MG　クロスボーンガンダムX3

プレミアムバンダイから発売のMG「クロスボーンガンダムX3」です。

ベースは、2006年発売のX1、これにX3のパーツに既に発売のX1フルクロスに付属のムラマサブラスターを追加したもの。
そう考えると、ショットランサーを新規に作らなきゃいけなかったX2よりも新規パーツは少ない気が。

このクロスボーンガンダムX3は、偽装型式ではXM-X3、サナリィのF97がベース、F91の弟になります。
F97は、初の外惑星対応MS、主に木星の高重力域での運用も視野に入れてます。
各所に配置する普通の姿勢制御バーニヤを配置すると、機体が大きく重くなる。
するとさらにバーニヤの推力が足りなくなる・・・
だったら、メインスラスターを動かしちゃえ！
というのが、特徴的なX字型のメインスラスターです。

ビームシールドが普及で、ビーム射撃が決定打にならないので、一気に懐に飛び込んで！ということで武装も接近戦重視になってます。
高重力を意識した設計は、地球圏では十分すぎるほどの機動力だったのも一因にあるようで。
10倍の重力の界王星で修業したら一気に強くなった孫○空みたいなもんですかね。

特徴的な武装は、ビームサンバー。
名前の由来は斬馬刀。
縦方向に粒子を加速することで威力を高め、その結果劇中でもあるように、ビームサーベルやビームシールドも切り裂くことが可能。

F97の3号機であるX3は、そのビームサンバーを縦に7基、両刃で14基並べ、先端にブラスターガンを設置した「ムラマサブラスター」を装備。
ビーム発振時にはノコギリのようになります。
両腕前腕にはX1X2のブランドマーカー兼ビームシールドではなく、Iフィールド発生器を装備。
ヴェスバーなどの高出力ビームには貫通されるビームシールドと違い、ビームを弾くIフィールドでビームは完全無効化できるようになります。
ただし、片腕105秒の稼働時間後は冷却に120秒必要という不親切設計ｗ
腕にあるということでいろいろな行動ができて、クァバーゼのビームソーを受け止めたり、ディビニダドやコルニグス戦のように砲門潰しをしたり。
普通は受け止めることができないムラマサブラスターを受け止めたあたり、
最強の矛（ムラマサブラスター）と最強の盾（Iフィールドハンド）では、最強の盾の勝ちになってるようですｗ

以下写真何枚か。

ベースはX1なので、全体バランスは変わらず


X1の武装もしっかり付属。


ムラマサ・ブラスター


ビーム刃付けると迫力満点


他、フォトギャラリー
MG　クロスボーンガンダムX3　その1
MG　クロスボーンガンダムX3　その2

ビームザンバー＋ブラスターガンのザンバスターとマント装着は撮り忘れ・・・
アクションベース１対応の接続パーツがあるんですが、肝心のベースがどこに行ったのか・・・

ベースが以前のということで、さすがに色分け、可動、パーツ分割など、最新のには見劣りしますね。
それでも、念願のX3。
満足です♪
可動もこれでも十分動きますし、武装もX3だけじゃなくX1のまで付属の形だし。

気になる点はというと
・額の3の文字を、シールでも塗装でも難しいので、別パーツに
・ムラマサブラスターとか大型の武器なので、専用の持ち手が欲しい
・↑に＋して、重いので関節が負ける
・胸部の髑髏はスカルハートにもできるX1キットのを流用なのでガトリングの砲口がない

ベースであるX1のキットにも言える事
・太ももの外装パーツがよく緩む
・上腕がただ刺さってるだけなので、よく抜けてポロリ（武器持たせる時に外すということもできるけど）
・黄色のランナーがないわけじゃないので、塗り分けしづらい肩やX字スラスターのバーニヤも別パーツ化してほしい
・X字スラスターが緩い

部分塗装の箇所は
・額の３
・頬の赤いライン
・肩のバーニヤ
・X字スラスター横のバーニヤ
・ザンバスターのグレーの部分


ほとんど重箱の隅をつつくような点ばかりですｗ
F91などの小型の第2期MSのキット化という点では、あの当時にすでにある程度完成されたものだったんでしょうね。
それでも見劣るように見えてしまう最新キットが素晴らしい物ということなんでしょうか。

次はMGプロトゼロ！といきたいんだけど、22日にHGUCドーベンウルフZZver発売。
これまた待ち望んだキットです。
ドーベンウルフは好きなんだよね～