パーツレビュー
現在進行形で進めているクルマネタに関連して、一つ気になっていたものが。
こちら、カローラの純正インテークパイプのエアクリボックス手前側。これを取り外すと
パイプの下から穴ぼこが登場。この先にはレゾネーターがインテークパイプと繋がっています。
外から見ると
こんな感じ。吸気音の低減や低速トルクの確保など、設置による効果はいくつかあるようですが、レゾネーターがない状態では果たしてどうなるか。ちょっと実験をしてみました。
とはいっても、レゾネーター本体を取り外そうとすると、バンパーを外す必要があり、結構大掛かりになるので、代わりに
こんなゴム製品を用意。ホームセンターで売られているゴム脚で100円也。これを
レゾネーターの穴にはめ込み、機能を殺してみます。レゾネーター穴の径は約34ミリ、ゴム脚の径は32~35ミリで、旨い具合に穴に引っかかって固定できました。
後はインテークパイプを元に戻し、いざ試走。
まず、吸気音は…特に気になるところはなし。他のロードノイズにかき消されているのか大きくなったような印象もなく、共鳴も感じられませんでした。
次に低速トルク…発進時気持ち加速がマイルドになったような?若干低速トルクが落ちた可能性はありますが、これも日常使用には全く支障のないレベルでした。
その他も特に気になる点はなし。なので、今の仕様においてはレゾネーターを撤去しても問題はなさそうです。
1ZZエンジンはインマニにもレゾネーターが併設されていますし、
ビッグスロットルや
スロットルスペーサー等で気にならない状態になっているのかもしれません。
これで、新ネタの展開も前進できるのが確認できたところで、さらなる吸気ネタを。
こんなものを購入してみました。シエクルのレスポンスブレードです。
純正のエアフロメーターに取り付けることで、センサーへの空気流入量を増大させ、加速特性を向上させるとか。実際のインテークの空気流入量に変化はないので、早い話、エアフロメーターを騙すことで燃料値を変化させるパーツのようです。
取り付けは特に難しくなく、付属の両面テープを使って
エアフロメーターに貼り付けます。このブレードは各エアフロメーターに合わせた専用設計になっているので、特に調整も必要なく取り付けできます。ちなみに、購入したのは品番「RB-1A」です。
取り付け後の状態は
こうなります。穴の径を小さくさせ、その分センサーへの流入量を増やすような仕組みになっています。
真横から見ると
空気は右から左に流れていく仕組み。穴の径や、下端のブレードの形状や角度がキモなのでしょうね。
サクッと取り付けも済み、エアフロメーターをクルマに戻して再び試走…悪くない感じです。レゾネーター埋めでややマイルドになった発進に力強さが戻りました。下道を走る程度の回転数だと、アクセルの踏み込み量がやや減った印象?走りづらさは特に感じられず、取り付けはひとまず成功でしょうか。
エコノミーエンジンの悪あがき感は拭えませんが、これはこれで弄る楽しみも一応はあるかなぁ、と(笑)
Posted at 2020/04/19 19:37:35 | |
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