以前何シテルには画像を載せましたが、こんなものを購入しました。
箱に正体を書いたラベルが貼られていますが、中身は
新品のフロントアクスルハブ、安心の日本製でボルトはしっかり5本生えています。
ということで、5穴化への外堀を埋めるべく、ちびちびと必要部品を購入していくことにしました。こうすることで後に引き下がれない状態に…(笑)
このアクスルハブ、吊るしでは使わずに先駆者のRezaxさんの薦めを受けてロングハブボルトへ打ち換えをすることにします。
まずは既存のボルト抜きですが、色々調べた結果、ハンマーでボルトを打ち抜くという結論に達しました。
新品だしあっさり抜けるよ、とディーラーの人談、必要な道具材料をそろえいざ作業開始。
打ち抜くボルトにいらない袋ナットをねじ込み
音や衝撃が響かないように緩衝材を用意していざ打撃。
しばらくナットを叩いているうちに
ポロっとハブボルトが抜けました。ここら辺は新品だからこその容易さでしょうか。
抜けたところで代わりのロングボルトを圧入します。
用意したのはKYO-EIのハブボルトSBT、全長は52ミリで標準から10ミリほどロングと謳っています。並べてみるとこんな感じ
今回購入したアクスルハブ付属のハブボルト(90942-02049)は全長45ミリなので、実際は7ミリロングでした。スプラインはKYO-EI製の方が長く、こちらのほうがハブ本体への密着度がある感じでしょうか。
肝心のハブボルトの圧入ですが、手っ取り早いのはワッシャ、スペーサーを挟み、インパクトレンチを使ってナットで締め上げる方法、手回しでも出来なくはないですが、果てしない労力が必要そうなので、こんなものを購入
シガーソケット電源タイプの電動インパクトレンチ、ヤフオクで格安入手しました。
これを使って
ワッシャー、大き目のナット、ワッシャー、袋ナットの順で重ねて、インパクトレンチでナットを締め込みます。
普通に考えるとシガー電源で強いトルクをかけられるのか疑問ですが、動作に特徴があり、トリガーを引くと
きゅい~~~~ん、ガチン!
と一定時間モーターが空転した後、クラッチが繋がって一気に強いトルクを発生させてナットを締めていきます。一気に連続してトルクは掛かりませんが、これをひたすら繰り返すことによってじわじわと締めこんでいきます。
作業を繰り返すこと約5分、
ハブボルトが隙間なくアクスルハブに密着しました。ひとまず作業は成功のようです。こうやってみるとロングになっているのが一目で分かりますね。これはインパクトレンチ様々です。
あとはこれの作業を5本分ひたすら繰り返し
40分ほどで作業完了、全てのハブボルトがロングになりました。
新品未使用でまばゆいばかりの光沢があります。工業製品のこういった光沢を見るとうっとりしていまいます(笑)
とりあえず、フロントアクスルハブはもう1セット用意して同じくロングハブボルトに打ち換え、リアもワイドトレッドスペーサーと新ホイールの組み合わせによっては、逆に標準より短いハブボルトの打ち換えも必要になりそうな予感。こちらの作業は、時間をかけてじっくりと仕上げていきます。
整備手帳
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DIY | クルマ
Posted at
2017/09/23 21:28:30