってアルピナより楽しい時もけっこうあります。
でターボです。その楽しめる速度域がキミーラでは、良くも悪くも低いのです。だから、その楽しめる領域に入ることが日常茶飯事なのです。アルピナも、絶妙な脚の設定によって、低い速度域でもエンジンのトルクと相まって、楽しい時が多いのです。Pターボは、楽しい領域は何キロからなのでしょうか・・・
今まで、旧車に乗る人の気が知れなかったのですが、そのクルマにその人なりの気持ちよさを見つければ、低い速度域で楽しめる旧車生活は、とても安全で贅沢な趣味なのでしょう・・・
Posted at 2006/12/08 19:38:40 | |
トラックバック(0) |
ショールーム・試乗 | クルマ