エアコンパネル下にある小物入れのフタが再び壊れて閉まらなくなってしまいました。
症状は前回と同じく
本体側のフタを固定するピンが半分割れて手前側へ浮いている状態に。
ここの形状は
フタを固定するためのバネのテンションが常に手前側に向けてかかる形状、小物入れには音楽ソース用のiPhoneを格納していてかなりの頻度で開閉をしているため、結局長くはもたないといったところでしょうか。
前回は新品のパネルを買い直しましたが、パネル表面の塗装が面倒なのに加え、結構いい値段がするのと、ヤフオクでも出回る機会がかなり減ってしまったため、今回は補修をして対応することにしました。
ピンの部分は、以前
エアコンのルーバーを補修したときと同様に0.5ミリのピアノ線を差し込んで補強、今回は接着ではなくホットナイフにて熱溶着をしてみました。ポリプロピレン樹脂の細かい箇所は接着剤よりも熱溶着のほうが融通が利く印象ですね。
フタの固定用バネですが、これがある限り再度の破損は免れなさそうなので、今回の補修を機に外しました。代わりの固定方法を思案した結果
本体の縁の部分に6ミリの穴を開け
ここに100円ショップで売られているネオジム磁石を埋め込んでみました。さらに
フタ側にも内部の一部を削ってネオジム磁石を固定。
これらを組み合わせ
互いの磁石の力でフタが固定される仕組みに変更しました。
これにより
フタがピタッと固定され、振動程度の力では開くこともなくなりました。もちろん取っ手を引っ張れば容易にフタを開けることができます。
補修も済み、カローラへパネルを戻します。
色々と細工をした甲斐もあり、浮きもなくぴったりと収まりました。
ツラ具合はいい感じです。パネルの塗装はかなり劣化してますが…次はラッピングフィルムかなぁ。
今回の作業ついでに、ガムケースと化している灰皿の照明を
換えてみました。以前は灰皿裏に直接LEDライトを取り付けていましたが、純正と同じくエアコンパネル側にラゲッジルーム用の4発LEDを埋め込む仕様に戻しています。
光源と灰皿に間隔が空いてしましますが、そこはチップLED4発
照明としては十分機能する程度に光ります。これなら問題はないでしょう。
とにかく劣化は待ってくれません。カスタマイズ以上にメンテナンス補修にも力を入れないといけないでしょうが、普通の人は、こんなことするくらいなら買い替えたほうが手っ取り早いでしょうね。現に、メンテンナンスネタは特に反応もないですし(笑)
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Posted at
2021/05/23 20:08:37