先日の
スロットルボディのオーバーホールに関連して、1ZZエンジンの吸気系について事前に色々と調べ物をしていたのですが、その中で120系カローラには装着されていない純正部品があったので、試しに取り寄せてみました。
1点目がこちら
材質はウレタン?柔らかくて弾力性のある素材です。
櫛状の独特な形状をしていますが、品名は「インテークマニホルドインシュレータ」とあります。
どこに取り付けるかというと
こちらは1ZZエンジン用の樹脂製インマニ
インマニのサージタンクとエンジン側インテークパイプの間に
ズボっと差し込みます。ここに合わせるために独特な形状をしていたんですね。
きっちり最後まで差し込むと
こんな感じで綺麗に収まりました。
この部品、車種設定が謎で、国内ではZZT230セリカとZZE136、138のみ登場から末期まで通しで装着されており、ZZW30MR-Sは登場から2か月のみの装着となっていました。
かと思ったら、ZZT24#プレミオ/アリオンとZNE1#ウィッシュの後期電子スロットル仕様になったときに新たに装着されるようになっています。でもって、これ以外の車種については、一度も部品設定がされずじまいでした。
インシュレーターと名付けられているだけあり、吸気音の低減や振動の吸収などの目的で装着されていたのではと思いますが、ものすごーくマニアックな部品だけに、調べても全く情報が出てきません。
部品装着の意味は追々調べていくこととして、今回は中古インマニを入手し、清掃の上でこのインシュレーターを取り付けました。それで、インマニにもうひとネタ仕込みます。
以前購入した、トヨタ純正モールディングテープ(アルミテープ)。こちらはレクサスLCなどに採用されているもので、表面がおろし金のようになっているタイプです。
これを
三等分してサージタンクの裏側に貼り付けてみました。これなら表からは全く見えません。以前からこのネタをやってみたかったのですが、今回ようやくその機会が訪れました。
話は戻って吸気系部品2点目
こちらは金属板の真ん中がメッシュでくりぬかれています。
横から見てみると
ハニカムメッシュがドーム状に膨らんでいます。
これの取り付け場所はというと
スロットルとインマニ入口の間に挟み込みます。こちらの部品はその名も「スロットルボデーガスケット」、MR-Sのみに設定されていた部品です。
【インマニ】-【通常ガスケット】-【本ガスケット】-【スロットル】
の位置関係で装着するようになっており、金属板の周囲にシール剤が塗布されているので、ガスケットの役割もしっかり果たしています。
ドーム状のハニカムメッシュはインマニに向かって膨らんでいくようになっています。
こちらの部品についても、調べても情報が全く出てきません。ハニカムメッシュには整流効果があるとのことで、それにより流速の増大なんてこともあるのでしょうか。
スロットルを完全に固定すると
ガスケットはちらっと見える程度です。
で、肝心の装着効果ですが、正直よく分かりません(笑)
インシュレーターの効果は特に体感できるものでもなかったですし、ガスケットについても、同時装着している
ビッグスロットルや
スロットルスペーサーと効果が重複しているのかもしれません。
とりあえず、装着による悪影響は共にないようなので、いつもの如く、手段ではなく目的な純正流用というオチがつきましたでしょうか(笑)
話は変わって、先日久々に
メガウェブへ足を運んでみました。コロナ緊急事態宣言降は初めてです。
いつもは外国人観光客で賑わっていましたが、流石に姿はなく、代わりに夏休み中の日本人が多めにいました。
期間展示では
中国仕様車が数台展示されており、先代の170系カローラも鎮座していました。
中国仕様と言えばこのエンブレム。
カローラは通常の展示車と同様に車内に座ることもできます。
ハイブリッドでも2眼メーター、やっぱり2眼メーターはいいなぁ。
GRヤリスRZもいました。こちらは車内には入れませんでしたが(笑) 通常のGRは別のブース展示されており、そちらは車内に入れたようです。
ブレーキ大きいなぁ~
今回は久々に純正流用にチャレンジできそうなネタがいくつか見つかりました。ただ、装着に成功したところで、全く気付いてもらえないのは明白でしょうけどねぇ(笑)
Posted at 2020/08/14 18:40:36 | |
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