ここにきて色々とリフレッシュネタを進行させていますが、次なるネタとして、DIYにて
スロットルボディの清掃を行うことにしました。今回は車両から完全に取り外し、単体で徹底?清掃を行う予定です。
事前に予習や工具ケミカル等を調達し、先週土曜日の夜に作業開始。
冷却水ホースの取り外しに多少難儀しましたが、無事に持ち帰り成功。
汚れていそうなスロットルボディのインマニ側を見てみると
拍子抜けするほど綺麗でした。
2年前に取り外したときは
ブローバイガスによる汚れが結構付着していたのと比べてもかなりの差が。先日行ったエンジンコンディショナー噴射の効果が多少なりともあったようですね。
後はネットでひどく汚れた画像をよく見かけるISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)も分解し見てみたところ
こちらも綺麗そのもの。バルブもスムーズに開閉し、特に機能に支障はなさそうです。
このあたりを重点的にケミカルで徹底清掃を、と目論んでいましたが、もろくも崩れ去りました(笑)
仕方ないので、とりあえずケミカルを利用して汚れ落としを一通り行い、清掃後は一枚一枚写真を撮りながら分解を続け
ほぼ全バラシとなりました。ISCVは特に目立った汚れもなかったのでこれ以上の分解はしませんでした。
無駄にバタフライを研磨してみましたが、果たして意味はあるのか?(笑)
一通りバラし終えた後は
スロットルボディ本体に丁寧にマスキングを施し
サビ隠し等を兼ねてシルバーに塗装し直しました。
今回はイチネンケミカルズのシルバーコートを利用、エナメル塗料を使用しており、アルミ金属の塗装で評判が良かったので使用してみました。ただ、気温が高すぎてシンナーが一瞬で揮発してしまい、表面がザラザラ気味ですが…
乾燥後、マスキングを剥がした状態。サビや汚れでくすんだ状態から比べて大分マシになりました。
塗装も終わり、後は再度組み立てていきますが、ひとつ忘れてはいけない作業が。
念入りに清掃を行ったことで、スロットルのボディとバタフライとの間塗布されていたモリブデンコートも洗い落ち、そこに隙間ができるようになりました。
これを再度埋めるべく
東名パワードのスロットルコートを筆塗りします。正直ここまでの容量は必要ないんですが(笑)
バタフライ部に
半円状に切り抜いたマスキングを裏表にそれぞれ貼り付けてから、隙間がなくなるようにスロットルコートを塗布します。
マスキング部が滲んでしまい、あまり意味はなかったですが、とりあえずバタフライの全周に塗布し、光に透かしても隙間は見えなくなりました。
その他の部品も元通りに戻して完成です。こうしてスロットル単体を見てみると、なんともメカメカしい構造をしているなぁと改めて思いました。
バタフライシャフトにはしっかりグリースアップを行い、スムーズに開閉が行われるようにしました。また、スロットルポジションセンサ―も併せて新品に交換しました。とくに不具合が出ていたわけでもないですが、部品代もそこまで高くなかったのでついでということで。
スロットルボディも無事に組み上がったところで、再度カローラに取り付け。
今回は作業ついでに
インマニもちょっとしたネタのために交換していますが、それは別ブログにて…
取り付けもそこまで苦労せず、無事取り付け完了。
一旦バッテリー端子を外し、ECU等のリセットをしてから再度学習を行わせ、近所をひとっ走り。特にアイドリング回転数やアクセルの吹けなどに不具合は感じられないので、ひとまず作業は成功でしょうか。結果的に清掃のつもりがほぼオーバーホールとなりました(笑)
スロットルボディがやけに目立つようになったエンジンルーム。くすんだ金属部品がついているよりは、ピカピカのもののほうが気分的にもいいですね。
今回のオーバーホールで、構造も何となく理解したので、その気になればレーシングシャフト加工なんてこともDIYでできたり?それについては今後のよう検討事項というとで。
そして、次なる?ネタもイギリスから到着。
こちらの取り付けはいつになるかなぁ…
Posted at 2020/08/12 18:57:23 | |
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